水谷健吾

小説家/脚本家/YouTuber/「食糧人類」原案/決定版「小説生計を立てるまで」ht…

水谷健吾

小説家/脚本家/YouTuber/「食糧人類」原案/決定版「小説生計を立てるまで」https://note.mu/mizutanikeng/n/ndc9e8df2faf1

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プロフィール

経歴1990年11月9日生まれ。愛知県出身。作家、脚本家 Twitter:@mizutanikeng メールアドレス:mizukenrisu@gmail.com 出来ること主に物語を書くことを仕事にしています…

水谷健吾
4年前
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舞台「十字路」裏パンフ (データ版)

※2024年6月6日〜9日に王子小劇場で上演した「十字路」の裏パンフのデータ版です。劇場で販売されていたものと内容は同じとなります。

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水谷健吾
4週間前

作家にとって必要な、精神安定剤の話

水谷です。作家、脚本家をしています。先週、体調を崩してしまいまして39.9という人生で最高体温を叩き出していました。2回病院に行って、2回鼻から長い棒を突っ込ま…

水谷健吾
4か月前
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いつかあなたは教育の仕事をする、と言われた日

英語の参考書を出版することになりました。タイトルは「イミコワ英語」。 「意味がわかると怖い話」で中学英語の基礎文法を学べる参考書となっています。 まさか自分が教…

水谷健吾
5か月前
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帰省に伴う過去と未来(日記)

忘備録のようやメモのような雑記 ◯年末の恒例行事 ・年末になると今年1年の仕事をまとめるのが恒例(前回のnoteがそれ) ・一年の振り返りを書くついでに、前回の振り返…

水谷健吾
6か月前
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2023年の振り返り

今年もお世話になりました。恒例の(恒例なんです)今年の振り返りを。 2022年の振り返り 舞台「新宿コントレックス」コントライブ「新宿コントレックス」に参加し、短編…

水谷健吾
6か月前
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お盆怪談「空席」

 ついさっきの出来事なんですけど、ちょっと、ぞくっとする場面に遭遇しまして、そのことについて書きたいと思います。  ことが起きたのは、実家のある愛知へと向かう東…

水谷健吾
11か月前
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舞台『クロスワード』裏パンフ

2022年4月20日〜24日に上演した『クロスワード』の裏パンフ(PDFデータ版)です。 『クロスワード』の登場人物たちの裏相関図と2種類のクロスワードパズルの答…

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水谷健吾
1年前

舞台『クロスワード』上演台本

2022年4月20日〜24日に上演した『クロスワード』の上演台本(PDFデータ版)となっています。

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水谷健吾
1年前

舞台『カメレオン』上演台本

2023年6月15日〜18日に上演した『カメレオン』の上演台本(PDFデータ版)となっています。

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水谷健吾
1年前

2022年の振り返り

2022年も大変お世話になりました。仕事が無事に納まったので今年の振り返り。 「2021年の振り返り」https://note.com/mizutanikeng/n/ncab44922e905 TikTok勝手に作って…

水谷健吾
1年前
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2021年振り返り

今年もお世話になりました。紅白を見ながら2021年の振り返りを。 2020年の振り返り https://note.com/mizutanikeng/n/n430ee2dc48e0 アディダスジャパン『充電ラン』 …

水谷健吾
2年前
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短編小説「進言地」

「私たちを助けた方が良いですよ」 大森さんがそう語るのを私は聞いていました。新潟県の北東部に位置する釜水市は新たに進言地に指定された地域で、大森さんはこの釜水市…

水谷健吾
2年前
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短編小説「マスクを忘れた」

「マスクを忘れた」 そのことに気づいた瞬間、全身の血の気が一気に引いた。大学の講堂へ入っていく人々が、怪訝そうに私の顔を見ている。 背中を嫌な汗が伝い、頬が真っ赤…

水谷健吾
2年前
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2020年の振り返り

2020年もお世話になりました。世界規模の疫病が流行る中、大きく体調を崩したり事故に遭うことなく、無事今年を終えることができそうです。 2019年は舞台脚本をひたすた書…

水谷健吾
3年前
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『カメラを止めるな!』を観て、自分はみっともねえ奴隷だと知った話

映画「カメラを止めるな」水谷健吾です。脚本家をしています。新型コロナウィルスによって大きな打撃を受けたエンタメ業界ですが、あれやこれやとオンラインで出来ることを…

水谷健吾
4年前
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プロフィール

プロフィール

経歴1990年11月9日生まれ。愛知県出身。作家、脚本家

Twitter:@mizutanikeng
メールアドレス:mizukenrisu@gmail.com

出来ること主に物語を書くことを仕事にしています。舞台脚本、映像脚本、漫画原作、小説。媒体はさまざまです。たまに舞台の演出をしたりもしています。

得意なことコメディとホラーが得意です。
舞台、映像系ならコメディ。漫画原作、小説ならホ

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舞台「十字路」裏パンフ (データ版)

舞台「十字路」裏パンフ (データ版)

※2024年6月6日〜9日に王子小劇場で上演した「十字路」の裏パンフのデータ版です。劇場で販売されていたものと内容は同じとなります。

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作家にとって必要な、精神安定剤の話

作家にとって必要な、精神安定剤の話

水谷です。作家、脚本家をしています。先週、体調を崩してしまいまして39.9という人生で最高体温を叩き出していました。2回病院に行って、2回鼻から長い棒を突っ込まれ、結果的にコロナでもインフルでもありませんでした。

んで、ようやく体調も戻り、さあ6月の舞台脚本を書こうかしらと思っていたのですが、これがもう、全く進まない。なぜだ。風邪で丸1週間なにもしていなかったせいなのか。いや、そういえば去年末か

