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吉村知事の影がちらちら見えてきた

なんだか最近の吉村さんはその場しのぎな感じがします。

ニュース記事によると吉村知事が2020年に日本のワクチンとして推していた製薬会社「アンジェス」が開発中止を発表。
それを受けて吉村知事が炎上しました。

ただこれだけのことなのですが、なぜ吉村氏が非難されるのかは事情を知らない人からすると不条理に見えますよね。

実は吉村氏はめちゃくちゃこのワクチンの実用を現実的に捉えて発信しまくっていたから炎上しているんです。
治験のメドも立っていない段階での構想上の開発状況だったにも関わらず大々的に発言してしまい、当会社の株価が5倍になるほどの反響がありました。

なのに開発中止なので「吉村さん。チャレンジ精神や何とかしたい気持ちは分かるけど見切り発車すぎない?発言力があるんだからもっと治験の成功や配布一歩手前くらいまで公開しなくても良かったんじゃ。」という感じです。

上記はまだ優しく言っている方で「期待外れ」「がっかり」「あんだけ言っていたのに結局中止かよ」といった声も多く挙がっています。
まぁ期待値を高めてしまっていたことが仇となってしまったようです。

ワクチンを開発してから一般人に打つまでの道のりは結構長く、他の薬や個人それぞれの持病との相性問題など解決すべき問題が多々あります。

動物実験を繰り返し、人に対しては人体に悪影響のある物質がどの程度含まれているのかなど効果を高めて副作用の極力低くする緻密な配合を求められます。

開発中止ということは、ファイザーの効果より大分弱かったり副作用が致命的だったり、効果を強める成分を混ぜたは良いけれど致死率が上がる可能性がある副作用も同居しているなど様々な壁にぶち当たって諦めることにしたのでしょう。
効果があって副作用も少ないけれど持続時間が短かかったり、副反応がお年寄りには負荷が重すぎて無視できないレベルのものだったりなどいくらでも原因は推測できます。

日本の他の競合会社も競っていますが、海外でもそうですが治験の成功まで進んでから発表することが多いですよね。
これは無理だった場合には発表しなければ良いだけという保険をかけているからです。
新薬の開発に失敗した製薬会社というレッテルも企業の信用的にマイナスのイメージを生んでしまいますしね。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

最近中国との輸出入や取り入れなどで物議をかもした吉村知事ですが、勢いや意気込みで安易な決定や発言をしてしまい背景や内情の説明不足感が否めません。
私的なことならまだともかく大阪の知事として市井への順序よく筋の通った説明を熱く語ってほしいものです。

今回はこんなところでノシ

メルカ


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