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震災の後の厚真町@北海道徘徊記⑤

網走の展望台に上がったら、キタキツネがいた。

そんな大自然溢れる北海道を7ヶ月前、最大震度7の大地震が襲った。

北海道胆振東部地震。

少額を寄付した程度でその他何もしていないのは甚だうしろめたいが、せっかくなので網走からの帰りに厚真町を訪れた。

町に入ると、背の高い木々が倒れこみ、土砂崩れの後が目立つ。

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エリアによっては、土砂崩れの範囲も広い。

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とりわけ土砂崩れの被害が大きかった吉野地区。住民34名のうち半数を超える19名の方々が亡くなったそうだ。

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400を超える住家が全壊したが、潰れたままの建物もまだ残っていた。

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地震は夜中の3時過ぎに発生した。多くの人は寝ていただろう。

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街では、見慣れた仮設住宅の建つ団地群がいくつか見ることができた。

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まだまだ更地が目立つ厚真町。

代々木の国立競技場や渋谷の再開発もいいけど、東北同様もっと優先すべきことはあるはずだよ。

厚真町でゲキ熱の手打ちたぬきそばを食べながら、そう思った。

←網走の夜@北海道徘徊記④



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