会話

自分の子供と会話が成立するようになることが
こんなにも子育てに楽しい要素をもたらすとは目から鱗だった。

息子は小さいな頃からよく言葉(うー、とか、あー、とか)を発するタイプで、2歳頃には簡単な単語の二語文(まんまたべる、わんわんいたetc)は話すようになり、2歳半越えてから3歳になるまでの半年で私との基本的な会話が成立するようになった。

私「今日は保育園で何したん?」
息子「○○公園行ったで。○○くんと手繋いだ。○○ちゃんはお休みやった。」

息子「昨日電車乗ったなぁ。楽しかったなぁ。また乗りたい。」
私「そやね。またお出かけしよなぁ。」

何気ない日々の何気ない会話なのだけれど
彼がどんな1日を過ごし、どう考え、感じたのか、彼なりの簡単な単語で伝えてくれる。
そこに新たな愛おしさと、また3歳児の拙い発音にも可愛さを見出してしまった。

赤ちゃんの頃やよちよち歩きの1歳の頃はそのルックスや行動に可愛さが表れるが、少し年齢を重ねるとそれが言葉や行動に変わる。

私「赤ちゃん今めっちゃ動いてはるわ〜。話してあげて。」
息子「いいよ!おーい。あかちゃーん。○○だよー。」

子育てにおいて、’相手から反応が返ってくる’ということが、こんなにも心救われて楽しいことなんだと。

そして二人目出産を目前に控えて、私はとても複雑な心境に陥った。

赤ちゃんが生まれれば必然的に上の息子との時間は減り慌ただしい日々になる。息子と過ごすゆったりとした2人の時間が今、止まればいいのに。
そしてお腹の赤ちゃんがいるということ、この胎動をずっと感じていたい。
でもこの妊娠後期の身体のしんどさから解放されたい。早くお腹の赤ちゃんに会いたい。

矛盾だらけの心境とその根幹となる愛おしさと。

2019年の年末早朝の私の気持ち。


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