ママちゃん

ママちゃん

記事一覧

こんな1日もいい

仕事のない日の過ごし方は無計画に限る。 目覚まし時計をセットしないで起きる幸せ… でも結局いつもと同じ時間に目が覚める。 スマホをチェックしてから両手をグッと上げ…

ママちゃん
2週間前
4

娘のワーキングホリデー事情⑤

娘のワーキングホリデーも残すところ3ヶ月。メルボルンシティ中心地の高層マンションで快適に過ごしていた部屋の契約が終了し、部屋探しの為に内見20件の末なんとか条件と…

ママちゃん
1か月前
1

いくつになっても嬉しいこと

5月のある日、撮影アルバイトの帰りに阪神タイガースの優勝祈願で有名な神社に立ち寄った。この時期ピンク色の花が満開のコバノミツバツツジが人気なので一度見てみたいと…

ママちゃん
2か月前
2

娘のワーキングホリデー事情④

彼女が私に相談する時は選択に迷っているけど自分の中ではほぼ答えが出ている時。 こどもの頃からいつもきめごとは自分で決めるタイプだ。 あれからもう半年以上が過ぎ、慣…

ママちゃん
3か月前
1

娘のワーキングホリデー事情③

ワーキングホリデーと聞けば働きながら優雅に余暇を過ごすといったイメージがあるけれど、娘が過ごす日々は優雅さとは程遠いものだった。まず紹介で入ったシェアハウスのオ…

ママちゃん
4か月前
1

いつかまた…

昔の恋人に会いに行った、いや観てきたが正しい。 アートの世界へ足を踏み込んだ18歳頃、ギャラリーの四角い箱の中でその作品と出会った時の感動は今でも忘れられない。 今…

ママちゃん
5か月前
1

娘のワーキングホリデー事情②

彼女がワーキングホリデーへ行くまで働いていた留学エージェントの会社ではオーストラリア出張があった。現地の語学学校へ取材するための同行だった。 そもそも私自身留学…

ママちゃん
6か月前
1

娘のワーキングホリデー事情①

スーツケースに夢を詰め込んで飛び立ったオーストラリアの地で、泣いたり怒ったり笑ったりの4ヶ月が過ぎた。 新卒採用で某ラグジュアリーブランドに入社後、ファッション…

ママちゃん
6か月前
5

未来に輝く光

阪神淡路大震災から29年 私は石川県七尾市の和倉温泉にいた。早朝揺れに気付いて目が覚めたけど旅館の暖かく心地の良い布団の中で再び眠りに落ちた。目覚めたところでテレ…

ママちゃん
7か月前

健康第一ホントそれ

2023年新年開けてすぐの入院と自宅療養。2月には仕事復帰するものの体がふわふわして少し動くと動悸息切れ、自分の体じゃないような不安定な感じ。昨年11月原因不明の高熱…

ママちゃん
8か月前
1

初のシングルクリスマス

クリスマスイブには毎年ビーフシチューを煮込み、ikariスーパーでローストチキンを2本、人気のケーキ屋で必ずチョコレートケーキやチーズケーキを入れて4ピースを買う。 …

ママちゃん
8か月前
4

1人になって気づいたこと

毎日晩酌のように楽しんでいた夕食後のスイーツ 外出先で美味しそうなパンやお菓子を見つけたら2人でシェアするために何種類かを選んで買って帰った 1人になってからなん…

ママちゃん
9か月前
1

似た者同士

大学の入学式で初めて出会ってから38年 どちらがが先に声をかけたのか覚えていないけれど会話をした瞬間に"なんか合う"って思った。 たぶん話のテンポや彼女の持つ柔らかな…

ママちゃん
10か月前

芸術の秋 文化の日

Noriko Mizokawa Exhibition ムダのない描線に裸婦のしなやかさ、力強さを感じる彼女の作品がいつも心地よい 無数のマスクは見る角度や見る側の心理状態で喜怒哀楽さまざま…

ママちゃん
10か月前

好きなことが仕事に

大学の時ギャラリー巡りをして毎週3通のレポートを提出する「現代美術論Ⅰ」という講義を取っていた 1回生では適当にまわって簡単なレポートさえ提出していれば単位が貰え…

ママちゃん
10か月前

いつもと違う何かを

いつもと変わらぬ朝を迎えて、ソイラテとグラノラを食べて洗濯物を干して家を出る 自転車5分で職場に到着 今日からまた新しい展覧会が始まる いつもと変わらぬ仕事の中で…

