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家族と弟と障碍と

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障碍を抱えて2023年に57歳になった弟のことを書いています。 ベースは弟の事ですが、関係性から姉である私や両親、親戚などの話も出てきます。
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記事一覧

昨今の障碍という考え方について

昨今の障碍という考え方について

いいとか悪いとかそういうことではないというのを先に書いておきます。

かねてより書いていますように我が弟は身体障碍を持っています。
聴覚障碍と言語障碍も持っていることから、外界とのコミュニケーションが著しく少なかったことで、さまざまな問題を抱えることとなったわけです。

さらに、歳をとってきて今まで無理に動かしていたこともあり、頚椎に負荷がかかり車椅子となったのですが・・・・

父が存命であった時

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それは越えられないのだろうか

それは越えられないのだろうか

ある意味、私も所詮人間なので偏見などもあるとは思う。

とはいえ、例の車椅子の女性の方・・・(車椅子でイオン映画館に行かれたという女性の方の話です)
どうでもいいから、礼儀のある行動をしてくれればいいんですと思ってしまう。

映画館であろうと、電車であろうと、車椅子で危険がないように考えるのはできるでしょうに。

どうしても、自分の弟が全身に痛みや痺れを感じながら必死に歩き、物事が耳に届かず、言葉

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欠け

欠け

その昔、私が小学6年生の頃の話・・・

5年6年は同じ担任で、これは進学を考えた上での教育方針のブレがないようにとなっていたものだったと思う。

その頃、「障碍」に関し、6年にもなって・・と言うのはあったが、3年生で該当の小学校に転校してきてから(正しくはその前の学校の記憶がほぼない・・幼稚園はあるんだが)「障碍というものに関し」いろんな同年代の考え方に翻弄された。

6年の時に担任が障碍を持った

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介護・介助・歳をとる事

介護・介助・歳をとる事

とある記事で、高齢になりまもなく仕事を辞める歳ともなり、そのお子様の考え方に思考を巡らせてこれを書いています。

ある程度の時期になると、どれほど仕事をしたいと思っていても定年退職などもあり、その後を否が応でも考えなくてはならないことがある訳です。

我が母も81となり、現在ではのんびりと毎日の生活の中でのするべきこと、せねばならないことをして過ごしている訳です。
しかし、障碍を持った息子の面倒を

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母親

母親

後期高齢者となった母。
現在は81歳。

それでも、一般的な年齢の形で考えるとかなり元気に動き回っている方だと思う。

彼女の現在の1番の心配は息子のことだろう。
本来であるなら、彼女には6人の子供がいたはずだった。
私の兄が流産し、私の弟が障碍を持ち、妹が1歳で他界。
その後2人の弟も流産だった。

言い方はなんではあるが男子(まあ妹に関しては諸事情あるので)にトラブルが起きる。
理由は当初、母

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育て方?育ち方?

育て方?育ち方?

ご来訪感謝。

タイトルが中々難しいイメージだが、色んな意見があって良いものと思う。
親が子を育てるのは、ある程度生物をすれば本能として持っている、あるいは持っていて欲しい所だよね。

しかし、カッコウなど托卵する奴もいるし、様々ではある。

人間は、どうだろうか。
これまた様々と思う。

子供が無事に育って社会に出て大人になったとして、「育て方を間違えた。」など、言って良いのか?と言う事を平気で

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あなたの命より

あなたの命より

大切なものは何一つないと思う。

例えば、どれほどに嫌われていたとしても、すべての人間に嫌われると言うことは、ほぼあり得ない。
あの、ヒトラーが起こした出来事や、カエサルが起こした出来事があって多くのものに憎まれ嫌われたとしても、それでも愛してくれる人はいた。

嫌われる勇気とはよく言ったものだが、嫌う奴は無視と考える方がいいのかもしれない。

だけど、ここに1つ問題が生じる・・・
嫌っているのか

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それはどう動くべきなのか・落ち着いて考えること。

それはどう動くべきなのか・落ち着いて考えること。

記事を書くにも時間というものはとても大切で。
どんなことでも動く前に考える瞬間が必須で。
だからと言って考えすぎて動けないのは本末転倒で・・・

そんなことを考えていたら、あっという間に2024年になり、大きな出来事があり、そして2月。

気がついたらあっという間に時間が過ぎ去っているという最近、焦りはないけどやっぱり考えてしまう。

まず、1つの精神的な問題が自分以外の大切な人に起きたとしよう。

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弱音を吐けないわけ・・・

弱音を吐けないわけ・・・

昨日(2024・1・15)弟を新しい整形外科に連れていくこととなった。
弟は「アテトーゼ型脳性麻痺」を生まれたときに患い、身体障碍を持っている。

後、数日で58歳となる。

私を含めて6人兄弟であったはずの、生き残った2人だ。

弟は早産で生まれ、対処があまりに雑だったことで保育ケースの中で高熱を出し、一時的に900gまで体重が落ちた。

「生きることを許された」

医者が言うには、「目も見えな

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大学病院

大学病院

さて、こちらはとても久しぶりに書くかなと言う感じですね。

治ることはもとより考えてはいない、我が弟ですが先だって大学病院への定期的な受診でした。

80をとうに過ぎた母に車椅子を押させるのも心配ではありましたが、ご厚意で通院介助してくださっている生活指導の方が腰を痛めたとのことでタクシーをお願いしたいと・・・

その旨を母に伝えるも、うまくタクシーとの折り合いがつかず、結局駅までは生活指導の方と

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ローソン冷凍食品

ローソン冷凍食品

ローソンの冷凍食品の話。

いや、ノートにも書く予定だけど、今ちょっとね。

母と弟のことを考えて、いざという時に冷凍食を冷凍庫にと考えて、あと、緊急避難の際の食品など・・・

しかし、どうしてもこういったものは保存期間を考えると味が落ちてしまう。

元々食べること自体が困難なタイプの弟は、それでも腹が減れば食うには食うが、何買った際に美味しいものを1つだけでも食べることで変化をもたらせると私は考

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生活保護と医療と障碍と・・・(長いよw

生活保護と医療と障碍と・・・(長いよw

はい、おはこんばんにちは。

マーヤです。本日2枠目のお話となっております。
今ね、店にいるんだけれども、ちょっといろいろ思うことがあって、放送を。
録ってるわけなんですよ。

何思ったかって、まあテーマっていう言い方だとすれば、障害と生活保護っていう感じかな。
まあこれね、Noteの方にも文章にあげて、いろんな方々に見てほしい部分ではあるのよ。
実際、役所にも電話をかけていろいろ話はした

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お仏壇のお茶・水の話。

お仏壇のお茶・水の話。

間も無く終戦日(記念日っていう言葉的には儂はあまり好きではなので、終戦日と書きます)が来ますね。

それだけではなく、お供えを差し上げる際には水分に関して少し意識して差し上げてください。

昔、とある場所でお仏壇にお食事をあげていらっしゃる方がいらして、それはそれで間違ってるわけではないのですが「あっつあつのお茶!」だったのを見たことがあります。

何を隠そう、私の親戚筋なんですけどもね( ^ω^

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理解できない事柄・役所は何のためにあるのか。

理解できない事柄・役所は何のためにあるのか。

はーい、こんばんわ、マーヤです。
実はこの内容、先ほどスタンドFMで音声録ったんですけど、しゃべっている間に思う点があって、音声は消しました。

ですが、思いはそのまま消えているわけではないので、noteに書かせていただいているというところです。

ちょっとこう、解せないことが山のようにございましてそういうのをね、書き出しているんですよ。
スタンドFMを聴いてくださった方は知ってるところですが、今

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