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彼と私

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同棲中の彼とのあれこれ。アラフォーカップルの日々のこと。
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#ショートストーリー

【エッセイ】睡眠音楽

【エッセイ】睡眠音楽

最近仕事が忙しい。それなのにプライベートの予定も多々あるから仕事をこなすのに手一杯だ。

じゃあプライベートの予定を少なくすればいいと思うだろうが、そうもいかない。体のメンテナンス、司会業のためのボイトレ、地元の活動とどれも手放せない。

特に体のメンテナンスは健康のために注力している最中で、並行してダイエットもいい感じに進んでいるからちゃんとやりたいのだ。

やると決めると一気にやるこの性格は、

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【エッセイ】紛失癖

【エッセイ】紛失癖

荷物を必要最低限にしろと言われたら、財布、スマホ、鍵、そしてリップだ。口紅は気分によって塗るくらいだけど、唇は常に潤っていたい。加えて唇が乾きやすいので、リップは必須アイテムだ。

かつてドラッグストアに勤めていた彼は、ドラコスに割と詳しい。付き合い始めた頃、私の唇のひび割れを見て「このリップは油膜でカバーするんじゃなくて、ちゃんと潤い成分が入ってるから良いよ」と言い、さりげなくリップをプレゼント

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【エッセイ】地獄から天国

【エッセイ】地獄から天国

先日、私は詐欺に遭った。ネット通販詐欺だ。人生で初めてのことである。さすがに根明の私でも落ち込み、詐欺に遭った当日の夜はぐしゃぐしゃっとした気持ちだった。

何よりも、彼に申し訳なかった。購入手続きフォームに今の家の住所を入力した。住所には「〇〇〇〇(彼の名前)方」と入れたのだ。電話番号は私のものだが、彼の情報までも漏れてしまった。本当に申し訳ない。

この事実を彼に話した。

すると、彼は落ち着

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【エッセイ】サザエさん症候群

【エッセイ】サザエさん症候群

亡き父は、サザエさんが好きだった。
なんの変哲もない日常をおもしろおかしく、ときに感動を交えながら伝える。よくできた話だと母に力説していたらしい。これを聞いてから、私もサザエさんの見方が変わり、途端に好きになった。父が言ったからということもあるが、歳を重ねるごとにサザエさんの素晴らしさを感じている。

サザエさんの時間になったので、彼に見るよと伝えると、彼はこう言った。

「俺ら会社員はさ、サザエ

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【エッセイ】勝利

【エッセイ】勝利

今日は久々に会食。渋谷でしーすーだった。

明日は締切かつ、余裕があれば取引先に出社する予定だ。次々とごちそうが運ばれてきても、お酒はたしなむ程度に抑えた。

うん、よくやった…!!

早めに解散となり、家路につく。帰宅したのは22時。うん、いい感じだ。

帰宅すると彼はいつものごとく晩酌中だ。今日は仕事が忙しかったとのことで、とめどなく話してくる。彼に労いの言葉をかけ、冷蔵庫を開けた。

普段な

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【エッセイ】デートのマナー

【エッセイ】デートのマナー

仕事があるものの、今日はスローペースで取り組めるので、昼は彼とランチに行った。台湾まぜそば、中華、イタリアンと悩んだが、家から近くてゆっくりできるイタリアンに行くことにした。

ここは以前から通う老舗イタリアン。店内はそこまで広くないが、天井が高くて開放的な空間が気に入っている。パスタのバリエーションが豊富で、初めて国分寺に来る人とランチするときに重宝する。もちろん味も美味しい。

家から徒歩数分

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【エッセイ】ライオンキング

【エッセイ】ライオンキング

少しずつ暑さが和らいできたものの夜は残暑を感じる。我が家ではリビングの窓を開けて風を入れるのが習慣だ。当たり前だが、夜に窓を開ければ虫が入ってくる。

虫を見つけると愛猫は興奮する。
天井や壁に虫が止まるとじっと見つめ、届きもしないのに捕まえようと標準を定める。小さな蟻でもカナブンでも、じーっと見つめて臨戦態勢に入る。

しかし、今日は虫がいるのに気づかなかった。

珍しいなと思っている最中、いき

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