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プーチン大統領が「マリウポリ解放のための軍事作戦は成功した。おめでとう!」と言っていますが…

………え?

もう戦争開始から2ヶ月も経ってしまいました。
プーチン氏は相変わらずよく分からないことを言っています。

5/9の「対ドイツ戦勝記念日」にウクライナ南東部マリウポリにて祭典を実施する予定だと言っていますが、瓦礫の山で何を祝うのでしょうか。

プーチン大統領の支持率は高いと言われていますが、実際に外国企業の飲食店、アパレルなどあらゆる生活必需品の輸入が止まり更に制裁が加速している現状でインフレも20年ぶりに17.5%という異常な数値となっています。

インフレ率は2%程度上昇が理想と言われています。
この状態を国民が歓迎しているとはとても思えません。
ウクライナを手に入れることと引き換えにするほどなのでしょうか。
たとえウクライナを手に入れたとしても、ここまでリスクが高くなってしまったロシアに再度進出する外国企業がどれだけあるでしょうか。

ロシアの首都 モスクワ市民の声

砂糖も通常価格の1.5倍に。
一時的なパニック以降、品切れこそ起こしていないものの外国からの輸入制限が厳しすぎて物価上昇に歯止めが利きません。

プーチン氏は「西欧諸国の制裁は失敗した」と言っていますが、失敗かどうか分かるのはもう少し先の話です。
なぜかと言うと現在ロシア国内にある物資が枯渇するまで時間差があるからです。

そして元々ロシアからのエネルギー輸出に大きく依存していたドイツも覚悟を決めたようです。
とうとうエネルギー輸出完全禁止の流れにゴーサインを出したようです。
まぁ各国からの批判…尻を叩かれ続けた結果でしょう。

ですがロシア産エネルギーに頼りすぎていたので段階的に減らす方向のようです。
ドイツにも生活もあるので急激に変化しすぎるとドイツ国民が生活ができません。

ロシア産エネルギーの完全輸出禁止が始まれば確実にロシアの国力はこれまで以上に急低下して戦争どころか外国産の安い食べ物もまともに入手することが困難になります。

私たちはこういう国がどうなるかを知っています。

そう。北朝鮮です。

かの国はコロナ患者を1人も出していないと主張しています。
それなのになぜか食料を輸入していた中国との国境接続を断ってしまったので恐ろしいほどに貧しくなっています。

さすがにヤバイと感じた北朝鮮政府は少し中国とのやり取りを再開しましたが一般国民に全く供給しないせいで一般人は何百パーセントにも上がった食料を買えずにその辺の草を食べているあり様です。
そしてそれも限界になり餓死者が異常な人数出ているそうです。

これにロシアは近づいているということです。
あり得ないと思うかもしれませんが、ロシアは小麦以外の自給自足に難しい国であり、他国の物資に大きく依存している国家です。

エネルギー輸出を完全に停止されてしまえば外貨ドルを得る手段がいよいよなくなり、インフレ率17.5%どころではなくなってしまい国民がまともに生活できなくなります。

プーチン大統領は自分の想いばかりで国民の為を思って動いていないのでしょう。

式典だか祭典だかそんなことよりももっと国民生活に目を向ける幹部はもう存在していないのでしょうか。

戦争…早く終わってほしいものです。

今回はこんなところでノシ

メルカ



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