空気を編むうた唄い

詩など日常のことを綴ります。 これからどんどん数が増えてくると、読みにくくなるかもです…

空気を編むうた唄い

詩など日常のことを綴ります。 これからどんどん数が増えてくると、読みにくくなるかもですが、いつでもお読みください。 おおまかに、『』書きのタイトルは作品ぽく仕上げてて、普通のタイトルのは日記やレポートになっています。

記事一覧

『哲学の氷』

いつもの襟シャツとズボンを纏っている 日常から非現実の間を行き来する。明日は、今 歩く速度もスローモーションになる。いつしか、 身体は波打つ。心臓の躍動、光の音…

シルバーグリーン色に近い植物。なんていう種類だろうな。

『3倍速しゃれこうべ』

おしゃべり べしゃり ベンジャミン ジャスミン ジャスティス 斜線 洗車 しゃみせん 旋風機 キーマカレー ニライカナイ しゃれこうべ を こうやって 1、2、3倍速…

レモントマトスパゲティ

ちょっと元気なかったので、夜は外食した。 レモントマト以外に、角切りハムやズッキーニも入ってておいしかった。ちょうど最近ズッキーニを食べたいなと思ってたので、タ…

『空気の哀しみ』

わたしは 生けるもの全ては 空気から生まれて 空気になってしまう この世界は そういう運命の上に のって存在している わたしは よく笑い よく悲しみ いっぱいの希望を か…

これを読んだら、きっと脳内ひぽぽたます症候群になってしまうだろう

なぞなぞをしよう 「カバって英語で何ていうか知ってる?」 「んーと、CAVA(キャヴァ)とか?」 なに言ってるの違います。 全ッッッ然違いますのよ。! 正解は…。 「…

『ぽぽたむる』

ひぽぽたます ダマスカス アムステルダム マダガスカル たんぽぽ タコス ポタージュ ジュテーム ゆたんぽ ポンタ ぼた餅をほおばる スープは味噌汁 主食は白米 クマ…

『六期ディレイ』

古びたギター 久しぶりに掻き鳴らす Cコードから始まる 王道リズム せーので歌った あの歌詞を今から一緒に 少しくらいずれたって構わない 大きな声で思いっきり! 古…

『やだもんちゃん』

こどもだったとき テレビで見てたアニメをときどき思い出す。 きみどりのトレードカラー、何にでも「やだもん」と答えるあのこの名は ”やだもん”ちゃん わたしはあれか…

絵本喫茶にて

少し遠い本屋さんに行ったのですが、イベントスペースで「絵本喫茶」という催しが行われていた。小さい古本市と、絵本に因んだメニューのごはん等などがいろいろあり楽しか…

『しゃもじの由来』

「”しゃもじ”って何でしゃもじって言うねんやろ」 しゃく しゃくやく ひしゃく しゃくはち しゃらく 「しゃもじ」の由来について話してた けど、あまりわからなく…

にくめない窓

幼稚園児だったか小学生だった頃、家の窓とか壁とかにシールを貼りまくった。私はハム太郎とか猫とかプリクラやらを、一つ一つが見やすい感じに間隔を置いて貼ってたらしい…

『青いタタン』

青い海 青い空 どこまでも 染まってく青い地平線 青い 私たちの星 私たちは青い 何もしらない 今になっても 昔から そのままに 優しさに包まれて あたりまえの顔して ず…

令和も初の初日の出

今年は 旧友を誘って、初日の出を見に行った。初日の出も再開も久しぶり。 朝の5時前は真っ暗。電車の発車に遅れないよう、友と近くの交差点で待ち合わせ。空気の冷たさ…

『陶器の水』

水、透明のようでいて それは確実に 陶器だった 乳白の表面は ただ 波打つこともなく、 どこまでも 続く 遠く その先に何があるのだろう 何かあるのだろうか 2トーンの景…

『哲学の氷』

いつもの襟シャツとズボンを纏っている

日常から非現実の間を行き来する。明日は、今

歩く速度もスローモーションになる。いつしか、

身体は波打つ。心臓の躍動、光の音に合わせて

影がさした。それさえも、美しさとなる

初めて自分と向き合う

シャツのボタンを一つとって、腹をのぞいた

そこは、風穴だ。深い深い 闇 そこへ

ありったけ 手を伸ばして 探して

弄った 探し出して 掴んだ

見つけ

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シルバーグリーン色に近い植物。なんていう種類だろうな。

『3倍速しゃれこうべ』

おしゃべり べしゃり ベンジャミン

ジャスミン ジャスティス 斜線

洗車 しゃみせん 旋風機

キーマカレー ニライカナイ

しゃれこうべ を こうやって

1、2、3倍速でもたげる

もったり モッツァレラ

そういえば チーズを食べたい

レモントマトスパゲティ

レモントマトスパゲティ

ちょっと元気なかったので、夜は外食した。

レモントマト以外に、角切りハムやズッキーニも入ってておいしかった。ちょうど最近ズッキーニを食べたいなと思ってたので、タイムリーな食事だった。

「レモン食堂」というカフェ&バー(?)みたいな雰囲気のごはん屋さん。
外観はおしゃれな感じで、いつもは混んでるイメージがあったけど、今夜は空いていた。

入ってみると結構アットホームな雰囲気がした。カウンターはこ

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『空気の哀しみ』

わたしは
生けるもの全ては
空気から生まれて
空気になってしまう
この世界は そういう運命の上に
のって存在している

わたしは
よく笑い よく悲しみ
いっぱいの希望を かき集めて
どうにも絶望に 会ったりもする

今、確かに生きている
心が、確かに泣いている

なのに 風はいつもと同じように吹いて
草木は季節のとおり いつも通り揺らめいて
夜空の真ん中で一つ あたりまえに月は満ち欠け
こうやって

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これを読んだら、きっと脳内ひぽぽたます症候群になってしまうだろう

なぞなぞをしよう

「カバって英語で何ていうか知ってる?」

「んーと、CAVA(キャヴァ)とか?」

なに言ってるの違います。

全ッッッ然違いますのよ。!

