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肯定的な「ヤバイ」のオカザイル説
皆さんは辞書をお持ちですか。私は英語の電子辞書のプロフェッショナルモデルを持っていますが、普段はネットで確認することが多いです。正しい言葉の意味や使い方を知りたいとき、辞書に立ち返るものです。そこに正解があるような気がして。でも、もし辞書が正解なら、辞書はどうして版が重ねられ、正解が書き換えられていくのでしょう?見やすくするため?例文を変えるため?
答えは「言葉は変わっていくものだから」です。言
「身近なコミュニケーション」としてのスピーチ
前回、英語スピーチの授業の後学生用に書いたまとめコメントを、「スピーチではもう一人の『自分』を創ろう」と題してnoteにまとめました。ありがたいことに、多くの方々に読んでいただきました。記事が少しでも「スピーチ」を捉え直すきっかけになってくれていたら幸いです。
先ほど26名の英語スピーチの録画を確認し、出してもらったレポートに朱入れを終えたところです。あらためて「スピーチってコミュニケーションだ
スピーチではもう一人の「自分」を創ろう
私は特段スピーチがうまいわけではありませんが、英語コミュニケーション担当(専門はコミュニケーション学)として、スピーチ・コミュニケーションという英語専門の授業を担当しています。自分なりに理論と実践を融合させようと努めています。昨日の授業後のコメントで学生に伝えた文章に少し手を加えたものを、ここに載せておきます。
内容も大事だけど、言葉の配り方も大事なのよ
スピーチと言えば普通、トピックについて
レポートの書き方(まとめ):補足
ここでは過去3回、レポートの書き方について短い文章を書きました。それをまとめたのが以下のものです。
さきほどレポートの採点を終え、一人一人にメールにて返却するにあたり、全体に向けたコメントを送ろうと、ワードにカチャカチャとメッセージを書いていました。先の「書き方」について書いてからしばらく経ったのもあってか、これはこれでnoteに載せておこうという気になったので、早速手直しし、アップしました。お
レポートの書き方(まとめ)
新年度が始まりました。今年もコロナウイルス感染の影響により、遠隔授業も多く、レポートなど文章を書く機会が多いことと思います。しかし、大学に入って早々レポートを書けと言われても、正直「書き方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。
これは仕方がないことでもあります。というのも、これまで多くの方々がレポートをどう書くといいのか、いや、そもそもレポートとは何か、さらには「書くこと」「論じるこ
「構え」をあらためたら、「段落」というブロックを積もう
2月になった。期末レポートの執筆がいくつか溜まっている方もいるだろう。その前に、前に出してもらったレポートを返しておかねば、と一気に朱入れし、返却を進めている。これまでレポートについて感じてきたことを、今回さらに強く感じたこともあり、noteで書いてみた。
ただ、構えだけではレポートは書かない。そこから論を紡いでいかなければならない。今日は簡単に、論の紡ぎ方を書いておこう。
その前に少し迂回し
レポートは「構え」からあらためよvol.2
先日レポートを見ていて、これまで感じてきた違和感がよりリアルに感じられた。学生は学生で書き方に困っているだろうと思い、「レポートは『構え』からあらためよ」と題した投稿をしてみた。
タイトルが暗示しているように、要は、「構え」、つまり、多くの人が書く前からすでに躓いていた、ということだ。だから、レポートなるものを書く前に「構え」をあらためるところから始めよう、というのが投稿の主旨だ。
学生諸君に
レポートは「構え」からあらためよ
多くの学生がレポート作成に苦労している。もっともだと思う。これまで感想文とか結構書いてきて、大学に入っていきなり「レポートを書け!」と言われても困る、といったところだろう。しかも、レポート提出を求める割には、誰もレポートとは何か、どう書けばいいのか、について教えてくれない。
多くのレポートを読んできた経験から言って、学生がどこで躓いているかというと、レポートを書く技術よりはるか手前、つまり、「書
「日本人」って誰のこと?
ツイッターのハッシュタグのトレンドに、気になるものがランクインしていた。「日本」が「日本人のもの」だと謳ったものだ。そういえば、朝は朝で、ある化粧品会社の社長が人種差別的なことを書いて、大炎上していた。それもあって、ハッシュタグが気になったのかもしれない。なぜ、どう気になったのか書いてみたい(忙しいんだけど)。
固定されるアイデンティティ「日本人のもの」というとき、「日本人」とは誰のことを指すの
映画『タゴール・ソングス』観ました
普通なら研究室ブログに書くところですが、先日noteの登録をしたので、こちらに書いてみようと思います(まだ勝手がわからないが、使い方が手ごろで「ポップ」だな)。
タイトルを見てお分かりの通り、映画『タゴール・ソングス』(佐々木美佳監督)を観ました。本来なら県内のKBCシネマで鑑賞するところですが、このご時世で上映中止中。
ところがなんと、「仮設の映画館」という、指定の映画館にお金を払ってネット