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2019年8月の記事一覧
アイドルと「本物」について考える
TwitterのTLで流れてきたこの記事。海外にてサッカーの監督養成学校に通う河内さんが書いた内容だが、web時代のサッカーと今後の日本サッカーの在り方について非常に鋭く批評した良記事である。これを読んで、少し思うところがあった。
「コンテンツ」と化したものを受動的に受け取るのは根幹への理解がなく、「本物」に触れる必要があると書かれている。読み砕くに、「自らの手でサッカーを作ってきた」=「本物
シェアリングエコノミーでアイドルのコストを下げてみたら、ハローキティ先輩に遭遇した
前回、トークンエコノミーとクローズドコミュニティでアイドルの"価値"を循環させる新しい社会というのを考えてみた。その中で少し触れたのだが、今後の社会というのは、B2B、B2Cではなく、C2C、消費者と消費者が直接的に繋がっていく社会が始まる。
その1つが、シェアリングエコノミーであり、既にみんなが使っているメルカリはその先駆けである。口紅なども気になって買ったものの1度使って放置していたものをメ
トークンエコノミーについて考えてみたら、ライブアイドルが実は最新型なんじゃないかと気付いた
最新のテクノロジーとか手法で、何か解決出来ないかと考えるのが割と好きなので、トークンエコノミーとかフィンテックとかぐるぐる考えてた時に思いついた話だ。
少し話題になっていたが、承認欲求型のSNSは廃れるんじゃないかという話がある。今はみんな、いいねを押しているが、少しずつ疲れ始めていて、もっと自己実現的なSNSやクローズドコミュニティに変容するんじゃないかという話題である。
この2年くらい、重
「アイドルは成長の物語だ」というマーケティングに異を唱えたい
実際にそんな話をしている分析の記事を山ほど読んだ。しかし、これに違和感を覚えるのだ。今、アイドル業界が突入しているフェーズは「成長の物語」だろうか?何も知らない子が花開く様と評するのであれば、開いた花は枯れ落ちるというのか。
【”分断の時代”への突入】
このマガジンの最初でも、アイドル業界というのが分断の時代に入っているという話をした。メジャーとインディーズ、黎明期のTIFで混ざりかけた
アイドルお金ないって言うけど、ざっくり何をすれば儲かるのか
アイドルを検索すると、出てくるのはお金がない話ばかり。アイドル産業あれだけ右肩上がりと言われているのに、なんでお金のないアイドルが増えるのか。これはそもそもビジネスとして成立していないのでは………?と思ったので、ざっくり計算して行く。
例えば、月の手取りが15万円程度のメンバーが5人の地方アイドルグループだとして、事務所スタッフが正社員3人、月30万円程度で事務所も構えてて、という計算をすると、
アイドル運営本を読んでみた結果、マーケティングって大事だなと思った
『10年続くアイドル運営術~ゼロから始めた"ゆるめるモ!"の2507日~』を読みました。
ライターの大坪ケムタさんの文章は、なにせアイドルとプロレスで興味範囲がどっ被りしてるので、いつも読ませていただいております。大好きです。
ゆるめるモ!のプロデューサー田家大知さんが、割と赤裸々にここに至るまでに何が起こったのか、どういう心境だったのか、どんな試行錯誤をしたのかということを書いていて、同じく
4歳からダンスしている世代がアイドルになるのに、ヲタが追いついてない件
切実な問題である。かつて女の子の習い事といえば、ピアノかバレエ、あとはアクティブな子なら運動教室やスポーツといったところだった。それが90年代に差し掛かり音楽業界的にはTKブームが来て、沖縄アクターズスクールという洗礼が待ち構えていた………というのが、一般的な日本国内のダンスにおける文脈であるかと思う。
さらに言えば、世界的に見て近代的なダンスジャンルというのは、ポップスとの接続は大きく影響して
NGT48「夢を死なせるわけにはいかない」公演は究極の侮辱行為だと言っておきたい
(注:長文になります)
映像を見終わって、数時間が経つ。ゆっくりと咀嚼するのは、沸き上がってくる胃のむかつきと止め処の無い感情だ。個人的に「夢を死なせるわけにはいかない」公演は、AKB48グループの劇場公演のオリジナルセットリストの中で一番好きな公演だ。だから、これを見たら、自分がどんな感情になるかは想像出来た。ただ見ずに物事を言うのは容易い、見た上で言葉を吐かねばならないと思って見た結果の言葉
悲撃のヒロイン症候群に見るアイドルとYoutubeの在り方を再考したい
Twitter、インスタ、Tiktok………etc、今のアイドルは色々なSNSに囲まれて生きている。48系の新進気鋭のSNS仕事に付き合わされるのは本当に可哀想だとすら思うのだが、"悲撃のヒロイン症候群"というアイドルグループはご存知だろうか。
デビューから半年、新宿BLAZEでの初ライブに800人越え、5ヶ月で渋谷O-EASTで1300人の動員を起こし、女性ファンの多さが話題となっている。コン
アイドルが好きなら、ヘッドフォンは2つ以上買うのを勧めたい話
これはアイドル文化を楽しむ上で、1つの楽しみ方を提案したいという記事である。
アイドルの楽しみ方というのは様々な楽しみ方がある。ライブに行くのもいいし、握手など接触を楽しむのも1つだ。その中に楽曲派と呼ばれる楽しみ方もあるが、ご存知だろうか。リリースされている楽曲に対して、メロディや歌詞、曲のアレンジなどを聞き込んでその素晴らしさを考える、という楽しみ方である。
アイドルの音楽というのは、時と
「総選挙なきAKB 衰退の過程か」という記事を読んで思ったこと
まずはこの記事を必読してから、読んでいただきたい。
記事内には様々な要因が内混ぜに書かれているが、どうも芯を捉えていないような気がするのだ。特に、劇場への回帰という締めくくりに関しては疑問がある。
【そもそもAKBが衰退していないと思っているのか】
記事の中で、総選挙による総投票数が増加した2013年について触れられている。前田敦子が前年に卒業、指原莉乃がこの年、初めての1位を取った年なのだ