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素直に聴きますあなたの注意 ヒヤリハットの他業界の運用ノウハウを幼稚園に ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
悲しい事故が幼稚園で続いているようです。
【素直に聴きますあなたの注意】
鉄鋼会社に新入社員として入り研修を受けていました。いつもは背広の人事の方が作業服を着て安全靴、ズボンの下半分には足筒(そくとう)をつけ、ヘルメットを被り、構内バスで工場内を移動していた時、その人事の方のヘルメットに
「素直に聴きますあなたの注意」
この一言学習効果安全管理のキモだとその後思い知らされます。
というか、人生のキモかも
【ヒヤリハット】
「ヒヤリハット」という言葉をご存知でしょうか。
帽子の名前では有りません。私自身社会人になって初めて知りました。1980年代中頃でしたが、死亡災害が年間数件あるような、
「お金と命の交換」
なんて言う不名誉な呼称を地で行くような業界でした。
ですから安全管理は真剣そのものです。安全管理方法は古くから体系化されていて逐次改定されています。
体系化の原点の1つを以下にご紹介します。
結局キモは
「運用ノウハウ」
です。最高学府で学んだ自負を社会に出て井の中の蛙と思い知らされた経験が有ります。
その辺りは以下もご覧になって下さい。
幼稚園の安全管理も幼稚園の世界では、安全管理は検討しつくされていると思います。
それでも事故が減らないなら
「素直に聴きますあなたの注意」
他の業界の運用ノウハウを参考にされると良いと思います。
企業文化の違いは逆手に取って行き詰った時のブレイクスルーのネタにすることができます。
安全管理の企業文化の違いについては以下もご覧になって下さい。
大企業とは違うとか、有ると思いますが、Again
「素直に聴きますあなたの注意」
です。
一言で言えば
「緊張感を如何に保つか」
の仕組みを構築することです。
私の居た鉄鋼会社なら、その上でケアレスミスが起こることを想定内としたダブル、トリプルチェックの仕組みを構築します。
特に今回の幼稚園の事故の場合通園バス車内への園児置去りというヒヤリハットの段階で死亡災害が発生したと考えて対策する緊張感が不足していたと見えます。また、ヒヤリハットや他の幼稚園の取組も都度業界で共有することが有効だと思います。今はSNS等も活用して同時性を確保出来る時代ですから工夫しやすいと思います。
他業界の例 鉄鋼業の重大(死亡)災害多発状況に対応した労働災害防止緊急 対策について
他業界の安全管理の方の胸を借りるのもアリだと思いますょ。
当たり前過ぎますかね。
蛇足
社会人になって私自身が思い知ったこと。
「緊張感が足らない」
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