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ミュージカル「おとこたち」
なんだか…、人生をいくつも生きた気分。でも「人生」って、最後まで行きてみなければ、それが、本当にいい人生か?なんてこと、分からないよな。
「社会」で勝っているように見えても、その「人生」がほんとうに素晴らしいのかは分からないし、一見負けてるような「人生」も、それは、ほんとに自分らしい生き方なのかもしれない。
要は、その人が、それでいいと思えば、それでいいということだけど、なかなか、そうい
性暴力を見過ごさない。
性暴力。
重い言葉だ。
しかし、残念ながら、結構日常的に起こっていることでもある。
アルテイシアさんが脚本を手掛け、シオリーヌさんが作製した「#性暴力を見過ごさない」という動画をみると、似通った状況を目にしたことがあるという人の方が多いのではないかと思う。
女性がお酒を注がされる。飲みの席で男性の隣に座ることを強要される。電車でわざとぶつかられる。当たり前のように起こっていること自体がおかしい
『大奥』SFによる可能性
物語の世界では、簡単に世界が変えられる。
現実にはない世界を創造することで、人々が現実を改めて見る視点を示唆する。
『大奥』は、男女が逆転した世界。
そこから何を読み解くか?
上野千鶴子さんは、
東浩紀さんが『AERA』3月15日号に書いたエッセイでは「この物語に込められたメッセージは実に複雑である」とした上で、「単に男女を入れ替えれば差別が消え去るわけではない、というあたりまえの感覚を忘れ
82年生まれキム・ジヨン ②
映画の中で心に残っているフレーズはこちら。
1.「なら、今から先生になればいい」
2.「男に生まれるべきだった」
3.「みんな結局他人事のように考えて_私だけが闘っている」
4.「閉じ込められている気分に」
1は、ジヨンが幼少のときの母親への一言。私自身も母親であることを、やりたいことをやらない理由にしてしまっていることがあるかもしれないと、考えさせられた。2に関しては、よく私の父が私に向けて
82年生まれキム・ジヨン ①
書籍と映画の両方をみた。
映画は、ジヨンがライターとしてスタートし始めて終わったので、少し希望が持てた。
ジヨンは、窮屈で押しつぶされそうな生活の中で、精神的に壊れていく。これは、ジヨンに限ったことではなく、多くの女性が、少なからず、自分の意志を押しつぶして、抑圧されて生きている。それが意識的であろうと、無意識であろうと、それは、「生きる」ために必要な手段である。
文化的な慣習に合わせて生活し、