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接客・サービス業のあなたへ

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接客・応対に必要な知識、仕事の中での気づきなどを接客・サービス業の新人さん、トレーナー・マネージャーさんに役立つコラムに。ウェディングの仕事はもちろん、飲食、販売、営業など対人の… もっと読む
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記事一覧

サービスの「先回り」って大事ですね

サービスの「先回り」って大事ですね

こんにちは、ウェディング ナビゲーターの清水 恩です。
今年も確定申告を無事に完了しました。
4月まで延びたし、とのんびりしていたら、結局ギリギリになってしまいました。

今年からマイナンバーカード使用の有無で控除額に差がつくというので、カードを取得してトライ。
カードリーダーはスマホで代替できる、とあり、無事に完了できました。

わかってしまえば簡単でした、わかってしまえば、です。
わかるまでが

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結婚式の返信はがき ペンと書き方|結婚式に呼ばれたら ウェディング ナビゲーター 清水 恩がお伝えする生きたマナー

返信はがきの書き方とおすすめのペンを専門家が詳しくご紹介!

増殖中の「謎マナー」に惑わされない、生きたマナー。
結婚式の専門家が、招待されたゲストのための大人のマナーを解説します。

「義実家」という言葉とジェンダー問題と

「義実家」という言葉とジェンダー問題と

「義実家」という言葉、ご存知ですか?
SNSをはじめとして、ネット上では当たり前のように使われていますが、私の中ではまだネット用語かスラングか、という位置づけ。
(辞書の見出し語には既になっているようですね。)

「義実家」は正しい日本語なのか?「実家」というのは、嫁または婿に入った人が元々属していた家を指す言葉。
これ、よく考えると、戦前の「家制度」、家父長制を引きずっている言葉なんですよね。

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差出人が個人名のビジネスメールは毎回「誰?!」と身構えてしまうので

差出人が個人名のビジネスメールは毎回「誰?!」と身構えてしまうので

メールマガジンの差出人が個人名のみというケース、最近増えていませんか?
興味があって登録したメルマガとか、通っているヨガスタジオのお知らせメールとか。
「誰?!」と思いながら開いたら全然怪しくなかった、ということがここ数年よくあるんですよね。

今どきはこれが普通なんだろうか?
私が古い考えなのか?

いやいや、相手が身構えるなんてやっぱり不親切でしょ、と思うのでこれを書きました。

ビジネスアド

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アフターコロナのウェディング その形と結婚式場に求められること

アフターコロナのウェディング その形と結婚式場に求められること

新型コロナウィルスの感染防止策として提言された「新しい生活様式」では冠婚葬祭についても言及があり、関係各所で対策が練られています。
結婚式を安全に実施できることが担保されて始めてユーザーは結婚式をしようと思うでしょうから、特に結婚式場は対策をできるだけ具体化し、お客様に納得していただく必要があります。

今後も繰り返しやってくるであろうコロナ禍に備えたこれからの結婚式の形と、結婚式場に求められる対

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結婚式の開催を取りやめようか考えている方たちへの検討ガイドライン

結婚式の開催を取りやめようか考えている方たちへの検討ガイドライン

コロナウィルスの感染抑止策として、2月26日に首相から小~高等学校休校措置の要請が出ました。
国立博物館の休館を契機に、他の美術館博物館も軒並み休館をし始めています。
(私が会期ギリギリで鑑賞予定だった展覧会も前倒しで中止に……寂しい……)
知人がシェフをしているレストランからは、新規店舗のオープニング レセプションを中止します、というお知らせがきましたし。

以前noteにゲスト向けの記事を書い

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1年先なら結婚式はできるのか?という問題

1年先なら結婚式はできるのか?という問題

オリンピックがちょうど1年延期になりましたが、日本では日々コロナウィルス感染拡大の報道がなされ、本日(4月16日)は緊急事態宣言が全国に及ぶことになりました。

コロナウィルス関連の記事はこれが最初だったのですが、この時はまだここまでの影響が出るとは想像もできず。
おそらくこれから先も毎年感染症罹患者が出るはずなので、その方たちに見てほしいことではありながら、書いた当時はインフルやノロと同様だろう

