ゼレンスキー大統領が北方領土はロシアではなく日本のものと言っています
10/7 ウクライナのゼレンスキー大統領がビデオ演説にて「北方領土はロシアが不当に占拠しているが日本のものである」といった声明を出し大統領令に著名しました。
記事自体はとても短いもので要はロシアが不当占拠しているのは何であれ許せないことだと言いたいのでしょう。
一つ一つ軽く整理も兼ねて軽く掘り下げてみましょう。
そもそも北方領土とは第二次世界大戦中にロシアがネコババした日本の北の日本の領土です。
戦後ロシアはあれこれ意味不明な理由で返してくれませんでした。
安倍さんの首相時代に返還の流れになりお金も渡したのに結局最後の最後で返してくれないという不義理。
北方領土はココです。
安倍さんは4つの島の内2つを変換してもらう約束をロシアと取り付けましたが、土壇場で一方的に取りやめられてしまいました。
つまりウクライナ戦争前から日本政府は苦い顔でこめかみが「ビキッ」となっていたんです。
元々外務大臣を務めていた岸田さんが即座にアメリカに同調してロシア制裁したのも納得です。
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ゼレンスキー大統領は恐らくあまり日本を気に掛けていなかったというか遠い国という印象だったと思います。
その理由はアメリカでのオンライン国会演説にて「パールハーバーの悲劇を忘れてはならない」と日本を悪者にする風潮のことを言ってしまったからです。
日本はすぐにアメリカに同調してウクライナに加勢していただけにモヤモヤする発言でしたね。
つまり彼は勉強こそしていても特別日本に思い入れがある訳でもないしアメリカよりは配慮していなかったということになります。
まぁしょうがないです。
日本人もイランとイラクの違いやアフリカの上の方の国と下の方の国の違いはと聞かれてすぐに答えられる人はわずかでしょう。
ゼレンスキー大統領も支援してくれる全ての国の事情よりもウクライナをロシアからどう守るかに注力しているでしょうからそこまで過敏になるのはちょっと意地悪だと思います。
ですが戦争は長引き7か月も続いています。
ゼレンスキー氏はロシアの穴やツッコミどころ、弱点を探ってずっと勉強し続けていたのでしょう。
その流れで日本にはロシアに不当に占拠されている土地があるということに気づいたのではないでしょうか。
明らかにロシアの略奪による被害。
これはウクライナにも通じる心情的にも理解できることです。
2014年にウクライナ南のクリミア半島を不当に占拠されたばかりですから。
そして2022年の今、2/24から今日まで現在進行形でロシアの実質支配に抵抗して戦い続けています。
なので
こう声明を出し大統領令に著名をしたのでしょう。
大統領令とは大統領特権の1つで、大統領の権限において明確な意志と責任を持って表明する令状のことです。
強い強制力とその強制力に見合う責任も発生します。
あとには引けない強い権限ですね。
前言撤回をすると国際的に信用が落ちます。
彼の意図がウクライナ中心とはいえ日本にとっては歓迎すべき発言ですね。
日本人の中には「余計なこと言ってロシアの攻撃が日本に向いたらどうするんだ」となる人もいるかもしれませんが、そんな弱気では逆にロシア…ないしは中国に付けこまれるので社会主義・共産主義国家に対しては強気でないとウクライナの二の舞になってしまいます。
話し合いでは解決しません。
安倍さんがお金を取られて歓迎ムードの良い顔をされて、結局はうだうだ意味不明な理由をつけて領土は返してくれないという不義理を食らってまだ何年も経っていません。
日本がすべきは対外的に強い姿勢と防衛力強化とそして仲間を多く作り、その状態を維持することです。
岸田政権がなんやかんや旗色の悪い状況になっていますが、日本としてはしっかり日本を守る動きを続けてほしいものですね。
今回はこんなところでノシ
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