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娘のワーキングホリデー事情④

彼女が私に相談する時は選択に迷っているけど自分の中ではほぼ答えが出ている時。
こどもの頃からいつもきめごとは自分で決めるタイプだ。
あれからもう半年以上が過ぎ、慣れ親しんだ職場とも離れ新しい仕事探しに忙しそう。
(ワーキングホリデーは同じ所で6ヶ月以上働けないルールがあるらしい)
某ファッションブランドでラストの日にスタッフやマネージャーまでが彼女の別れを惜しみ次へのステップを応援してくれ、寄せ書きのTシャツまで頂いたと話してくれた。きっと溢れそうな涙をこらえながら笑顔でショップを後にしたのが想像できた。
ワーキングホリデーへ行くまで働いていたラグジュアリーブランドで退職届を提出した時も同期や先輩方に快く受け入れてもらい、ラストの日には社員一同のメッセージが刻まれたアルバムと花束を頂いた。あろうことか彼女の顧客様がその日を狙って花束を持ってご来店下さったのは店舗でも例を見ない出来事だったらしい。
大学入学と同時に始めたアパレルの販売員からするとおよそ10年、その頃「販売は天職かもしれないわ~」なんて言ってたことを思い出し彼女は自覚していないけれど接客のプロとしてのキャリアを積み重ねている。
どんな職種であれ人と接する仕事にはエネルギーがいるしリスクもある。
それでも一人一人のお客さまに見合ったアプローチやサービスを提供することで、需要と供給の良いループが生まれそれが対価と見合った時に仕事の面白さを得られると思う。

What does hospitality mean to you?

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