たぴすりぃ

自分の理想の生活を思い描き、時間を大切に使うべきである。無駄なことでくよくよするべきで…

たぴすりぃ

自分の理想の生活を思い描き、時間を大切に使うべきである。無駄なことでくよくよするべきではない。ありふれた幸せは皆が追い求めるため競争が厳しく、最後には何も残らない、ということが大いに有り得る。自分なりの思想で幸せを追い求めるべきである。

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記事一覧

美との決別

美しさとは儚いものである。あなたのきめ細やかな肌、漆黒の髪はいつしか失われるだろう。時間、その恐ろしさから逃れることはできない。死を避けることができないのと同じ…

たぴすりぃ
3週間前
2

愛の夢いいよねって3

第3部は落ち着きを取り戻して第1部より1音階高い音で歌われる。あんなこともあったねぇ、なんて言ってるのかな。 個人的に第1部は落ち着きを持った人生を長く過ごした男性…

たぴすりぃ
3か月前
1

愛の夢いいよねって2

第2部の2回目の主題のところは何度も小さな波から始まり徐々に大きくなっていくところが魅惑的だ。ミの♭を表現したあとシの♭かな?そこで毎回息継ぎのように戻っ手抑える…

たぴすりぃ
3か月前

愛の夢いいよねって

愛の夢を最初に聞いた時なんて美しい曲なんだろうと思ったけど、もうあの初めて聞いた時の感情を心に発するのはできないと気づいてしまって悲しい。。。 何度も聞いただけ…

たぴすりぃ
3か月前
2

さようなら、マホガニーの秋

五日目。 ね、何も変わらない。 そう彼女は言って笑った。そうなのかもしれない。しかし何かが変わったのではないかと疑いの眼で彼女を見てしまううちに、どこか違う気が…

たぴすりぃ
3か月前
1

さようなら、マホガニーの秋

四日目。 実を言うと、生きているということや死んでいるということの理解を私は正しくできているのか分からない。 彼女が言うにはバッテリーを交換しても記憶が無くなる…

たぴすりぃ
3か月前

さようなら、マホガニーの秋

三日目。 なんにも変わらないみたいよ、交換しても。 彼女は唐突に話を初めて、自分の頭で考えたことの抜粋のみ言葉にする癖がある。そのせいで私の理解が追いつかないこ…

たぴすりぃ
3か月前

さようなら、マホガニーの秋

二日目。 私は常日頃から彼女に英力を供給するのが仕事だった。この仕事も気がつけば長い期間になっていた。最初の頃はお互いほとんど口も聞かず、口を開いたかと思えばそ…

たぴすりぃ
3か月前

さようなら、マホガニーの秋

一日目。 彼女からそのことを告げられたのは木の葉がほとんど落ちてしまった秋の終わりだった。 バッテリーを変えることになった。 いつもの調子で彼女はそう呟いた。ま…

たぴすりぃ
3か月前
1

整形への考え

整形は思い立ったあと特に慎重に考えるべき事柄である。その時の状況によって必要な場合もあるだろう。 だがこれまでの経験から言えば、整形は整った顔を多く見ることでそ…

たぴすりぃ
3か月前
1

ある苦悩

我が兄弟姉妹よ、私は心の奥深くに抱えるる問題を打ち明けねばならない。最近わたしの頭を悩ませている一つの問題がある。 それは異性経験の無さからくるコンプレックスで…

たぴすりぃ
3か月前

ちはちは

かの日、暁の光が地に満ち、眠りより目覚めし者たちは、心に新たなる願いを抱いた。 われらの神は、夢を与え、様々なる願いを心に宿す。我が目覚めの瞬間に、神の御手は私…

たぴすりぃ
4か月前
美との決別

美との決別

美しさとは儚いものである。あなたのきめ細やかな肌、漆黒の髪はいつしか失われるだろう。時間、その恐ろしさから逃れることはできない。死を避けることができないのと同じである。美について、老いについて悩んだ時にはこれを読むと良い。

ところでバレエは究極的に美しい肉体への賛美である。日頃の努力がそのまま自身の体に現れるのだ。美しさに意味などあってたまるものか。意味を見出すなど愚問である。バレエに限らず肉体

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愛の夢いいよねって3

愛の夢いいよねって3

第3部は落ち着きを取り戻して第1部より1音階高い音で歌われる。あんなこともあったねぇ、なんて言ってるのかな。
個人的に第1部は落ち着きを持った人生を長く過ごした男性が歌っているような気がする。第2部はエネルギッシュな若い男女が歌っている絶対に。
最後はなんだろう。どうとでも取れるけど、第2部では若かった彼らが少し大人になった時代かな。そうだといい。

最後の最後まで美しいのがすごいところだ。最後意

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愛の夢いいよねって2

愛の夢いいよねって2

第2部の2回目の主題のところは何度も小さな波から始まり徐々に大きくなっていくところが魅惑的だ。ミの♭を表現したあとシの♭かな?そこで毎回息継ぎのように戻っ手抑えるのだけど、そこがまたいいね。

