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子どもと一緒に育つ

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#日記

お茶の稽古は、想像力の遊び(新宿御苑「あのん」へ)

お茶の稽古は、想像力の遊び(新宿御苑「あのん」へ)

お茶の稽古へ。
空手道場へ行く長男と共に、少し早起きして電車に乗り込みます。

余計なものが何も置かれていない静かな空間で、お湯が沸く音に耳を澄ませ、お茶の香りを吸い込む贅沢なひととき。
少しでも先生に近づきたくて、家でも教室と同じ銘柄の抹茶を使っているのですが、先生がお茶室で点ててくださるのと、私が自服のために家で点てるのとでは、まったく別の飲み物みたいに味が違うのです。

今日の掛け軸は「百花

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体とこころを、支えるごはん

体とこころを、支えるごはん

ごはんをつくる。

毎日、つくる。

どんなに仕事が中途半端でも、原稿の締め切りがせまっていても、夕方になったら手を止めて、大いそぎで保育園に子どもを迎えに行く。

帰ってきて、すぐにごはんを作る。

今は男性が料理をすることもめずらしくないけれど、わが家では、比較的時間の融通がきく私が、おもに料理を担当している。

「今日は、何にしようかなあ」と考えるのは、ときどきなら楽しい。

でも、365日

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鈴がなる木を見に行こう

鈴がなる木を見に行こう

スズカケノキの実がころんと可愛いので、拾ってきて玄関に飾っておいたら、子どもたちが「これ、なに?」と興味しんしん。

木の実だよ。
ほら、鈴みたいなかたちの実でしょう?
だから「鈴懸の木」っていうの。
山で修行をする山伏さんが、胸につける飾りにも似ているんだよ。

「鈴がなる木、見てみたい!」
ということで朝、保育園へ行く前に、木を見に行きました。

「うわあ、すごいたくさんなってる!」
「日曜日

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