正解は…。

「hippopotamus(ヒポポタマス)」

…ちょっとコケそうになる。そしてなんともポップで楽しい響きの単語なの。ごつい感じの動物だと思ってたのに、ヒップポップ、みたいな見た目のつづり。そうだったの。ずるくないの。ポが2

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『ぽぽたむる』

ひぽぽたます ダマスカス

アムステルダム マダガスカル

たんぽぽ タコス ポタージュ

ジュテーム ゆたんぽ ポンタ

ぼた餅をほおばる スープは味噌汁

主食は白米 クマガイ すまないかい?

ぽます ポマード ポメラニアン

ポケット ぽえむ ポパイ

パイポ パイポの

ぷーりんがん

『六期ディレイ』

古びたギター 久しぶりに掻き鳴らす

Cコードから始まる 王道リズム

せーので歌った あの歌詞を今から一緒に

少しくらいずれたって構わない

大きな声で思いっきり!

古びたギター 掻き鳴らす

歌の意味は 覚えてない

だれと歌ったか 忘れちゃった

「なんだよそれ」ってつっかかるかもね

だってでもさ、そういうもんじゃんよ

Cコードのリズム 久しぶりに掻き鳴らす

六拍子もいいところ

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『やだもんちゃん』

こどもだったとき テレビで見てたアニメをときどき思い出す。

きみどりのトレードカラー、何にでも「やだもん」と答えるあのこの名は ”やだもん”ちゃん

わたしはあれから年齢的におとなになった。いかほどの人が あのこの事を思い出すんだろう。まず 知ってる人はどれくらい いるのだろうか。

もう ”おとな”になったのか。だけど、わたしはあのこのことを思い出す。
「いやだもん」のセリフ。

こどもだから

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絵本喫茶にて

絵本喫茶にて

少し遠い本屋さんに行ったのですが、イベントスペースで「絵本喫茶」という催しが行われていた。小さい古本市と、絵本に因んだメニューのごはん等などがいろいろあり楽しかった◯

今回は母と父と車に乗って行ってきた。母はそこそこの反応でまぁよかった。ただ、父には可哀想なことになってしまったのが残念だった…。父が車運転担当で、別行動でデパートまで行って駐車して、そこのごはんを食べるとのことだった。しかし駐車で

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『しゃもじの由来』

「”しゃもじ”って何でしゃもじって言うねんやろ」

しゃく

しゃくやく

ひしゃく

しゃくはち

しゃらく

「しゃもじ」の由来について話してた

けど、あまりわからなくて「しゃ」のつく単語をいろいろ考えて 列挙した 次は 殿さまがよく持ってる”しゃく”の話に変わる。あれは何に使うためのものだろな?

どれも結局は由来がわからないままに、とりあえず お水を張ったお椀につけといた

「しゃもじ」

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にくめない窓

幼稚園児だったか小学生だった頃、家の窓とか壁とかにシールを貼りまくった。私はハム太郎とか猫とかプリクラやらを、一つ一つが見やすい感じに間隔を置いて貼ってたらしい。兄は敷き詰めるようにマリオやらキングコングやら、なんかキラキラのとかミラーのとか、たぶん私の倍の数を貼りまくってた、らしい。兄の貼ったシールたちがなんかいい感じかもしれない。もう記憶が無いくらいむかしだけど、なんかあの頃はよかったなー。

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『青いタタン』

青い海 青い空
どこまでも 染まってく青い地平線
青い 私たちの星

私たちは青い 何もしらない
今になっても 昔から そのままに
優しさに包まれて あたりまえの顔して
ずっと ずっと 願っている
宇宙彼方に羽ばたけること
何も無いなかに住うこと

怖いな

火にかけたポットが沸騰する笛の音
朝になって私を呼ぶ君の声
出発の時のおきにいりの革のバッグ
足をすっぽり包んで軽い歩きやすい靴
高台から

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令和も初の初日の出

令和も初の初日の出

今年は 旧友を誘って、初日の出を見に行った。初日の出も再開も久しぶり。

朝の5時前は真っ暗。電車の発車に遅れないよう、友と近くの交差点で待ち合わせ。空気の冷たさを忘れて向かった、道に人は少ない、うまく撮れない写真。

電車に乗ると意外に人がいた。喋り合う女子3人 若いカップル 座席で眠る男 キャリーケースを持つ旅路の男子たち。夕方20時かと錯覚する。友と話しながら、目的地へまっすぐ向かう電車の中

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『陶器の水』

水、透明のようでいて それは確実に 陶器だった
乳白の表面は ただ 波打つこともなく、
どこまでも 続く 遠く

その先に何があるのだろう
何かあるのだろうか

2トーンの景色に囚われた とらわれてしまった
一歩踏み出してみた

透きとおる どこかで聞いたことがある
笛とか ベルとか お皿とかの
なつかしい 思い出の ものがたり

風に なびかせた 髪の
すき間から 通り過ぎていった セキレイた

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