次は問いかけと応答の部分。だんだん気持ちが大きくなって問いかけるんだけど、その音色が少し強くて悲しげで自信が無くなった結果、そうだよね?みたいな感じで眉をひそめながら問いかけている表情が見えるようだ。
その

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愛の夢いいよねって

愛の夢いいよねって

愛の夢を最初に聞いた時なんて美しい曲なんだろうと思ったけど、もうあの初めて聞いた時の感情を心に発するのはできないと気づいてしまって悲しい。。。
何度も聞いただけでなく自ら演奏していることで一つ一つの音を覚えているし、次に何が来るかも知っている。特に最初の箇所は後ろで小さく演奏される全ての音が聞こえてしまう。物事に初めて出会った時の感情は本当に1度だけで大切なものなんだな。でも長い間付き合ってきて、

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さようなら、マホガニーの秋

さようなら、マホガニーの秋

五日目。

ね、何も変わらない。

そう彼女は言って笑った。そうなのかもしれない。しかし何かが変わったのではないかと疑いの眼で彼女を見てしまううちに、どこか違う気がしてくるのだ。彼女が熱をあげることはなくなったし、表情も少しばかり穏やかになったように感じる。私はあと何年彼女のそばにいられるのだろう。そう思いながら彼女を休養させるのであった。

終わり

さようなら、マホガニーの秋

さようなら、マホガニーの秋

四日目。

実を言うと、生きているということや死んでいるということの理解を私は正しくできているのか分からない。

彼女が言うにはバッテリーを交換しても記憶が無くなるわけでは無いし、今までと何ら変わらない、むしろ良い心持ちで仕事ができるようになるのだと言う。私はそれから彼女と特に意味のある言葉を何も交わさぬまま、彼女のバッテリーは交換された。

さようなら、マホガニーの秋

さようなら、マホガニーの秋

三日目。

なんにも変わらないみたいよ、交換しても。

彼女は唐突に話を初めて、自分の頭で考えたことの抜粋のみ言葉にする癖がある。そのせいで私の理解が追いつかないこともしばしばだ。

私には知性がなかった。彼女は違う。私は聞いた。

バッテリーにはなんの役目があるのか。

分からないけど、蓄積されていくの、疲れが。それが溜まると動けなくなる。バッテリーを交換すればもう少し長く生きられるかも。

さようなら、マホガニーの秋

さようなら、マホガニーの秋

二日目。

私は常日頃から彼女に英力を供給するのが仕事だった。この仕事も気がつけば長い期間になっていた。最初の頃はお互いほとんど口も聞かず、口を開いたかと思えばそれは十中八九仕事関連の話を意味していた。

楽しい?

初めて会話をしたのは彼女の方から。それも今と同じ秋が深まって渋みがではじめた頃だった。私は彼女と話をするまで自分というものを確認することもなかったし、そうする必要もなかったのだと思う

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さようなら、マホガニーの秋

さようなら、マホガニーの秋

一日目。

彼女からそのことを告げられたのは木の葉がほとんど落ちてしまった秋の終わりだった。

バッテリーを変えることになった。

いつもの調子で彼女はそう呟いた。まるで天気の話でもするかのように、他人事のような。えも言われぬ感情に私は襲われた。その時の私は正直に言って、バッテリーの交換が何を示すのか分かっていなかった。無論今でも理解しているわけではないが。

3日後ね。

タイムリミットは3日ら

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整形への考え

整形への考え

整形は思い立ったあと特に慎重に考えるべき事柄である。その時の状況によって必要な場合もあるだろう。
だがこれまでの経験から言えば、整形は整った顔を多く見ることでその欲望が強くなる。以前私は韓国のアイドルを日常的に拝見していた頃にそのような思いが強くなった。しかしその後、その視線を遠ざけるにつれ、整形への欲望も消えた。

大切なのは考える時間をとることである。この場合は特にだ。
原因となったものから

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ある苦悩

我が兄弟姉妹よ、私は心の奥深くに抱えるる問題を打ち明けねばならない。最近わたしの頭を悩ませている一つの問題がある。

それは異性経験の無さからくるコンプレックスである。笑うなかれ、問題はそれだけではない。私はフリークなのだ。外見が特殊なのだ。
異性との交わりを知らぬこととフリークという2つが重なることで最悪な状態が生まれることをご承知おき願う。

ああ!なんという我が経験の無さ!そしてそこから生じ

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ちはちは

かの日、暁の光が地に満ち、眠りより目覚めし者たちは、心に新たなる願いを抱いた。

われらの神は、夢を与え、様々なる願いを心に宿す。我が目覚めの瞬間に、神の御手は私に触れた。そこにあったは、新たなる道のりへの招き。朝の光が私の魂に微笑みかけ、そなたの声は耳に響き渡った。「noteを始めよ」と。

わが心にひらめくその思い、天よりの啓示なれば、迷いなき道を示すもの。これこそが新たなる使命の兆し。わが手

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