2020年の振り返り

2020年もお世話になりました。世界規模の疫病が流行る中、大きく体調を崩したり事故に遭うことなく、無事今年を終えることができそうです。

2019年は舞台脚本をひたすた書きました。自主公演や知り合い主催の公演など、自分ともともと関係のあった人たちと舞台を作りました。

一方、2020年は引き続き周りの仲間たちと舞台を作りつつも、外部からのお仕事が少しずつ増えていったような気がします。あとはコロナ禍ということでリモート系の作品にもいくつか関わりました。

NYにいったよ(19年12月〜20年1月)

年末年始はニューヨークにいました。初めて海外で年を越すという経験をしました。

これが2020年初のツイート。

舞台『舞台浸水』脚本・演出(1月)

脚本・演出を担当した『舞台浸水』の公演をおこないました。本番直前に台風の影響で舞台が水浸しになってしまった劇団を描いたバックステージコメディです。

DVD:https://kan-geki.com/store/products/detail.php?product_id=3460

謎解き『クロステンの謎』(2月)

友人の大塚くんの紹介で新潟県十日町の道の駅を舞台にした謎解きを作成しました。

「クロステン」ポスター

この仕事がきっかけでリアル脱出ゲームを知り、リモート期間中は大ハマりしました。

あとはSNSで #ホラー謎解きを 作って投稿してみたり。

「ZOOM演劇」脚本・演出(4月~5月)

コロナ禍でZOOM演劇をはじめました。短編をいくつか作ったのち、連作短編集『自粛病』を配信。

オンライン公演 『けたくまデスゲーム』脚本(6月)

いつもお世話になっている氏さんのご紹介で、株式会社チョコレイトさんのオンライン公演の脚本を担当しました。

画像2

リアルタイムの意見を反映させて物語が分岐していくデスゲーム作品。11月公演に出演してくださった鈴木さんとはここで出会いました。

一緒に制作をした氏さん、エーチャンさんとはこの後、定期的にボードゲームをする仲に。

オンライン公演『付きまとう男』脚本・演出(7月)

中川ミコさんと一緒にオンライン公演を作りました。手探りと手作り感満載の作品でしたが、かなりの手応えがあった企画。2021年に第2弾がやりたい…。

執筆&稽古期間(8〜10月)

チャット小説アプリ『テラー』にて『奴隷チップ』『ペット人間』が公開されました。

スクリーンショット 2020-12-31 17.40.57

あとは11月舞台の執筆&稽古だったり、年末や2021年のお仕事の打ち合わせだったりをしながら、淡々と夏が過ぎていった気がします。

舞台『どんでん返しを求めて』脚本・演出(11月)

timeline_20200919_232405のコピー

どんでん返しが流出した劇団が脚本会議をおこなうコメディでした。尊敬する劇団の役者さんが出演をしてくれ、来年の舞台にも出てくれる役者さんにも出会え、本当に色々な出会いをもたらしてくれた作品です。

舞台『つじつま合わせのタイムパトローラー』脚本(11月)

【チラシ】つじつま合わせのタイムパトローラー

タイムパトローラーの苦悩を描いたタイムスリップコメディ。劇団EXPO2020最優秀作品賞を受賞しました。

コントライブ「笑えないクリスマス もぐら殺人事件」脚本協力(12月)

画像5

氏さんのご紹介でコントライブの脚本をお手伝いさせていただきました。こういう関わり方は初めてで、本番公演を見て「おぉ、こうなるんだ」と感動しっぱなしの90分でした。楽屋挨拶した時、芸皆さんがとても優しかった。

2020年を振り返って

舞台公演・オンライン公演合わせて7本の長編作品に関わることができました。謎解きだったり、お笑いだったりと、デスゲームだったりと、本当に色々なジャンルで書かせてもらいました。

1年を通して「自分らしい作品ってなんだろう」みたいなことをよく考えていたと思います。それがプレッシャーのように感じることもあれば、進むべき指針にもなったり。

また、出演してくれる役者さんやスタッフさんの力を借りることで脚本的な課題を解決することが何度もありました。自分1人の限界とそして周りの力の借り方を知った1年でした。

謎解き公演・映像脚本のお仕事を募集しています

舞台脚本・演出に関しては、いま僕の周りにいる人たちとより面白い作品を探求していきたいと考えています。

平行して「謎解き」や「映像の脚本」もやりたいなーと思っています。コメディに限らず、ミステリー、ホラー、騙し合いなどなど。お仕事の依頼をお待ちしています。

mizukenrisu@gmail.com

2021年に向けて

短編作品をつくっていきたい

2020年が始まる時「出来るだけ脚本以外の仕事は入れないようにしよう」と決めました。短編系の作品やホラー小説はちょっと抑えめにしようかなと。

今年1年やってみて意外にもそういう小さな仕事が自分の中で気分転換になっていたんだなと気づきました。現在進行形で手がけている作品がたった一つしかないと「これを名作にしなきゃ」と肩肘張り過ぎてしまうというか。

この辺は作家さんによって様々だと思うんですけど、自分としては短い作品をいくつか抱えながら、長編脚本を書くというのが性に合っているんじゃないのかなーって感じです

名作100本を見る

「とりあえず観ておくべき名作映画100」というリストを全部見ようとしていまして、ようやくあと20本ほどになりました。来年の早いうちには達成したい

体験をしたい

4年くらい前から旅行好きの友人に誘われ、海外旅行をするようになりました。色々な脚本家さんの作品を見れば見るほど「実際に自分が体験した」という強さって大きいなと思っていまして、こんなご時世ではあるのですがもっと色々な体験をしたいです。面白そうなイベントがあれば是非誘ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?