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まみれ
2024年7月27日 21:17
3月に北陸新幹線が延伸したということで、さぞ盛り上がっているかと思ったが、芦原温泉駅は閑散としていた。とはいえ、はじめての県は楽しみだ。早速向かったのは、日本海に面した「越前松島水族館」。ここがすごかった!まずはイルカショー。15分ほどの簡単なものなので、炎天下ではむしろ助かる。そしてイルカとの距離も近い。ペンギンも近い。カエルたちも、気味悪いんだけど、近いとなんか可愛い。
2024年6月13日 14:02
九州北部を500キロほど走ってから10日ほど。疲労は抜けていくが、自転車モードの体が都市生活モードに戻っていくのがもったいない気がしてくる。まだ6月だというのに気温は30度に少しずつ近づいている。来月になれば、とても外を自転車で走ろうなんて気にならないだろう。朝4時30分。窓から、朝の光が差し込んでくる。ここが岐路だ。朝の光に反応した体を、そのまま素直にベッドから起こすのだ。
2024年6月3日 21:22
朝7時羽田発。窓際の席。眼下に富士山。久々のソラシド。無料のスープ。JALのコンソメ以来のヒットの予感。2時間のフライトでやってきたのは、長崎県。初潜入。自転車を組み立てて、10時出発。午前中は、まだ気温が低くて、助かる。が、空港周りは自転車道ばかりで、並走していたら、とんでもない坂道に突入。昨日までの豪雨のせいか、自転車を押して歩いても滑る滑る。おまけにしばらく人が歩いていなか
2023年11月19日 11:58
6時頃出発。予報は雨だが、ほぼ気にならないレベル。目指すは、新居浜のみんなのコーヒー。松山からは東温市経由の最短コースを走る。ややきつい登りがあり、トンネルも多く、交流量も多い。が、雨に降られることもなく、順調に進む。手ぶらでは失礼だと思いながら、収納力の乏しいチャリ旅ゆえ、各地でお土産を買いそびれていると、ついにあと5、6kmまで来てしまった。何となく良さげな駄菓子屋を発見。地元の人
2023年11月19日 10:40
5時過ぎ起床。泊まっていた駅前のカプセルホテルは、サウナイベントをやるような充実した施設を構えている。出発前にひとっ風呂。足を伸ばせる湯船は気持ちいい。6時頃スタート。あらためて福山の街は大きい。そこから20kmほど走り、尾道へ。小洒落ていて、湘南っぽい雰囲気。朝から散策する観光客もいる。向島行きのフェリー乗り場に行くと、しまなみ海道の起点のサイン。フェリーのチケットはどこで買うのか。キ
2023年11月18日 14:45
5時起床。6時前に出発。出雲駅前のローソンにて、レターパックを購めて店内のポストに投函。おにぎり、コーヒー、野菜ジュースを店先で摂っていると、ベロベロのオヤジさんがフッラフラで近づいてきた。「うっわー、すっげー、すっげー」あー、怖いなーと気づかないフリをしていたが、どんどん近づいてくる。「こりゃ、すんげーわ。5万、10万じゃねーぞ」その距離1メートル。もう無理だと視線を合わせて
2023年11月18日 11:16
5時起床。6時前出発。まだ暗い。ほどなく鳥取空港横を通り過ぎる。別名『鳥取砂丘コナン空港』。作者の青山剛昌さんが鳥取中部の北栄町出身にちなんだことのようだ。空港内外はコナンのキャラクターだらけ。元々コナンはアンバランスな体型とキャラクターが苦手なので、うわっと思ってしまった。夜明け。マジックアワーに見惚れる。明け方は車も少なく、日本海を臨む海岸線は道も平坦。この辺りは、『鳥取う
2023年11月17日 17:11
4時過ぎ起床。ドミトリーは暑いような寒いようなで、寝苦しかった。5時出発。まだ暗い。短パン、半袖では、寒すぎた。が、一度しまった防寒具を出すのがめんどーで結局、陽が出てからコンビニ休憩で上着とロングパンツを履く。出発時は上着が必要そうだ。明石市の中心はかなり栄えている。新聞社で仲の良かった同期が明石出身だったなーと思い出しながら、駅を走り抜けていく。加古川だ。新聞社で唯一の名古屋配属同
2023年11月17日 13:00
連休にどこかへ行こうと思い立ち、格安チケットを見つけ、自転車抱えて神戸空港に到着したのが水曜の夕方。はじめての神戸空港はこぢんまりとしていて便利だ。2階の荷物預かり所で輪行バッグを預ける。1日300円。ひとまず6日分を前払い。その場で組み立てた自転車を抱えて階段を降りて外へ出る。すぐに陽は沈んだ。ポートアイランドは人工島らしく整然としていて走りやすい。海沿いには釣り人の姿が見え、大学まであ
2019年4月11日 15:17
網走の展望台に上がったら、キタキツネがいた。そんな大自然溢れる北海道を7ヶ月前、最大震度7の大地震が襲った。北海道胆振東部地震。少額を寄付した程度でその他何もしていないのは甚だうしろめたいが、せっかくなので網走からの帰りに厚真町を訪れた。町に入ると、背の高い木々が倒れこみ、土砂崩れの後が目立つ。エリアによっては、土砂崩れの範囲も広い。とりわけ土砂崩れの被害が大きかった吉野地
2019年4月11日 14:44
「あれはね、北海道の歴史だから」初老の女性は、小さく云った。ビール730円。「そうですね。でも刑務所の博物館は割りかし人が来てましたけど、この辺は観光客もぜんぜん見ないですね。店も結構閉まってますし。流氷が終わっちゃったからですか?」 網走流氷観光の名物、砕氷船は数日前に終わったばかり。繁華街と聞いてきた商店街は閑古鳥が鳴いていた。宿で割引券付きのチラシをもらったが、そもそも空いて
2019年4月11日 12:24
網走駅の裏側。刑務所とは逆サイドの山の上に『博物館網走監獄』はある。大人1,000円(税別)。チケット購入時に「集計を取っています。どこから来ましたか?」と聞かれる。受付を抜けると、を忠実に再現した門が現れる。門番が忠実かはわからないが、実直そうだ。まずは獄舎へ。重要文化財だそうだ。なんか木造の小学校みたいな雰囲気。ちなみに、5棟が放射線状に広がっている。上からはこんな感じ
2019年4月11日 09:49
網走駅前を流れる網走川にかかる橋を渡ると、それはすぐあった。勝手に刑務所は人里離れたところにあると思っていたから、松屋とか、ケンタッキーとか、パチンコ屋とかと並ぶように鎮座しているのは意外だった。とはいえ、小説や映画のイメージの刷り込みもあるのだろうが、刑務所がこんなにかっこいい必要があるのかと思うくらい、雰囲気は抜群。日本最北端の刑務所というロケーションは、島流しのようなイメージで地の果
2019年4月10日 20:01
「テメエ何してくれてんだ、この粗チン野郎がーー!!!」急停車したロードスターから降りてきた”ザ・こけし”こと本間朋晃似の男が、赤ら顔を歪ませながら、道路の真ん中で叫んでいる。しかも、あろうことか、その視線は確実に私を捉えている。「え、お、おれ??」思わず、岡ちゃんから交代を告げられたカズばりに我が胸に指を立てて聞き返しそうになる。目的地の宿の場所がわからなくて、直前の交差点でやや不