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島暮らしのススメ

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島暮らし推奨!離島暮らしのアレコレを25歳女子の視点から書き綴りました。
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2021年8月の記事一覧

心と時間に余裕があると趣味は増えていく

心と時間に余裕があると趣味は増えていく

島暮らし最高!と胸を張って言えるのだが、その1つに「心と時間に余裕ができた」ことがある。

心と時間に余裕ができると、「大いに人生が楽になる」ということを身をもって体感している3年間でもある。私の性格上、楽しいと同じくらい「楽ちん」であることも大切にしているし、しなければならない。

電車で通勤していた頃は、満員電車で往復2時間かけて通勤し、好きでもない仕事をして忙殺され、休日は夕方まで寝て終わる

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島暮らしのデメリットと、島暮らしに向いている人

島暮らしのデメリットと、島暮らしに向いている人

このnoteを始めてから今まで、
「関東から、何の縁もゆかりも無い離島へ20代女子が単身移住した視点」
で、島事情や島暮らしの様子をポジティブな面を捉えて書き記してきた。

過去の私のように、今生きている場所が何か違うと感じている人や、島(田舎)へ移住してみたいけれど実際にはどうなの?という人の背中を、少しでも押せる記事を書くことをモットーにもしてきた。

けれど、表裏一体という言葉のように、島暮

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少ないからこそのいいこともある。

少ないからこそのいいこともある。

私の住む島の人口は、約2000人ということになっている。
スーパーで働いているが(もちろんスーパーに来ない人がいるにしても)、2000人もの人が、この島にいるようには思えない。

島は65%がお年寄りの超高齢化社会だ。
20代は数える程しかおらず、40代や50代の方たちが若い衆と呼ばれる世界線にある。
職場でも20代は私だけで、働き出した頃から、比べられるということがないので気が楽だった。都会にい

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島を出たら行く場所(買うもの)リスト

島を出たら行く場所(買うもの)リスト

私の住む島にあるお店は、1軒のスーパー兼ホームセンター(サラダ館やオールドファッション服もある)と、小さな商店がいくつかと、これまた小さな薬局くらいなもので、フェリー代がかかっているから仕方のないことなのだが、物価も高い。

18時には店はおおかた閉まってしまうし、品揃えが若者が欲しいものはないのが実情なので、以前に書いた「島暮らしで恋しくなるもの」と題したnoteも照らし合わせながら読んで頂けた

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標準語で23年生きてきた女が、伊予弁に3年囲まれた結果

標準語で23年生きてきた女が、伊予弁に3年囲まれた結果

生まれも育ちも埼玉県。

父(埼玉)も母(青森)も標準語で話し、島に単身移住するまで、標準語しか飛び交わない環境で23年間生きてきた。

小学生の頃、仲の良かった友達のお母さんが、関西弁のお父さんと結婚して自分も関西弁になってしまったと言っていて、そんなことがあるのか?と高学年の私は疑問に思っていたが、今の自分だと、とてもよく分かる。

職場のスーパーは、ネイティブな方言をスピードラーニングするの

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カレーも島暮らしも、スパイスから作るよりルーで作ってアレンジしたい。

カレーも島暮らしも、スパイスから作るよりルーで作ってアレンジしたい。

山盛りに貰ったトマトをマジックブレッドという優秀なミキサーもあるし(先月、喧嘩した道すがらにあった電気屋で買った)、トマトチキンカレーにして沢山消費しようと、創作カレーに勤しんでいた日暮れのキッチンで頭に湧いてきたことを書き残そう。

カレーも島暮らしも、0から作り出すのではなく、ベースの既にあるところで我流にアレンジしていたいのが私で、今までこのことを上手く言葉にできず、自分の中でもかみ砕けてい

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島暮らしと海での時間

島暮らしと海での時間

島暮らしを始めて3年目。
正確には2年と2ヶ月が経った。
島は当たり前だけれど海に囲まれているので、行きたくなったらすぐに海に辿り着ける。
生まれも育ちも埼玉県(海なし県)の私にとっては、海が側にあることが新鮮で、特別なことに思えた。

島に移住を決めた1番の理由は、人の温かさと移住者が多いことだったが、2番目は海が近くにあることだった。

この景色を目の当たりにしたら、心持ちが穏やかでいられた。

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