ママちゃん
10か月前
1
こんな1日もいい

こんな1日もいい

仕事のない日の過ごし方は無計画に限る。
目覚まし時計をセットしないで起きる幸せ…
でも結局いつもと同じ時間に目が覚める。
スマホをチェックしてから両手をグッと上げて寝延びをするのが目覚めの儀式。
時間を気にせずそのままうとうとする日があれば、せっかくの休みだから少しでも動きたい日もある。
今日は後者の方だけど、夕べは夜更かししてしまったから寝不足気味ではあるけれどいつでも昼寝が出来る安心感。

もっとみる
娘のワーキングホリデー事情⑤

娘のワーキングホリデー事情⑤

娘のワーキングホリデーも残すところ3ヶ月。メルボルンシティ中心地の高層マンションで快適に過ごしていた部屋の契約が終了し、部屋探しの為に内見20件の末なんとか条件と見合った部屋へお引っ越し。立地条件、オーナーやフロアーメイトとの相性、そして家賃諸々の条件にどの物件にもプラスマイナスがある中でそこに決めた一番のポイントは家賃削減。
ワーキングホリデーが終了したら留学ビザを申請して更に一年オーストラリア

もっとみる
いくつになっても嬉しいこと

いくつになっても嬉しいこと

5月のある日、撮影アルバイトの帰りに阪神タイガースの優勝祈願で有名な神社に立ち寄った。この時期ピンク色の花が満開のコバノミツバツツジが人気なので一度見てみたいと思っていた。今年は桜の開花が遅かったこともあり濃淡のピンク色のコラボレーションが美しさを際立たせていた。昼を少し過ぎた時間でもあったのでベンチでお弁当を広げている人や、ハイキング姿のシニアグループが花の前で写真を取り合う姿があった。一眼レフ

もっとみる
娘のワーキングホリデー事情④

娘のワーキングホリデー事情④

彼女が私に相談する時は選択に迷っているけど自分の中ではほぼ答えが出ている時。
こどもの頃からいつもきめごとは自分で決めるタイプだ。
あれからもう半年以上が過ぎ、慣れ親しんだ職場とも離れ新しい仕事探しに忙しそう。
(ワーキングホリデーは同じ所で6ヶ月以上働けないルールがあるらしい)
某ファッションブランドでラストの日にスタッフやマネージャーまでが彼女の別れを惜しみ次へのステップを応援してくれ、寄せ書

もっとみる
娘のワーキングホリデー事情③

娘のワーキングホリデー事情③

ワーキングホリデーと聞けば働きながら優雅に余暇を過ごすといったイメージがあるけれど、娘が過ごす日々は優雅さとは程遠いものだった。まず紹介で入ったシェアハウスのオーナーが自分基準の規則が強い人でトラブルにならないよう最大限気を使って生活をしていた。仕事探しも容易ではなくネットや飛び込みで応募した件数は100件越え。オーストラリアへ行く前に得た人脈だったが、必ずしもそのご縁がよい方向へ行くことばかりで

もっとみる
いつかまた…

いつかまた…

昔の恋人に会いに行った、いや観てきたが正しい。
アートの世界へ足を踏み込んだ18歳頃、ギャラリーの四角い箱の中でその作品と出会った時の感動は今でも忘れられない。
今日もその時と同じような気持ちで胸が一杯になった。
懐古的な感情と新しいモノに触れた刺激が入り交じり頭と心の中が乱れてしまった。
日記を書くように毎日描かれた大量のエスキースは子供の落書きにも、古代壁画にも見える。それがまさに彼の作品の原

もっとみる
娘のワーキングホリデー事情②

娘のワーキングホリデー事情②

彼女がワーキングホリデーへ行くまで働いていた留学エージェントの会社ではオーストラリア出張があった。現地の語学学校へ取材するための同行だった。
そもそも私自身留学エージェントという存在も認識しておらず、その会社の実態がどうなのかも彼女の話ではいまいちよく理解できず、でもまあとりあえず楽しそうにやっているので良しとした。それでもいざ出張となると無事に帰って来るんだろうか…とあらぬ想像で不安になり10年

もっとみる
娘のワーキングホリデー事情①

娘のワーキングホリデー事情①

スーツケースに夢を詰め込んで飛び立ったオーストラリアの地で、泣いたり怒ったり笑ったりの4ヶ月が過ぎた。
新卒採用で某ラグジュアリーブランドに入社後、ファッションアドバイザーとしてキャリアを積む過程でここが自分の居場所ではないことを自覚して退職。
安定した収入と保障を手放すに至るまで母と娘はどれだけ話合ったことか…。
自分が不安定な環境で生きてきただけに、娘には安定とキャリアアップを望んでいたけれど

