マガジンのカバー画像

子育ての覚書

81
運営しているクリエイター

#子どもの成長記録

【覚書】母はいつだって片想い

【覚書】母はいつだって片想い

朝、雨が降っていた。
息子は駅まで自転車で行くのだが、雨の日はバスで行く。
我が家は山の上にあり、バス停までも10分かかる。
玄関で息子が靴を履くのを見ていたら、
息子が「あーもうっ!!!!」と苛立った声を出す。
「だから、この靴濡れるから嫌やって言ったやん!!!」と。
そういえば数日前も雨が降って、そんなことを言っていた。
この靴は水が染み込みやすいとかなんとか。

「嫌や。もう履きたくない。」

もっとみる
【覚書】インガは巡るのか30年経っても同じことをしている私

【覚書】インガは巡るのか30年経っても同じことをしている私

中学1年生の時、二つ年上のサッカー部の先輩に恋をしていた。

恋に恋をしているような浮かれたものだったけれど、
その先輩の姿を見るために、一日中学校を駆けずり回っているような
日々を送っていた。

私はテニス部で、テニス部のコートはグランドとは別のところにあったけれど、
1年生は壁打ちで、グランド横の壁に移動して
壁打ちをする、という時間があったので、
壁打ちをしながら、サッカー部の様子をチラチラ

もっとみる
【覚書】たまには休むことも必要

【覚書】たまには休むことも必要

私は子どもの頃、割とズル休みをする子だった。
「頭がいたい」
「お腹が痛い」
バリエーションはそんなになかったが、
なんとなく行きたくなかったのだろう。
親には「行け!!!」と言われてランドセルを外に放り出されて、
それでも頑として行かず、そのまま
休んだことが何度かある。

そのまま休んで、教育テレビなんかを延々と見ていたりした。
母親は私が小学生の頃はがっつり働いていたので、
大変迷惑だったに

もっとみる
【覚書】兄妹とは似て非なるもの

【覚書】兄妹とは似て非なるもの

当然のことといえば、当然の話だが。
我が息子と娘は性格が真逆で、同じ環境で同じように育てたつもりなのに、
不思議だなあと彼らが赤ん坊の頃から、夫と首を捻り合っている。

大人数の子どもたちの中に彼らを放り込んだら、
そう、彼らは同じ部類の人間で似ているところが沢山あり、
その面ではやはり兄弟で、同じ環境で育った者同士なのだが、
家族内で個々に見てみると、
「兄妹でこんなにも違うのか」と面白くなる。

もっとみる
【覚書】小学生、まだまだ面白い

【覚書】小学生、まだまだ面白い

娘と某テーマパークへ行ってきた。

始まりは、先月、息子が学校のお休みの時に(平日)
友人と某テーマパークへ行ったこと。
えー中学生だけでいくなんて早いんじゃないの?と
思って反対していたのだが、周りは行っているし、もしかして我が子だけ
行ってないのでは…ていうか某テーマパーク内ならば、スタッフの教育は行き届いているし、目も行き届いているだろうから
逆に安心なのでは…という周りの意見もあり、
(な

もっとみる
【覚書】そのアオハルにワタシも加わりたい…

【覚書】そのアオハルにワタシも加わりたい…

ちゃお好きな娘から最近、
「アオハルって何?」と聞かれる。
「アオハルって…青春のことでしょ?」
「青春って?」
青春って…
知らんがな。私もわからんよ。気がついたら過ぎてるよ。
気がついたら、楽しそうな若者たちを眺めて
「いいな〜青春だな〜」って思ってるよ。

そして、最近息子を眺めながら
「いいなあ、青春やん…」と思っている。
母、アラフォー。

友人に誘われ、サッカー部に入部した息子。
行動

もっとみる
【覚書】大人の階段の〜ぼる〜

【覚書】大人の階段の〜ぼる〜

息子がサッカー部に入部して一か月ほど。
部活動というのは
子どもの行動範囲、交友関係も広げるものなのだとつくづくと感じる。

部活動を積極的にしていなかった時期には真っ直ぐ家に帰ってきて、
友人が遊びにくることはあっても駅からうちは遠いので
私がお迎えに行き、帰りも駅まで送るので
寄り道も特になかった。
遊びに行く時も、自宅に行かせてもらって夕方には帰ってくる。
全て私の目の届く範囲である。

