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#推薦図書 ビジネスに役立つ本 まとめ

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#推薦図書中心に 、ビジネスに役立ちそうな本をピックアップ
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#観光

【推薦図書】ワークスタイル・アフターコロナ

現在のコロナ禍においては時機を得た本。ぜひ今のうちに読むことをお勧めします。

SNSなどの発達によって働き方も場所の制限がなくなった今、これからはどういう働き方をするべきか、自分スタイルに合わせて選択できる世の中になった。このことを前向き捉えて仕事も働き方も変えてもいいじゃないですか、的な主張です。

また、現在はワーケーション1.0、これからワーケーション2.0の世の中になっていくという予想で

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コトラーのマーケティング4.0を観光業界に置き換えてみると

コトラーのマーケティング4.0を観光業界に置き換えてみると

マーケティングの大家であるコトラー大先生の著作を改めて読み返してみました。

マーケティング4.0を観光業界に当てはめると以下のようになると思いましたので、皆様にもご意見いただければ幸いです。

ここでは、「ブランド」を「地域」と置き換え、現代のマーケティング理論の基礎となっている、「コトラーのマーケティング4.0」にて「地域」マーケティングの理論を確認します。

マーケティング1.0「製品主義」

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【良書紹介】競わない地方創生 ―人口急減の真実―

【良書紹介】競わない地方創生 ―人口急減の真実―

実務として様々な地域にも関わっているので、内容に迫力がありました。論じている内容も筋が通っています。

弱者は競争するな、一番になる軸を創る、協働という働き方、学習しない公務員が地方を滅ぼす、顧客価値、など章ごとのタイトルなどだけでも良い内容であることが分かります!

ここでは「ポジショニング」と「人」が肝であるという著者の主張だと思います。

個人の想いとしては、特に地方自治体の職員と地域で何か

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【良書紹介】そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル

【良書紹介】そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル

阿智村の事実を基にした小説です。ここまで有名になるためには非常に努力と失敗の積み重ねがあったはずですが、そこを読み物にしているので、読みやすいです。

二番煎じがことごとく失敗しているくだりなどは、現在の観光振興の実態だと思うので、自戒の念を込めて読みました。

また、本書の端々にビジネスの在り方的な内容が書かれていて、参考図書も巻末に出ていますす。なかでも「企業変革力」については再三再四でてくる

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【良書紹介】ビレッジプライド

【良書紹介】ビレッジプライド

さて、問題です。「島根県邑南町」は何て読むでしょうか。

答えは「おおなんちょう」。平成の町村合併で生まれたへんてこな町名の役場に勤務する公務員が、たぐいまれなるポジティブ発想にて周り人々を巻き込んで、次々と事業を起こしていく姿は読みものとしても引き込まれます。

そもそもは、大学院の先行事例研究のために手に取ったのですが、フォトリーディングするのを忘れて、じっくり読みこんでしまいました。

具体

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【書評】DMOのプレイス・ブランディング

【書評】DMOのプレイス・ブランディング

日本国内では近年DMOやDMCなど地域創生を目的に各地でどんどん立ち上げられていますが、本書では、海外のDMOで成功例の紹介だけではなく、プレイス・ブランディングを打ち出しています。

単なる観光系の物産品によプロモーションではなく、一般の地元住民も巻き込んだ概念で、自分は初めて聞いた言葉でした。地域住民が誇りを持てるようにブランディングを行うことが重要ということです。

それに引き換え、日本はオ

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【書評】実践!地方創生の地域経営

地域で頑張っている地方創生の具体的な事例が紹介されている。黒川温泉や由布院のように旅館中心に始まった地域や里山サイクリングのようなアクティビティ、じゃばらのような農産物など取り上げる内容は様々だが、軸をブラさずにブランディングしていることが成功の秘訣。

通して読むと、共通して言えることはキーパーソンが最初は引っ張っていくが、その後継者もしくは仕組みを上手に創り上げられていることが分かる。一発花火

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