もっとみる
未来に輝く光

未来に輝く光

阪神淡路大震災から29年
私は石川県七尾市の和倉温泉にいた。早朝揺れに気付いて目が覚めたけど旅館の暖かく心地の良い布団の中で再び眠りに落ちた。目覚めたところでテレビをつけると信じがたい光景が映し出されていた。自宅からわずかな場所にある新幹線の高架が倒壊しているのだ。どこの局も地震発生のニュースで各地の映像をただぼんやり眺めることしか出来なかった。被害の大きさがリアルになるにつれただならぬ恐怖心が膨

もっとみる
健康第一ホントそれ

健康第一ホントそれ

2023年新年開けてすぐの入院と自宅療養。2月には仕事復帰するものの体がふわふわして少し動くと動悸息切れ、自分の体じゃないような不安定な感じ。昨年11月原因不明の高熱から現在に至る治療になるなんて想像もしていなかった。「結節性多発動脈炎疑診」これが今の私を不安にさせる原因。
動脈瘤が出来るのが特徴で、3月までに3回のカテーテル治療で動脈瘤の破裂を防いだ。人生まさか3回もカテーテル治療を受けるなんて

もっとみる
初のシングルクリスマス

初のシングルクリスマス

クリスマスイブには毎年ビーフシチューを煮込み、ikariスーパーでローストチキンを2本、人気のケーキ屋で必ずチョコレートケーキやチーズケーキを入れて4ピースを買う。

日が暮れると昼間には気付かなかったイルミネーションがきらめき、町はクリスマスイブムードで行き交う人もどこかソワソワしているようで気持ちが華やぐ。
子供の頃オシャレをして家族で外食に出かけた想い出、年に1度しかないこの時がたまらなく好

もっとみる
1人になって気づいたこと

1人になって気づいたこと

毎日晩酌のように楽しんでいた夕食後のスイーツ
外出先で美味しそうなパンやお菓子を見つけたら2人でシェアするために何種類かを選んで買って帰った
1人になってからなんとなくわざわざ買うのいいかな…とやめてしまう
美味しいものを一緒に分かち合う楽しさ
それ以前に一緒に食べる人のことを思い浮かべてお買い物する方がよっぽど楽しいことに気づいた

Two people are better than one.

似た者同士

似た者同士

大学の入学式で初めて出会ってから38年
どちらがが先に声をかけたのか覚えていないけれど会話をした瞬間に"なんか合う"って思った。
たぶん話のテンポや彼女の持つ柔らかな雰囲気が心地よかったから。
同じ専攻で実習をして一緒に帰ったり、時々外国人が集まるパブへ行ったりして私たちの友達関係は徐々に築かれていった。
卒業してまもなく彼女はアメリカ留学へ、一年後にアメリカ人と結婚してそのまま移住することになっ

もっとみる
芸術の秋 文化の日

芸術の秋 文化の日

Noriko Mizokawa Exhibition
ムダのない描線に裸婦のしなやかさ、力強さを感じる彼女の作品がいつも心地よい
無数のマスクは見る角度や見る側の心理状態で喜怒哀楽さまざまな表情を浮かべる
緑色に染色されたそれはまるで植物の細胞のように増殖しているかのようにも見えた
2023.10/31~11/5
「ラフノキセキ」と「Bihind the Mask」
ギャラリーあじさい(神戸)

もっとみる
好きなことが仕事に

好きなことが仕事に

大学の時ギャラリー巡りをして毎週3通のレポートを提出する「現代美術論Ⅰ」という講義を取っていた
1回生では適当にまわって簡単なレポートさえ提出していれば単位が貰えたので多くの学生が単位欲しさに受講していた
自分もそのうちの1人だったけど、いろんなギャラリーを巡って様々なジャンルの作家と話をしながら作品を見ることが楽しくなり「現代美術論Ⅱ」「現代美術論Ⅲ」と続けて受講した
年々受講生が減り四回生にな

もっとみる
いつもと違う何かを

いつもと違う何かを

いつもと変わらぬ朝を迎えて、ソイラテとグラノラを食べて洗濯物を干して家を出る
自転車5分で職場に到着
今日からまた新しい展覧会が始まる
いつもと変わらぬ仕事の中で迎える新しい展覧会は心地よい緊張感がある
創作したものを発表して誰かの目に止めてもらい、ときに感動を与える
アート、音楽、演劇、芸術以外に日常の中にも目に止まるものや出来事があるはず
それに気付けるゆとりと感性を持って
いつもと違う何かを

もっとみる