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電子マネー付与ポイントの改悪が続いている件について

dポイントもPontaも改悪しているし自社ブランドの二重取りも制限されてきた。

記事をぎゅっとまとめると

ポイント系のTポイントとクレカ系のVポイントが統合される。
他のdポイントとd払いなどの自社ブランドのクレカチャージによるポイント二重取りやau payとpontaポイントの二重取りの付与ポイントは改悪。
あとの通信系のソフトバンクのpaypayとpaypayカードは元々二重取り不可。
唯一 楽天のみ楽天ペイと楽天カードなどで二重取り可能。
各社地盤固めが終わって守りに入ってきているのか。

というような記事です。

一応ポイントとかクレジットカードの詳細を説明します。

Tポイントは昔からあるポイントです。
一番最初のポイントカードはヨドバシカメラなどと言われていますが、TカードからのTポイントも黎明期の1つのポイントとして有名ですよね。

そこからの派生で色んなお店がオリジナルのスタンプカードを配り始めました。
再来店リピートしてもらう為ですね。

転機は2019年です。
元々 海外では年々現金から電子マネーに移行していましたが、日本は遅れていました。
2020年コロナ前の2019年10月ごろからオリンピックに向けて海外へ「日本はまだ現金至上主義で遅れている」と思われない為に政府が積極的になり始め、コロナにより非接触が注目されて一気に日本全体に浸透してきましたね。
これまでの日本ではあり得ない速度で無人レジなどの普及が今なお急ピッチで導入されています。

コロナにより販売促進を促したかった政府や企業は客足が遠のいてしまった事態に気が遠くなりましたが、コロナ禍の落ち着きにより本来したかった方向に徐々に軌道修正しています。

こうしてポイントカードからスマホの電子マネーへの移行がここ数年で進んできました。
各社がしのぎを削って電子マネーを作成。
成功と失敗により生き残りをかけた勝敗が付いてきています。

そして当然の流れとして古い媒体や拡大に失敗したマネーが出てきました。

その一つがTポイント。
パッとしないんですよね。
それでもしぶとく頑張っていました。
なんか使いづらいけど「ウェル活」とか広告を打ちまくって何とか認知し続けてもらっていた印象です。
※「ウェル活」とは毎月20日のみウェルシア薬局でTポイントで支払うと1.5倍になるというポイ活界隈で有名なポイ活です。
ウェルシア薬局でのポイント活動(お得に買い物できるよ)って感じです。

そんなTポイントですが弱点がありました。
クレジットカードとの提携が弱い…です。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

少しスマホ系のクレカとポイントについて解説をします。

ドコモ:dカードでd払いにチャージしてd払いで払うと二重でお得。

au:au payカードでPontaポイントにチャージしてau pay(Pontaポイントからチャージ可能)で払うと二重でお得。

ソフトバンク:paypayカードでチャージしてもpaypayはお得にならない。

楽天:楽天カードで楽天ペイにチャージして楽天ペイで払えば二重でお得。

スマホ系はこんな感じでした。
paypayはクレカからのチャージでなくとも独自でお得なキャンペーンをしょっちゅう打っていますよね。
paypayがソフトバンク系列だと知らなくてもTVやネット広告や店頭でのイメージキャラクター宮川大輔が頭に浮かんでくる人は多いのではないでしょうか。

楽天は一見何も変わっていないように見えますが、楽天グループのポイント還元自体の改悪が進んでいます。

そんな中ドコモやauはそのままなのかという感じだったのが、ここにきて改悪を発表。

ドコモのdカード⇒d払いにチャージで1.0%還元してd払いで0.5%還元だったのがチャージが0.5%になって全部で1.5%⇒1.0%になることになりました。
auも同じ。au payのチャージが1.0%から0.5%になり実質 改悪。
これらが2022年12月から始まります。

双方とも使いやすい形に変更するみたいなこと言っていますが、よくあるネガティブ印象を持たせないための常套句ですね。
細かく言えばもう少しありますが大体はこんな感じです。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

Tポイントはクレジットとの連携は弱いです。
いやもちろんファミマと提携したりTポイントが貯まりやすいクレカを作ったりはしていました。
でもなぜかパッとしませんでした。

そこにきての三井住友のVポイントとの統合です。
大会社です。
ですが三井住友は銀行やクレカに強いけれどもポイントは何とも微妙な空気でした。
個人的には電子マネーに馴染みのない大多数のユーザーがクレカのポイントを貯めて金券や商品に引き換えるイメージのままだったのではないかと思っています。
だから合体することにしたのでしょうかね?

Tポイントが今の主要ポイントであるpaypayやdポイントなどと首位争いできるかは、多くの既存ユーザーと新規ユーザーにどれだけTポイントを貯めるお得さを認知してもらえるかにかかっているのはないかと思います。

ポイントの改悪をしたことで電子マネー争いに一旦の落ち着きが出てきてドコモやauが縮小傾向にある中、Tポイントが盛り上がれるかは今後の戦略にかかっているのではないかと考えています。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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