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うつ病のはなし。

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自分が体験した鬱に関する体験や思い、知ってほしい事などを書いた記事をまとめてみました。
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#鬱日記

自分の感情と友達になりたい。

自分の感情と友達になりたい。

毎日同じような日々が過ぎていく。

違うのは、私の感情。それだけ。

それだけで世界が全く違うものに見える。

思えば、感情に振り回されてきた人生だったかもしれない。

小中学校時代は、悔しさに。
高校時代は、悔しさと焦りと期待に。
大学時代は、期待と焦りと物足りなさに。

この感情が見せてくれた景色はいっぱいあった。

部活で自分の実力が伸びたり、同志に出会えたり、海外の友達ができたり…。
はた

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誰かのためにすることってたのしい。

誰かのためにすることってたのしい。

昨日、バナナケーキを焼いた。

最近我が家でブームのバナナケーキ。

よくそんなに食べてて飽きないよなってくらい、頻繁に作っては食べてる。

そんなバナナケーキを、プレゼントのために焼いた。

家族以外に渡すのは初めてだったから、ドキドキしながら作った。

量間違ってないよな、ちゃんと焼けてるかな、とか…。

いつもだったらお皿に置いてラップするだけのケーキを、ちょっとおしゃれにラッピング。

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目に見えない不調って難しい。

目に見えない不調って難しい。

今日ご近所さんに久々に会った。

ちっちゃい頃良く遊んでた近所の子のお母さん。

親同士で久々トークで盛り上がってたところ、

「マルコーちゃんは、こっちで就職したの?」

って聞かれた。

やっぱり聞くよね、、、
実元のナンバープレートじゃない私の車が家に停まってるからね。

しかも変な時期に帰ってきてるし、あれ?と思うよね〜

その場では
「そうなんです〜」
と適当に誤魔化した。

(挙動不審

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拝啓、うつ真っ只中で苦しむあなたへ

拝啓、うつ真っ只中で苦しむあなたへ

私は昨年1月に1回目のうつを発症し、8月に再発しました。
現在は70%戻ってきたかな、と言った感じです。

このnote は、過去の私へ、今うつ病の辛い症状(鬱度100%) を抱える方へ向けたお手紙です。

当時の私に届けたい想い、やってほしい事を書いてみました。

周りにうつ病で悩んでいる人がいる方も読んでみてもらえると嬉しいです。

拝啓
うつ真っ只中で苦しむあなたへ

今、あなたはとても苦し

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焦ってるあなたは、すごいエネルギーの持ち主だ

焦ってるあなたは、すごいエネルギーの持ち主だ

「焦らなくていいんだよ」
ってよく言われる。

鬱になって、焦って行動したところでいいことない。

分かってる。
分かってるんだけどなあ。

やっぱり焦ってしまう。

周りの友達が働いてる。

学生として頑張ってる。

なんなら外に一歩踏み出せば、みんな社会の一員として何かしらの役割を持って頑張ってる。

その状況を見ると、何にもしてない自分が恥ずかしくなる。
情けなくなる。

何もせず過ぎていく

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自分責めって見えない自傷行為

自分責めって見えない自傷行為

鬱が再発して半年。
元気だった時は、まさか自分が鬱になるとは思わなかった。
だって鬱って、環境だったり、人間関係が上手くいかない時になるものでしょ?と思っていた。

実際、私はどちらにも恵まれていた。
腹割って話せる友達が何人かいるし、研究室だってみんないい人。先生ともうまくやっていた。
バイト先も、こんないいバイトあるのかってくらい大好きだった。

もちろん、学校や研究室に全くストレスがないかと

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大人のイヤイヤ期と名づけることにした。

大人のイヤイヤ期と名づけることにした。

今日は朝からもやもや気分。

昨日東大受験を控えた学生が刺されたニュースを目にしたから。

刺された受験生は、きっと受験どころじゃないだろう。
職員の方の容態も心配だ。

何より、加害者の高校生はどうしてこの事件を起こしてしまったのだろう。それをずっと考えていたら悲しくなった。

そんな訳で、1日経ってもブルー。
ひきずっている。

ベッドから出る気分になれず、のそのそと昼前に起きる。
とりあえず

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