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自分史

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今までの出来事を記事にしたものを集めてみました。私の為人が分かるかも?
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会社人生を振り返ってー退職願

会社人生を振り返ってー退職願

一つ目の退職願いつも鞄の中に退職願を入れていた。まだ、メーカーの内勤だったころ。

きっかけは覚えていないが、すぐに出せるように用意していたのだろう。でも、結局出さないまま月日が過ぎ、退職願の封筒も汚れてきた。

最初に出したのは、40代半ばの事だったか?鞄の中から出したのではなくて、改めて書いて持って行った。退職の本当の理由は覚えていない。きっと、そんな程度のいい加減なものだったのだろう。

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どんなSNSを使ってますか?

どんなSNSを使ってますか?

忙しくしている割には、結構いろんなSNSに登録している。Facebook、Twitter、Instagram、mixi。LINEもSNSに入るのかな。

順番で行くと、この中ではmixiが一番古い。まだ招待制だった時代だろうか。noteに書いているような、でももう少しライトな記事が多かったと思うけど、そういう書き物を日記としてあげていた。

今でも登録していて、たまに日記の更新もする。mixiでは

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本当に私は生きたのか?

本当に私は生きたのか?

主婦のブルース(注:mixiでのタイトルです)

こういう歌をご存じでしょうか。たしか「かあちゃんのブルース」と読むらしいです。

1960年代後半、中川五郎作詞、高石ともや作曲の歌です。
あの頃、他にも岡林信康とか、アングラ的なフォークシンガーがたくさんいました。

この歌は、

🎵皆さん私の歌を聴いてよ 私は平凡な奥さんよ
🎵もうすぐおばあちゃんになってしまう
🎵50をちょっと過ぎたおば

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中等度難聴、補聴器、そして…

中等度難聴、補聴器、そして…

(トップ画像は、私の使っている補聴器。耳に掛けるタイプ。黒いところが耳穴に入る。大きさがわかりやすいように、一円玉を一緒に写しています)

1.耳が聞こえない!多分、40歳代半ばのことだと思うのだけれど、こんな事件?があった。

ある日、熱っぽかった私は、体温計で熱を測っていた。当時、まだ出始めたばかりの電子体温計、「テルモの考える体温計」というやつ。今では当たり前だけど。

1分で測れるというの

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おうち飲み会で意識が遠のく。そして二人きりの朝。(mixiより)

おうち飲み会で意識が遠のく。そして二人きりの朝。(mixiより)

この前の土日のこと。
いつものように、金曜日のFM番組を留守録したMDを聞いていた。「偶然、街で学生時代の恋人にあって、旦那に内緒でデートしてきた。いいですよね?」っていうような内容の、視聴者からのメッセージを紹介していた。

私には、街で偶然出会ってカミサンに内緒でデートしたくなるような学生時代の恋人はいるかなあ、って考えたら、真っ先に浮かんだ人がいた。仮にAさんとしておこう。「恋人」だったかど

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人生を変えたかもしれない曲

人生を変えたかもしれない曲

柴田淳、というアーティストをご存じだろうか。いわゆる「シンガーソングライター」で、もう20年くらいのキャリアがある。数年前、自分でもライブで言っていたが、これといったヒット曲はない。でも、東京公演は2回するし、地方でもホールが満員になるほどに、ファンはいるようだ。私もそのひとりで、ファンクラブに入っている。そして、彼女の曲は、私の人生を変えたかも知れない曲なのである。

昔から音楽は好きで、悲しい

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ひとりは好きですか?

ひとりは好きですか?

一人でいるのが好きだ。みんなでいても、しばらくは楽しくできるのだが、そのうち苦痛になってくることがよくある。一人でいると、誰にも気をつかう必要はないし、やることもいくらでもある………

子供の頃からいつも一人だった。

記憶にある最初のことは、多分これが最初だろうと思うのだけれど、5歳くらいの時、ひたすらお店の床に、チョークで文字を書いていた事だ。私の両親は、私が生まれたくらいの時は商売をやってい

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彼女の一言

彼女の一言

若い頃、もてなかった。「かった」って、その後も、もててないけど…。

大学時代は、1年生の時に何かに挫折して3ヶ月もキャンパスに足を踏み入れなかったり(あの厳しい大学でよく留年しなかったものだ)、4年生の時にはなかなか就職が決まらなかったり、完全に落ちこぼれだった。

運動神経もゼロ!体も硬く、前屈も、指先が床につかない。美術センスもゼロ!絵はとてもへたくそで、何か説明するにも書けない。かろうじて

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「異邦人」(mixiより)

「異邦人」(mixiより)

『異邦人、と聞いて何を思い出す?お前ならJ-POPが好きだから、久保田早紀の「異邦人」を思い浮かべるだろう?何のCMだったか忘れたけど、よく流行った曲だったよな。小説も好きだから、カミユの「異邦人」か?言いたいことはわかるけど、何だかずいぶん理屈っぽい小説だよな。読んだことあるか?俺の場合は、ボードレールの「異邦人」という詩だけどな。』
トオルはこう言った。

小学生のころ、「少年少女世界の名作文

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小・中学校時代の数少ない良い思い出

小・中学校時代の数少ない良い思い出

ちょっと思い出したので書いてみた。

小学校の低学年だったと思う。経緯は覚えてないが、市の写生大会に出ることになった。絵の才能ゼロの私はそれが嫌で嫌で、泣きながら参加した。

なんとか絵を書き上げて提出したが、後日、その絵が入賞してしまった。盾をもらって、新聞にも名前が載った。それに気を良くして、翌年は積極的に参加したが、二匹目のドジョウはいなかった。

中学一年生の時、体育祭の長距離走に参加した

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親父にさよなら

親父にさよなら

はじめて自分で買ったレコードは、森本レオの「親父にさよなら」だった。そう、CDではなく、レコード。

中学3年生の時、高校受験の勉強をしていた。私は、後から考えて自分でも変わり者だと思うのだが、学校から帰るとご飯を食べてすぐ寝て、夜中に起きて勉強する、と言う生活を送っていた。両親も、二人の姉も、よく文句も言わずに付き合ってくれたものだと思う。文句は言ってたかな?

勉強の時によく聞いていたのが、ラ

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会社員人生を振り返ってー59歳で異業種に転職をした私

会社員人生を振り返ってー59歳で異業種に転職をした私

59歳と6ヶ月で、異業種に転職した。メーカーの内勤から、調剤薬局の薬剤師への転職である。デスクワークからある意味、接客業への転身でもある。

大学4年生の時、就職先を探していた。当時は、教授が就職先を斡旋するのが一般的であった。いわゆる「コネ」である。私が卒業した年は、第一次オイルショックの少し後で、景気はまだ悪く就職難の時代であった。

私は、昔から人付き合いが苦手で、営業職には向かないと思って

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