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就活を通して、思い込みが変わったこと

久しぶりのお題投稿〜〜!
パナソニックさんからのお題。

#思い込みが変わったこと


1. 大手の有名企業に就職することは、必ずしも幸せではない

ずっとずっと大手有名企業に行きたかった!!というほど名の知れた企業に執着があるわけではなかったけれど、やっぱりみんなが知っている会社に行く人ほど 親戚にちやほやされているなぁというのは漠然と感じていた。
良い大学に行って、良い会社に入る。
この「良い」は、全て知名度のことを指しているのではないかと思っていた。


それでも就活をしていくうちに、そういう意味で「良い」企業に行くことが絶対的な幸せではないと気づかされた。
自分に「合う」企業を見つける。出逢いに行く。自分が知らなかった数多くの企業....BtoBからベンチャーまで....で働かれている方の話を聞くのは、自分にとって本当に貴重な時間だった。


私の周囲に....かなりの田舎に....浸透している古くさった考えに浸かり切ってしまわないように気をつけたいと思ってしまった。

幸せも正解も、誰かに押し付けるものではなかった。



2. 1社のために人生を捧げて働くということは、必ずしも当たり前ではない

転職は当たり前。これからは個人のキャリアが重視される時代。終身雇用を望む会社だけが存在しているわけではない。
年功序列が全てではない。実力主義で這い上がれる会社もある、女性だからって役員にしない....なんていう差別がない会社もある。

会社が人を選ぶだけではなく、人も会社を選ぶことができる。市場価値の高い人材になって、求められる人材になるためのキャリアを積むことができる。

もちろん1社でずっと頑張って上まで上り詰める人生だって良い。ある程度の年齢に達してからやり残したことがないように起業したって良いし、"おじさん"に媚を売って出世したって良い。

人生で「働く」という時間はとても長いのだから、より幸せになれる環境を選ぶ権利をどう行使するか....それを考える良いきっかけに、「就活」というものはなってくれた。



3. 「女性だから〇〇」の考え方は、少しずつだけど古くなっていっている

会社における男女平等は、綺麗事だと思っていた。女性はどうせ結婚して子供ができたら仕事を辞めるだろう。男性と違って舐められやすいだろう。
そういう声が0にならないということを知っている。結婚できた女性が幸せ・家庭に入るのが幸せ、、という昭和?な考え方は無くならないだろう。

それでも私が思った以上に、「女性のキャリアを考える」イベントはあったし、是非はともかく「女子向け」に開催されるイベントはちゃんとあった。

歴史のある大手メーカーなどの有名企業でも、理系女子が重宝されていたり。女性役員比率が上がっていたり。


やっとやっと日本という国で「ジェンダー」に関わる問題が浮き彫りになってきたということもあるのかもしれないが、思ったよりも偏見は「マシ」だった。
女性が差別されている....という私の考えは"思い込み"で、
そもそも男性だから/女性だからという2つに分けられたくくりで考えてはいけない....と考え始めている(分かり始めている)人たちもいるんだなぁ、ということに気づけたのだった。



4. いわゆる「ガクチカ」において、成果の偉大さ・インパクトは全てではない

学歴がほぼほぼ全て。そして、実績が全て、、、。だから私には大した「ガクチカ」なんてないと思っていた。
起業。ビジネスコンテスト入賞経験。部活動で全国ベスト8。とにかく様々なことにチャレンジし 生徒会には積極的に参加し 部活動では主力メンバーであり 成績も上位キープで 友達も多くコミュニケーションに長けている.....
本当に「素晴らしい」人材になることができなければ、ほんっっっとうにたくさんの企業に落とされるのだと思ってきたし、自分のやってきたことなんて他者に比べたら大したことないだろうな....と察していた。

でも実際に面接を受けてみるとそんなことはなくて、「成果の凄さが全て」は幻想だった。私の思い込みであり、自分の頑張ってきたことを他者と比較して卑下したりする必要性はないのだと気づいた。
就活市場において上位数%と呼ばれる謎の(異次元の)存在の方々のガクチカは、必ずしも花々しくはないのだろう。

だから「ノンサーノンゼミ起業経験なしから商社内定」なんていうタイトルの記事が生まれるのだ。ある意味、、笑。

これに関しては本当に、良い意味で思い込みが裏切られたと思う。




この辺にしておく。

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