恐竜王国、初潜入
3月に北陸新幹線が延伸したということで、さぞ盛り上がっているかと思ったが、芦原温泉駅は閑散としていた。
とはいえ、はじめての県は楽しみだ。
早速向かったのは、日本海に面した「越前松島水族館」。
ここがすごかった!
まずはイルカショー。15分ほどの簡単なものなので、炎天下ではむしろ助かる。
そしてイルカとの距離も近い。
ペンギンも近い。
カエルたちも、気味悪いんだけど、近いとなんか可愛い。
そして、この「みずだこ館」がハイライト。
ミズダコは大きいモノで、全長3メートル、体重30キロを超える世界最大のタコだ。
その巨大なタコを、ここではゴリゴリさわれるのだ。
まずタコの大きさにびっくりした。こんなの海中で遭遇したら、失神するだろう。
想像通りファーストタッチは気持ち悪いのだが、徐々に慣れてくると、ちょびっとつまんだりしてしまうほど易々と触れるようになる。
いやー刺激的な体験だった。
ここの水族館は、タコに限らず、いろんな魚たちに触ることができる。
サメはめちゃめちゃ硬いけど、エイは滑っていたり。
ドクターフィッシュは向こうからパクついてきたり。
越前ガニに伊勢海老、うなぎ、はてはアザラシまでタッチできる。
昨今、生物への「実体験」というものがどんどん遠ざかっている中、
とても貴重な水族館だと思う。
あまり期待していなかったので、かなり満足度は高かった。→「越前松島水族館」
続いては、やはり恐竜。
芝政ワールドにある国内最大級をうたう「恐竜の森」。
この3月にオープンしたばかり。
森の中なので、昼を過ぎれば、まあまあ耐えられる暑さ。
海の目の前にあるので、風もある。
その森の中にわんさか恐竜がいる。
よくみれば、まあ作り物っぽいのだが、多少は動きもあり、喚いたりもする。
その昔はこういう世界だったんだなーと思うと今の動物たちはだいぶ丸くなったなーと思う。
おそらくは等身大。でかい。
30分もあれば一周のコースを歩くことができる。
一応ミッションが与えられるのだが、簡単なので、その辺も気軽だ。
そして、この恐竜の森のある「芝政ワールド」というのが、これまたとてもよかった。
海の目の前というロケーションも圧巻。
目玉のプールはわからないが、遊園地の方は基本、並ぶことはないし、料金も良心的。
TDLやUSJの観光客の足もとを見るような高額チケット&大行列にうんざりする小市民としては、かなり好感が持てた。
5階建ての巨大迷路「シバマサ城」とか楽しかったし、むしろこれくらいアナログな感じの方が新鮮だった。
ラストは、名勝「東尋坊」。
この海から見た東尋坊という模型を見ると、結構すごいのがよくわかる。
なんか恐竜の足型みたい、というのはこじ付けすぎか。
ちょうどサンセットのタイミングだったので、日本海に沈む美しい夕日を眺めることができた。
越前そばとソーツカツ丼を食べて終了。
到着直後は人が少なくて不安だったか、恐竜に温泉に東尋坊と見どころがいろいろある県だった。
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