もっとみる
【覚書】娘、環境問題に目覚める

【覚書】娘、環境問題に目覚める

最近、学校で環境問題?について
勉強した娘。
環境問題と言ってもゴミ処理場を見学したり
分別について勉強したり、と身近なもの。
まぁ身近なことから
きちんとやるのが大切ってことなんでしょう。

「ママ、3Rって知ってる?」と
夜ご飯の席で娘が言う。
「え?リサイクルとかのやつでしょ?」
「そうそう、それ!
すごいやん、ママ〜♡」
娘はおだて上手である。
「3Rって何やっけ?リサイクル、リユース…

もっとみる
【覚書】週末SUBWAY体験記

【覚書】週末SUBWAY体験記

韓国ドラマを観るたびにずーっと気になっていたSUBWAY
私の生活圏内は狭いために、食べたことがなかったSUBAWY
緑と黄色のSUBWAY
愛の不時着でも食べてたSUBWAY
今見てるドラマでも出てくるよSUBWAY

調べてみると、私の生活圏内にはないが、
少し足を伸ばせば普通に存在しているSUBWAY
もはやSUBWAYって言いたいだけの人になっているが、
先週末、娘と夫と初SUBWAYに

もっとみる

【覚書】強く言うべきか伸び伸びさせるべきか

Netflixで「母性」が公開されたので、視聴した。
原作も読んだのだが、戸田恵梨香さんが好きなので
見てみることに。

同じセリフ、同じ状況でも、全く違うものに仕上げてしまう
戸田さんの演技に舌を巻く。

母と娘の受け取り方が違い、その差異がどんどん広がってしまう…という
内容なのだが、
娘(子ども)というのは、母親の顔色をものすごく窺っており、
母親(私)が思う以上に、自分が発する言動を重く受

もっとみる
【覚書】夏の弁当奮闘日記

【覚書】夏の弁当奮闘日記

息子に毎朝お弁当を作っている。

ショージキに言って、私は料理が苦手だ。
料理も苦手だし、このお弁当箱に詰め込む作業が大の苦手だ。
何品か作って、ちまちまとお弁当箱に彩りよく詰め込む、
皆様が素敵にお写真載せてらっしゃるようなことが、
私にはぜんっぜん!!!!できる気がしない。
自分、不器用なもんで…

息子が塾弁当時代から愛用しているのが
保温弁当箱。
やっぱり夜ご飯とかほかほかがいいよね〜と

もっとみる
【覚書】娘の将来を憂いているような、いや、ただの親バカ日記でしかない

【覚書】娘の将来を憂いているような、いや、ただの親バカ日記でしかない

娘は、算数が苦手だ。
苦手だ、と思われたくないから
苦手だね、とは言わないが。

足し算から急に引き算になると、
両手を使い始める。
「13−7」という計算で
両手を広げて「13、12、11…」と順番に「7」を引いていくのだ。
(そういう両手の使い方をするのか、と私には新鮮だった)
というか集中力が持たずに、長い計算になると放り出す。
「いや〜〜〜!」となるので、
「ママの両手貸したろか?」と言う

もっとみる
【覚書】心を入れ替えて多いに頑張りたいと思っていること

【覚書】心を入れ替えて多いに頑張りたいと思っていること

先日、朝、娘が食卓についた途端。
「あ〜怖い夢みた〜」とのたまう。
「そうなん?どんな夢?」と聞くと、
「大きいアリに追いかけられた」とのこと。

それは怖いね。

「大きいアリっていうか、(娘)たちが小さくなったんだけど、
そのアリがいっぱい追いかけてくるねん。」
「それは怖いな〜ははは」と私。
「でな、ママが食べられるねん。」
え?

息子がまだ小さかった頃に、
「千と千尋の神隠し」を観ていて

もっとみる
【覚書】小さなシェフ

【覚書】小さなシェフ

ある日、私は食卓でぼやいた。
「自分でご飯作ってたら、美味しいなんて思ったこと
一回もない」
「自分で作ったご飯なんて美味しくない。」

それを聞いた夫が、
「一回もないんか!それは可哀想やな!」と
大袈裟に返してくれた。

「おにぎりでも何でもいいねん。人に作ってもらうって
めちゃくちゃ美味しいねん」

「じゃあ、これから月に一回俺らでママのために
ご飯作ってあげようや!」

という会話に始まり

もっとみる