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すっきり見えるのも仕事のうち

すっきり見えるのも仕事のうち

ウェディング当日の私たちの服装といえば、黒いスーツ。
最近サイズオーダーでスーツを新調しまして、今日は初着用してお客様の披露パーティに臨みました。

お客様の視界に入るからこれは批判覚悟で書くのですが、体型も身だしなみのうちだなと実感した出来事がありまして……。
仕事でお世話になった方の結婚式でのこと、担当プランナーは体の大きな人。
プランナーがアテンドの役割も兼ねていたらしく、新郎新婦が入場して

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フレンドリーと無礼は紙一重

フレンドリーと無礼は紙一重

増税前にまとめ買い!のお知らせに乗って、とある品を買いに近くのお店に行きました。
対応してくれた店員さん、コミュ力が高くてとってもいい人、なのですが、言葉選びが残念だった……。

在庫がなく配送の手続きをしていたのですが、時間指定の有無の確認の際に不在だったら宅配ボックスあるので、とお伝えしたところ、
「不在だったら宅配ボックスに突っ込んでおけばいいですね〜」
うん、間違っていないんだけど、「突っ

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境界線を発見!感じのいい話し方 3つのポイント

境界線を発見!感じのいい話し方 3つのポイント

感じがいいかどうかの境界線は「自分本位」か「相手本位」か。
その人の話し方が、

1)自分への敬意を感じる
2)ペースを合わせようとしている
3)安心できる表情

この3点で判断されると考えます。

1)敬意を示す=敬語の使用と適切な言葉選びファースト コンタクトにおいて、敬意を感じるポイントは話し方が多くの要素を占めます。
相手がどんな人だったとしても安心なのは、目上の人にも通用する話し方をする

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ヒールとスーツ #KuToo に思うこと

ヒールとスーツ #KuToo に思うこと

女性のヒール着用既定の撤廃運動と、「#KuToo」のハッシュタグが話題になっています。

キャンペーンを立ち上げた石川さんご自身のコラムを読みました。

なぜヒールやスーツなのか?私たちウェディング プランナー(当日立ち会うスタッフも含めて)にとっても、服装というのは切っても切れない要素。
結婚式というのは儀式の場に関わるフォーマルな席であり、お客様も礼装をする場なので、私個人はそういう場に合った

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「おなか痛いポーズ」が蔓延中 正しい立ち姿勢とは?

「おなか痛いポーズ」が蔓延中 正しい立ち姿勢とは?

我がウェディング業界で頻繁に見るようになったのが、タイトルの「おなか痛いポーズ」。
両肘を張って、掌を重ねて腹部に当てた立ち姿のことです。
ただし、私が勝手にそう呼んでいるだけで、一般呼称ではありません、悪しからず。

最近、男性スタッフがこのポーズをして笑っている画像を見かけてギョッとしました。
とあるウェディング会場の、スタッフがずらっと居並ぶ宣材写真だったと思います。
今や、男性もあれが正し

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皇室に対する敬語はかなり特別って知ってる?

皇室に対する敬語はかなり特別って知ってる?

ご譲位の日が近づいています。
今上天皇のご退位は寂しい反面、皇太子殿下のご即位はこちらも新しい気持ちになりますね。
ご譲位という出来事は国民すべてが初体験ですが、新しい時代・令和をお祝いの気持ちで迎えられるのは嬉しいことです。

皇室の話題が増えると、それに伴って敬語に触れる機会もぐっと増えます。
昨今の接客周りの状況を考えると、タイトルのような問いを投げかけたくなるのですが、皆さんどうでしょう?

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接客業ならできないとマズい「お客様優先」

接客業ならできないとマズい「お客様優先」

ここ数年、接客をする人たちを見てとても気になっていることがあります。
それは、お客様より自分の動きを優先する人が多いこと。

例えば、カフェやファミレスでお客様(私)が向かっていっているのに、スタッフが止まる様子がない。
料理やドリンクを持ったままでも同じ、こちらが止まれば当たり前のように立ち去っていくんです。
そういうスタッフに遭遇することが本当に増えました。

接客においては、お客様が向こうか

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