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とにかく明るい無職
2023年9月8日 08:04
少年時代と夏の儚さはどこか似ていて、気がつけば既に過ぎ去っている。二度とは戻れないあの時を、なぜだかとても恋しく思う。ある家族との出会いを、昨日のことのように思い出す。「ここらへんでカブトムシは採れますか?」長袖長ズボン、頭にはヘッドライト。アニメキャラが描かれた虫かごを持ち、キラッキラの目をした坊やが私に尋ねる。「あぁ、そこの森にはわんさかいるよ。クワガタもたまに見るかな」
2023年7月6日 07:34
ちょっと、これ、頭おかしくなるほどおいしいんだけど!才能が溢れ出てる!こりゃお店開けるね。私は大袈裟に母の料理を褒める。すると母は「またそういうこと言って。いい歳なんだから自分で作らなきゃだめよ」と少し笑ってあきれ顔で返事をする。お母さん、本当は、肉じゃがもサバの味噌煮もミートソースも炊き込みご飯も、全部自分で作れるんだけど、でも私はお母さんの料理を食べて大袈裟に褒めたいの。
2023年6月26日 02:02
数時間前、私は荒ぶっていた。コンビニの駐車場で納豆巻きを食べながら「いい歳して何も出来ることがない、どうして生まれてきたのだろう」と、泣きわめいていた。情けない。しかし、今は、もうとりあえず生きるしかないでしょ!と思うメンタルの強さを発揮している。多様な大人に囲まれて友人こそ少ないが、私は実に多種多様な大人に囲まれて育った。幼稚園の頃から登園拒否、特技もお金もなく、ついでに
2023年6月23日 07:20
習慣というと、ジムであったり、勉強であったり、自分のために努力していることが真っ先に思い付く。わたしの習慣‥‥わたしの習慣‥‥わたしの習慣‥‥しばらく考えてみたが、やはり思い付いたのは二十年続けているウォーキングであった。しかし、これでは面白くないと思い、もう少しだけ考えてみると一つだけあった。あなたの普通はなに?私が人と付き合う時に常に意識していることだ。「あなたの普通はなに