マイナンバーカードと健康保険証の一体化は何か問題あるのか
岸田総理は2024年に健康保険証カードを廃止してマイナンバーカードと一体化する考えを示しました。
要はマイナンバーカードと健康保険証を一緒にするメリットはあるけど別々にしているとコストもかかるので健康保険証の方を取っ払ってしまおう…というだけの話ですね。
マイナンバーカードを忌避している人は一定数います。
「国に情報管理されている気がして気持ち悪い」
「これ以上個人情報を国に渡したくない」
当然の自己防衛本能だと思います。
ですがよくよく考えてみるとそもそも個人情報は戸籍やマイナンバーで管理されているし、健康保険証から個人の受診記録なども全て残っているのですから元々情報は管理されています。
いつでも警察は捜査のために情報開示を求めますし、弁護士や検事も必要あらば情報開示請求をします。
健康保険証からマイナンバーに変わったところで情報がこれまで以上に漏れるということはありません。
電子化が進みすぎるとグレーゾーンで税金逃れをしている人には痛手かもしれませんけどね。
とにかくとても合理的です。
今年(2022年4月)に年金手帳が廃止されたのでこうなることは普通に予測の範囲内でした。
反対した立憲民主党は感情以外の何か止める真っ当な意見があるのでしょうか?
無駄なコストのカットとしてはとても合理的です。
紙の消費も減らせるし万引きが大量に増えたレジ袋カットよりもよほど納得のいく変更だと思います。
世界的に注目されている環境問題への取り組みの一環としても一役買いそうです。
もちろん否定的な意見もあるでしょう。
情報をマイナンバーカード1つにまとめる不安などが中心ですね。
ですがそれはスマホと一緒です。
情報をある程度統合してクラウド上に保存しておくことで万が一スマホをなくしてもバックアップから大体拾える状態にしている人は多いはずです。
それを国が自動で管理してくれているのですから日本で生活する上ではむしろありがたい感じではないでしょうか。
情報が不当に抜き取られる云々の心配は意味がありません。
そもそもすでに何十年も前から警察や法的組織が求めれば病院から歯医者からネット履歴から全て情報開示されてしまっていますから今更感があります。
日本は割りと自由です。民主主義です。
他国の制度と比較すると大分プライバシーを配慮・尊重してくれています。
ネットリテラシーの低い人がTwitterの悪評にいいね!を押してしまうだけで法的な損害賠償を請求されてしまう時代です。
窮屈に感じる人もいるでしょう。
知らない分からないから新しくされたり触れるのが怖いんです。
でも上記でも書きましたが今更です。
この世界で情報を共有しようとする流れは止められません。
日本だけ取り残されて日本衰退を進めるわけにもいきません。
今 保険証がマイナンバーに組み込まれるくらい大したことではありません。
じゃあどうすれば良いのか。
ネットリテラシーを高めて世界がどういう流れになっているのかくらいは把握すれば良いんです。
別に自分のnoteを読めといっているのではありません。
ネットには素人くさい自分の記事なんかよりよっぽど為になるまとめ記事が溢れています。
自分自身この1年間毎日投稿してきてずっと色んなニュースを見ていて自分だけでは出てこない発想をいっぱい見てきましたので身に染みています。
情報一つを見て賛成意見と反対意見を見て勢いのある方の波に踊らされずに自分でどっちに賛同するのかを考える…そうやって多角的視点で物事を見る癖をつけることで情報精度が高まり自身の考えの方向性も定まってきます。
世間の意見と自分の意見を無理に合わせなければ自分のあやふやな部分の考えがはっきりしてきます。
他人と違っても良いし多くの意見と同意見ならば世間ずれしていないと認識すればいいだけです。
世間の考えや見方はコロコロ変わるので流行りに完全に合わせていく必要はありません。
心の芯さえしっかりしていれば、いざ目の前で自分ではっきり判断しなきゃいけない状況になったとしてもブレません。
人は理解できないことに忌避感を覚えるし、新しいことを覚えるのは怖いし面倒くさいと思いがちで短慮な結論を下しがちです。
なので自分は将来的に合理的な情報統一は絶対されるのだから、今ここで保険証がマイナンバーに組み込まれることくらいは大したことないことだと思っています。
異論は認めます。
合理的だから良いってわけじゃないと反対したくなる気持ち自体は分かりますから。
それこそが多様性です。
今回はこんなところでノシ
メルカ
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