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#育児

産育休の記録~2&3ヶ月目

産育休の記録~2&3ヶ月目

産育休開始から3ヵ月経過。
1ヵ月の投稿をしてから、早速2ヵ月分の投稿になりました…
2、3ヵ月と分けて記事を書くことも考えましたが、

① 時間がない。
② まとめて書くことになったのも一つの記録では。

ということで、2ヵ月分纏めてということにしました。

3月、桜の開花宣言が始まったころ、第一子を出産しました。

今回の出産はある意味、「安産」
ある意味、「難産」

と両面感じることがありま

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復職3日目の所感。

復職3日目の所感。

復職から3日。
本日の業務は、行き詰まったプラレールの車両の向きを変えるおしごと。

…そう、3日目にして有給。
お決まりの「子供の発熱」

第一子のときにも、そんなだったから、今回は保育園登園開始と私の復職を大きくずらしたのに。
結局、すぐ有給。

やっぱり子の発熱は、どうにもコントロールできなかった。そりゃ当然か。

はじめの2日に、やれることはやった。
あれこれ前倒しで進めてるし、休んでもあ

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妖怪・もっともっと

妖怪・もっともっと

夫が体調を崩した。

毎週日曜日の午前中は私の自由時間。
子どもが産まれてからのそんなルーティンも今週は変更。

本当は映画見に行こうと思っていたのにな。

そういえば
育休中は毎週、週末を心待ちにしていた。
週末日曜日
何をしようか、どこに行こうかとそれを心の支えに平日を乗り越えていた。

育児に休みはない。
週末、たった数時間でも育児から離れられる時間が幸せだった。

それが仕事に復帰してみる

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子ども服の断捨離

子ども服の断捨離

先月から断捨離を始めて、今は子ども服の断捨離をしているところです。

うちの子どもたちはサイズアウトした服は、そんな服もあったねーくらいで興味がない様子。なので捨てるか捨てないか判断するのは私となります。

子ども服が捨てられない

上は7歳、下は2歳になるのですが、今まで子ども服は1枚も捨てたことがありませんでした。

それがやる気スイッチが入って、子ども服を手放し始めた私。

累計30Lのゴミ

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甘夏につめを立てる

甘夏につめを立てる

鼻を近づけても案外香らない。
「傷をつけるといい匂いするよ」と言って、手の中の甘夏に、親指の爪を立てた。
柑橘の良い香りがした。

娘も嗅ぎたがるから、手渡すと、まっすぐに自分の鼻に持っていく。
「いいにおい!」とぱっと顔を輝かせる。

夫は久々の飲み会、息子の寝かしつけは終わった。娘と2人きりの夜。

少し前に買った甘夏を夕食後のデザートに。

手で皮を剥こうとしたけれど、固い皮はちっとも指が通

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選挙に行くことを当たり前に

選挙に行くことを当たり前に

先日、私の住む街では県議会選挙がありました。

久しぶりに、子どもたちを連れて選挙に行きました。ここしばらくは期日前投票だったんです。

でも今回は期日前投票に行きそびれてしまって(変な表現ですが)。

夫に早い段階で今日期日前投票行く?と聞かれたのですが、その時はまだ誰に投票するか決めていなかったので(誰が出てるかも知らなかったし)後回しにしていたら、選挙当日になってしまいました。

政策を眺め

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あんぱん不可避。

あんぱん不可避。

案の定、あんぱんに先を越された。

スーパーの菓子パン売り場で、息子は、アンパンマンスティックを指差して「あんぱ!」って言った。

前々から発音してたけど、ちゃんと対象を指差して言った。もう認めざるを得ない。

「ママだよー」なんて声かけたこともないし、そりゃそうか。ママよりあんぱんか。

子供を育ててると、日本国内でアンパンマンを避けて育児するのは無理だと思い知らされる。アンパンマンは刷り込まれ

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息子を慣らす、母は忍ぶ。

泣き声が聞こえた。私はさっと腰を落として身を潜めた。
先生が叫んだ、「お母さん、そこに置いてって!」
返事もせずに、振り返ることなく、私は息子のくつを置いて駆け出した。

慣らし保育が始まって1週間。
息子の泣くタイミングが徐々に早まる。
教室、園のゲート、園の駐車場。

今日は雨だからいけない。
傘やらレインコートに気を取られて、息子の靴を娘の教室に置いてきてしまった。

靴を取りに行き、また

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年少の衝撃

年少の衝撃

ニュースの記事と目の前の光景ががっちりつながった。

年少の娘のお迎え初日、教室は戦場だった。

大人ひとりで、3歳児20人、見られるわけない。

保育士配置基準に関しては、ニュースでも新聞でも見たことあった。3歳に上がったとたん、急激に人数増えるな、とは思ってた。

教室では、男の子と女の子が激しくけんかしてた。女の子がお茶こぼしてた。先生はひとりだった。

お迎えにきた私は、先生に聞きたいこと

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普通のお母さんであることが大変だった。

普通のお母さんであることが大変だった。

青信号って止まるんだっけ?と思うくらいに、帰りはどっと疲れていた。

朝、子供2人を保育園に送っていっただけ。

新入園の息子と、年少に進級した娘。

新年度の朝は慌ただしい。
そして、単純に荷物の多さでかなりメモリ食ってる感もある。大量のオムツのストックとか、お道具箱とか。そして、お昼寝布団。

下の子はまだよかった。
娘のときの経験があるし。

でも、年少に上がった娘はわけが分からない。
通園

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メカジキを探しています

メカジキを探しています

2回目の入園準備だから、何も心配することはない、そんな奢りがあった。

裁縫系の準備は早々と済ませていた。
タオル類もお昼寝布団も買いそろえていた。

ただ、メカジキが足りなかった。

たった2年の間に保育園の事情は変わっていた。
娘が入園した2年前よりも、より慎重で手厚くなっていた。

必要書類の記入だけ後回しにしていたのがいけない。
見慣れない書類があった。
アレルギーチェック表だった。

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年少さんになる

年少さんになる

12cmも袖を詰めた。
真新しいスモッグは年少さんの証。
もうすぐ進級。
0・1・2歳、所謂、未満児さんクラスは卒業。あっという間。

詰めた袖も、いつか全部糸をほどいてしまう。その日は案外あっという間に来るんだろうな。

「あれ?詰めすぎた?」なんて言って着せてみたら、スモッグはぴったり娘の腕になじんだ。すっかり糸を解く日に、私は今日を思い出すんだろうか。

スモッグの固い生地もきっとどんどん柔

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春が来た

春が来た

ユキヤナギがゆれてる。
見上げれば桜。
足元にはムスカリの濃い青。

春が来た。
紛うことなき春。
日差しもぽかぽか、というか、今日は暑いくらい。

圧を感じる。春の圧。
追い立てられるような心地。

景色も心待ちによって変わる。

復職間近。
新しい生活に少し怯えている私は、元気すぎる花々に気圧されています。

育休の終焉、子供たちの慣らし保育。

春が来た。

字面は明るいのに、私がこれを声に

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行って帰ってきたお話。

行って帰ってきたお話。

2時間の映画は娘にはしんどいかなと思ったけど、そんなことなかった。
目が釘付け、千と千尋の神隠し。

あの映画は、ざっくり言ってしまえば、異世界での冒険を通じた少女の成長譚…かな、と思う。

3歳の娘に「どこがたのしかった?」ってなんとなく聞いてみた。

「おとうさんとおかあさんと会えたところ」

ちょっと想定外。

派手なシーンはいろいろある。
私はベタに、ハクと千尋が2人の出会いを、ついに思い

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