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いつかあなたは教育の仕事をする、と言われた日

いつかあなたは教育の仕事をする、と言われた日

英語の参考書を出版することになりました。タイトルは「イミコワ英語」。

「意味がわかると怖い話」で中学英語の基礎文法を学べる参考書となっています。

まさか自分が教育の本を出すとは。人生とはわからないものです。同時にふと、昔のことを思い出しました。西武新宿線沿線に住んでいた学生時代のことを。



 だし巻き卵の美味い、小さな焼き鳥屋でした。向かいには同じ塾講師をしている同僚が座っていて、わずか

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帰省に伴う過去と未来(日記)

忘備録のようやメモのような雑記

◯年末の恒例行事
・年末になると今年1年の仕事をまとめるのが恒例(前回のnoteがそれ)

・一年の振り返りを書くついでに、前回の振り返りも読み直したりしている

・見返すと「この時ってこんなこと考えていたなぁー」「プライベートでこんなことがあったなぁ」とか思い出してけっこう良い

◯写真フォルダを見返す
・今年は写真フォルダも見返してみた

・スクショした写真を

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2023年の振り返り

2023年の振り返り

今年もお世話になりました。恒例の(恒例なんです)今年の振り返りを。

2022年の振り返り

舞台「新宿コントレックス」コントライブ「新宿コントレックス」に参加し、短編「クロスワード」を上演しました。もともと主催団体であるアガリスクエンターテイメントさんに憧れてコメディの舞台を書き始めたので、本当に夢のような時間でした。
同時に、演出家としてもっともっとこだわらねばと自覚するきっかけになりました。

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お盆怪談「空席」

お盆怪談「空席」

 ついさっきの出来事なんですけど、ちょっと、ぞくっとする場面に遭遇しまして、そのことについて書きたいと思います。

 ことが起きたのは、実家のある愛知へと向かう東海道新幹線の車内でして、そもそもから説明させてもらいますと、帰省するにあたって僕は新幹線の指定席を予約していました。ただ、出発時刻を勘違いしており、予約していた新幹線に乗れなかったんです。
 そのことに気づいたのは東京駅に着いてからでして

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舞台『クロスワード』裏パンフ

2022年4月20日〜24日に上演した『クロスワード』の裏パンフ(PDFデータ版)です。

『クロスワード』の登場人物たちの裏相関図と2種類のクロスワードパズルの答えが載っています。

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舞台『クロスワード』上演台本

2022年4月20日〜24日に上演した『クロスワード』の上演台本(PDFデータ版)となっています。

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舞台『カメレオン』上演台本

2023年6月15日〜18日に上演した『カメレオン』の上演台本(PDFデータ版)となっています。

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2022年の振り返り

2022年の振り返り

2022年も大変お世話になりました。仕事が無事に納まったので今年の振り返り。

「2021年の振り返り」https://note.com/mizutanikeng/n/ncab44922e905

TikTok勝手に作っているだけだし、お金になっているわけでもないので「これ、仕事と呼べるのか?」って感じなんですが、本業の合間にせっせと作っていました。30〜60秒のショートショートな動画です

音声

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2021年振り返り

2021年振り返り

今年もお世話になりました。紅白を見ながら2021年の振り返りを。

2020年の振り返り https://note.com/mizutanikeng/n/n430ee2dc48e0

アディダスジャパン『充電ラン』

短編舞台『約束の場所』

3月公演で使うはずだった集中稽古場を使い、15分程度の舞台作品を作りました。3日間で役者たちとアイデア出しから脚本執筆、稽古、本番撮影まで行いました。

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短編小説「進言地」

「私たちを助けた方が良いですよ」

大森さんがそう語るのを私は聞いていました。新潟県の北東部に位置する釜水市は新たに進言地に指定された地域で、大森さんはこの釜水市の65代目の町内会長さんにあたります。

私が釜水市を訪れることになったのは全くの偶然でした。このブログを読んでいる方はご存知だと思いますが、私の所属する学生団体『シンビオウシス』は主に地域に根付いたボランティア活動に勤しんでいます。

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短編小説「マスクを忘れた」

「マスクを忘れた」
そのことに気づいた瞬間、全身の血の気が一気に引いた。大学の講堂へ入っていく人々が、怪訝そうに私の顔を見ている。
背中を嫌な汗が伝い、頬が真っ赤になっていくのが自分でも分かった。
「どうしよう…」
完全にやってしまった。マスクが無いと会場に入ることさえできない。どこかで買えないだろうか。いやそんな簡単に売っているモノじゃない。
焦りと後悔で頭の中がパニックになる。
その時、
「お

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2020年の振り返り

2020年もお世話になりました。世界規模の疫病が流行る中、大きく体調を崩したり事故に遭うことなく、無事今年を終えることができそうです。

2019年は舞台脚本をひたすた書きました。自主公演や知り合い主催の公演など、自分ともともと関係のあった人たちと舞台を作りました。

一方、2020年は引き続き周りの仲間たちと舞台を作りつつも、外部からのお仕事が少しずつ増えていったような気がします。あとはコロナ禍

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『カメラを止めるな!』を観て、自分はみっともねえ奴隷だと知った話

映画「カメラを止めるな」水谷健吾です。脚本家をしています。新型コロナウィルスによって大きな打撃を受けたエンタメ業界ですが、あれやこれやとオンラインで出来ることを探しています。

そんな中、映画『カメラを止めるな』のチームがリモート作品を製作したというニュースを目にしました。

「すごいな。俺も頑張っていかないとな」と思いながらも、ふと『カメラを止めるな』を観に行った時のことを思い出しました。確か、

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