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「蛇の目をさす人」ー詩ー

あの人は 蛇の目の傘が
すきだった
洋傘は モノトナスと
いうのが 口癖

蛇の目を さして
街をあるけば
沢山の人が
振り返る

まるで 蛇の目の傘模様が
くるくる まわるように
人々の顔が 振り向く

あの人は
こけた ほほに
あおい 笑みをうかべて
歩きつづける
ルージュをひいた口元が
なまめかしく 揺れる

江戸の 昔の時が
あの人と一緒に
よみがえって きて
動いていく

紺地に 大柄な椿柄の 
ゆかた姿は
シャンゼリゼを 歩む
椿姫を 髣髴とさせる

私は カフェのテラス席で
霧雨に煙る
私の椿姫の 面影と後姿を
今も 探している

最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
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