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ひとりごと

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日々の育児で感じたことなど色々に。
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異国の地で”同じ”を見つけること

異国の地で”同じ”を見つけること

あなたは、日本を離れてどこか遠い国に行ったとき、
「変わらないなぁ」と感じるものは何ですか?

私のはじめての「変わらないもの」は、イギリスで見つけた。
高校2年生の夏、研修旅行という名目の卒業旅行で訪れたイギリスは、3週間のホームステイだった。
それが私の海外デビュー。

日本から10時間以上のロングフライトを経て、
ロンドンのヒースロー空港に到着。
飛行機から出た瞬間に、押し寄せてきた華やかな

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人生最大の喜びって?

人生最大の喜びって?

誰しも人生において、様々な分かれ道を経験している。
それは職業や進学に関わる大きな決断から、
通勤の道や食べる物、見る映画などの小さなものまで、
人生は決断の連続で分かれ道の連続。

そして誰しも、選ばなかった方が輝かしく見えたりもする。

あの時、違う大学に進学してたら、、、
あの時、バイト先を変えていたら、、、
あの時、あの子に声をかけていたら、、、

そんな風に思うことって多々あるはず。

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ビールの神様

今でこそ、
「夏といえば?」
「仕事終わりといえば?」
「ビールでしょ!!!ラブ!!!」
な私だが、
「ビールなんて苦くて美味しくない、、」
とビールを飲めない頃もあった。

暑い日々が続くと何故か、
初めてビールを美味しいと感じたあの日のことを思い出す。

大学一回生の春休み、初めての一人旅でタイを訪れた。

首都バンコクに滞在したのち
隣国のラオスを目指すため、夜行バスを予約した旅の中盤。

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隣の芝生が青くなったら。

子育て中、隣の芝生が青く見える経験がある人は多いと思う。
○○ちゃんのパパはイクメン。○○くんの家は豪勢。○○ちゃんはお利口さん。○○くんのママは綺麗で料理上手。
挙げ出したらキリがなくなるくらいよその家が羨ましく感じる瞬間。

そういう時って大抵、自分の子育てに自信がなかったり、何かしらの不満があって、上手くいってそうなよその家庭を勝手に妬んでいる心が原因なのだけれど。

子育てって親は年齢、職

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3歳という節目

息子が今月25日で3歳を迎えた。

3歳になる目前、初めて彼の成長を「寂しい」と強く強く感じた。

それはほんの瞬間的な動作。

お風呂上り、私が化粧水を付けていると
お気に入りのDVDをじっと見ていたはずの彼がむくっと立ち上がり
トコトコっと歩き取りに行った物は、私のヘアトリートメント。

次に私が髪の毛を乾かすことを、
その前にヘアトリートメントをつけることも知っている彼が
無言で当たり前

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会話

自分の子供と会話が成立するようになることが
こんなにも子育てに楽しい要素をもたらすとは目から鱗だった。

息子は小さいな頃からよく言葉(うー、とか、あー、とか)を発するタイプで、2歳頃には簡単な単語の二語文(まんまたべる、わんわんいたetc)は話すようになり、2歳半越えてから3歳になるまでの半年で私との基本的な会話が成立するようになった。

私「今日は保育園で何したん?」
息子「○○公園行ったで。

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ミニスカ

仕事終わり、保育園へと自転車を急がせる
いつもの夕方。
ホテルの前を通り過ぎる時、
多くの高校生とすれ違った。
修学旅行生だろうか。
いつもなら何も思わず通り過ぎるのだけれど
今日は何故だか自分の高校時代を思い出した。

それはきっと、
スカートを短くし、軽やかに歩く
何人もの女の子を見たから。

「懐かしいなぁ。」

高校時代の思い出が頭の中を駆け抜けた。

最近滅多に見なくなった

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「母」のイメージ

「母」のイメージ

人はいろんな肩書きを背負って生きている
生まれた時はただの人だったけれど
年齢を重ねるにつれ、社会に参加するにつれ
「責任」というものが増えていく。
「母」もまた、その「責任」を問われることの多い肩書きだ。

「母」になった瞬間から
社会での「母とはこうだ」というイメージを押し付けられてしまう。

育児とは予想不可欠で変動的だ。
決して同じ「子」はいない。
エイリアンのような新生児期を経て、人間に

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