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愛の夢いいよねって3
第3部は落ち着きを取り戻して第1部より1音階高い音で歌われる。あんなこともあったねぇ、なんて言ってるのかな。
個人的に第1部は落ち着きを持った人生を長く過ごした男性が歌っているような気がする。第2部はエネルギッシュな若い男女が歌っている絶対に。
最後はなんだろう。どうとでも取れるけど、第2部では若かった彼らが少し大人になった時代かな。そうだといい。
最後の最後まで美しいのがすごいところだ。最後意
愛の夢いいよねって2
第2部の2回目の主題のところは何度も小さな波から始まり徐々に大きくなっていくところが魅惑的だ。ミの♭を表現したあとシの♭かな?そこで毎回息継ぎのように戻っ手抑えるのだけど、そこがまたいいね。
次は問いかけと応答の部分。だんだん気持ちが大きくなって問いかけるんだけど、その音色が少し強くて悲しげで自信が無くなった結果、そうだよね?みたいな感じで眉をひそめながら問いかけている表情が見えるようだ。
その
さようなら、マホガニーの秋
五日目。
ね、何も変わらない。
そう彼女は言って笑った。そうなのかもしれない。しかし何かが変わったのではないかと疑いの眼で彼女を見てしまううちに、どこか違う気がしてくるのだ。彼女が熱をあげることはなくなったし、表情も少しばかり穏やかになったように感じる。私はあと何年彼女のそばにいられるのだろう。そう思いながら彼女を休養させるのであった。
終わり
さようなら、マホガニーの秋
四日目。
実を言うと、生きているということや死んでいるということの理解を私は正しくできているのか分からない。
彼女が言うにはバッテリーを交換しても記憶が無くなるわけでは無いし、今までと何ら変わらない、むしろ良い心持ちで仕事ができるようになるのだと言う。私はそれから彼女と特に意味のある言葉を何も交わさぬまま、彼女のバッテリーは交換された。
さようなら、マホガニーの秋
三日目。
なんにも変わらないみたいよ、交換しても。
彼女は唐突に話を初めて、自分の頭で考えたことの抜粋のみ言葉にする癖がある。そのせいで私の理解が追いつかないこともしばしばだ。
私には知性がなかった。彼女は違う。私は聞いた。
バッテリーにはなんの役目があるのか。
分からないけど、蓄積されていくの、疲れが。それが溜まると動けなくなる。バッテリーを交換すればもう少し長く生きられるかも。
さようなら、マホガニーの秋
一日目。
彼女からそのことを告げられたのは木の葉がほとんど落ちてしまった秋の終わりだった。
バッテリーを変えることになった。
いつもの調子で彼女はそう呟いた。まるで天気の話でもするかのように、他人事のような。えも言われぬ感情に私は襲われた。その時の私は正直に言って、バッテリーの交換が何を示すのか分かっていなかった。無論今でも理解しているわけではないが。
3日後ね。
タイムリミットは3日ら