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うつとのつきあい方(46)止まることを許されない仕組み
私の勤めている会社は一応名の知れている上場会社でして、社員にも優しい会社とされています。
昇給や昇格の仕組みも文書化されており、他の人から見ればちゃんとした会社に見えます。
私も当初頑張ればその分報われると思っていましたが、なぜかよくわからない違和感を感じていました。
会社の会社の決めていることにイチ平社員が文句を行っても仕方ないのですがその違和感が最近になってなんとなくわかってきました。
うつとのつきあい方(45)普通って難しい
前回深みにハマるコラムを書きましたが、書いている途中に普通って何だろう?と思い始めました。
普通=平常と一般的解釈されがちです。普通はなにもせず保持できるのでしょうか?
よくよく考えると私達の身の回りは絶えず流動しており、それらに振り回されないように無意識に精神的、肉体的に調整しているのではないでしょうか?
そう考えると普通を維持するのにも相当なパワーが必要ということがわかりました。
昔う
うつとのつきあい方(44)落とし穴には気をつけろ
最近有名人が自死される記事を見かけました。コロナ禍になってから有名な方も何人か亡くなられています。
ちょっとした環境の変化、例えば気温や気圧、天気でもメンタルが弱っていると相当影響されます。コロナ禍になってからはリアルな交流も憚られ、なかなかちょっとした憂さも晴らすことができません。
仕事しているときは気が張っているからいいのですが、家に帰る途中や夕食のあとの就寝前、なにも考えない時間がすっと
うつとのつきあい方(43)ゆでガエルの寓話
サラリーマンならゆでガエルの寓話を耳にしたことがあると思います。
ゆでガエルの寓話とは
カエルが入っている冷たい水を火にかけ、水温を徐々に上げていくと、カエルは温度変化に気づかず逃げ出さないため、最後は熱湯でゆで上がって死んでしまう……という内容です。
通常この寓話はいつまでも変化を好まず、過去を踏襲しているといつの間に環境の変化にとり乗り残され、気づいたときには手遅れになるというものです。
うつとの付き合い方(41)「嫌われる勇気」の建前と本音
「嫌われる勇気」という名前のアドラーの言葉を元にした本が一時期流行りました。私も題名に惹かれ読みました。
内容は他人の言うことに左右されず、自分をしっかり保って生きて行くということが大半でした。謳っている内容はいちいちもっともで、読みやすく共感し易い内容でした。
読んだあとの感想は「これを実践できれば、みな苦労はしない」し実践できたとしてもそれを良しとする自分のメンタルが持たない。ということで
うつとのつきあいかた(40)コロナ禍でのコミュニケーション
コロナで自粛を余儀なくされはや1年以上。最近では自粛疲れがでて、集まったり飲食したりといった記事もちらほら見かけました。
コロナ禍になってからうつ病を発症したり、自死の傾向が多くなっているという話も聞きます。
コミュニケーションを取る相手がいないと一人でいらぬことを考え、負のスパイラルになりがちです。後で考えたらこんな些細なことでなぜ悩むのかと思うことが多いはずです。
そんなときにはSNSの
うつとの付き合い方(39)健全な体に健全な心が宿るというのは昔の話
数日前からスポーツ会に大きなニュースが有りました。
テニスの世界では本人の実力もさることながら周囲から絶えず攻撃される環境もくつ返すことのできる強靭なメンタルが必要では無いかと常々思っていました。
大坂なおみさんは会見やインタビューの内容からしても、自分がNO1であり周りの意見に左右されないといった強靭なメンタルを待たないばかりか、周りに対し気を使い、自分の不甲斐なさに気を病む繊細な方ではない
うつとのつきあい方(38)結婚は吉と出るか凶とでるか
最近は結婚が高齢化しており、かつ、お一人様も珍しくない風潮です。
しかし、いい出会いがあれば結婚したいというのは自然の流れではないでしょうか
ここでうつ経験者からみた、結婚感とはどういうものなのかをお話したいと思います。
HSPの方、うつに罹患しやすい方は基本他人の言動に大きく影響を受けることから、相手の人格や言動の特性を熟知する必要があります。
恋愛モードの時は相手の言動より好き好きモード
うつとのつきあい方(36)全集中で気持ちを切り替える。
西日本は梅雨入りしましたね。
コロナ禍の中、ストレス発散や気分転換に思うような外出ができない中、梅雨入りという、ますますお家時間を過ごすことが多くなってきました。
毎日のルーチンワークもマンネリ化してなんとか気持ちを切り替え、リフレッシュを図りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで世界一簡単な気持ちの切り替え方法をお教えします。
足の裏に気持ちを全集中してしばらく歩いてみてください
うつとのつきあい方(35)君子危うきに近寄らず。
「君子危うきに近寄らず」という故事を知っていますか?
賢人は危険なものには近寄らないとあります。
普段はあぁそんな有名な故事も聞いたことがあるよねで済みますが、うつ病患者の方はいつも気にかけておいたほうがよいと思います。
見聞きする情報は絶えず隠れた棘を持っているという事実から
心が健康状態であればなにも気にならない言葉も、神経質になっているため、いちいち意味を見出し自分自身を傷つけてしまい
うつとのつきあい方(34)何でもオープンに話せる人が必要だが
この病気、今では結構あちこちで聞くようになり、一般化されてきました。一昔前までは精神病と同じジャンルで周りから相当「引いた」目で見られていたと思います。今でも一部この病気に理解のない人から、特に仕事関係では「難点あり」とされています。
そういうこともあり、自分の機微なものに対しては話す人を選ばなければなりません。
ここでのポイントは自分の話すことを素直に受け止め、バイアスを掛けずに理解してもら
うつとのつきあい方(33)苦しい時は神頼み
近くに森林浴するところが無いといった方は神社を探してみまししょう。
境内に入ると外界と違った空気感があり、非日常感を感じることができます。
人気のない神社ならなおさらです。
少し症状が良くなってきたとき、近所を散歩する習慣ができました。いつもは通らない一本横の知らない住宅街を歩いてみたりしました。
散歩するようになってから気づいたのですが、一定の区間ごとに神社があります。有名な神社なら初詣や