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高専生らへん

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高専生のがんばり(佐々木研究室の学生とそのまわりの高専生のがんばり)の記事と、高専教員をしている佐々木の出張や学会の報告書作成前に作られる記事です。高専生の活動や特殊な体験とその…
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11月3日学園祭中公開講座の様子

11月3日学園祭中公開講座の様子

11月3日は久留米工業高等専門学校では、学園祭でした。学園祭では毎年、材料システム工学科の公開実験も行います。

公開実験は本科5年生がメインとなり、参加者の人に説明や実験をしてくれます。

今年は、人数制限もなく小学生から大人まで誰でも体験できるイベントになっています。

しかも、全てのイベントがタダなので、小学生と一緒に参加されるお父さんお母さんにはぴったりです(佐々木が娘とお祭りに行くように

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高専マテリアルコンテストを新聞、ネットニュース、メディアで取り上げたいという方が居られましたら、久留米工業高等専門学校の総務課 研究推進係 0942-35-9333 までご連絡頂ければ幸いです。

最終決戦に向けて学生が鍛造や衝撃試験する絵になる写真も撮れます。

6月17日は佐賀の中学校にて高専の説明を行いました。
・アイデアを形に出来る環境作りとしてスタートアップ事業が高専で進んでいること
・学費、求人倍率、進学にかける労力
・実験実習では、技術職員の先生や教員が1人で6名や7名の学生を指導している点
について紹介しました。

6月16日(金)日本熱処理技術協会第4回「マルテンサイトの強靭化」研究会に参加しました🪷

6月16日(金)日本熱処理技術協会第4回「マルテンサイトの強靭化」研究会に参加しました🪷

研究会が終わり、夜の飛行機で福岡へ戻ります。明日は朝から佐賀県の中学校で、高専紹介をしてきます。

道中の呟き↓↓

無事に12時に藤沢駅につきました↑↑

研究会では、センター見学とマルテンサイト鋼の転がり疲労について勉強させて頂きました。

センター見学では、どのような状態で材料の納品がされて、どの程度軸受けに加工して、熱処理するのか質問させて頂きながら、紹介ブースを見学させて頂きました。

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新横浜につきました。天気は少しくもり。ここから、企業さんの技術開発センターがある藤沢へ移動します。
高専教員にとって、企業の研究開発の現場見学と生の情報は大変勉強になります。

朝から博多駅を出て新横浜へ。マルテンサイト鋼の研究会に参加します。
小規模な研究会で、若い企業や大学の研究者の方と様々な角度からマルテンサイトについて議論・情報共有をします。まさに顔見知りが出来るというのが、学会で認知(査読がくる)に繋がると感じました。

九大に進学した研究室の卒業生が遊びにきてくれました。元気に大学院でも勉強と研究で過ごしているようで、安心しました。将来はインフラ関連の会社に就職希望とのこと。将来が楽しみです。

6月5日6日鉄鋼協会若手フォーラムに参加してまいりました☆

6月5日6日鉄鋼協会若手フォーラムに参加してまいりました☆

6月5日午後から、神奈川県横浜市で開催された鉄鋼協会若手フォーラムに参加しました。

このフォーラムはパーライト鋼やマルテンサイト鋼の最先端の研究について、疲労や組織制御、組織解析と幅広く若手の研究者が発表してお互いに情報交換することが目的です。参加者は、大学、企業、研究所、高専の研究者に含め、大学の博士後期課程の学生さんも参加されました。
自分が博士の時にもこういう研究会にもっと積極的に参加すれ

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学生と技術職員の先生がオリジナルのSEM台を使ってくれました💡

学生と技術職員の先生がオリジナルのSEM台を使ってくれました💡

学生実験で、衝撃試験を行った試験片をその場ですぐ観察するために、技術職員の先生と学生が電子顕微鏡(SEM)の観察台を作ってくれました。

従来の課題と改善点1 試験片を切断しないと観察できない
従来のSEM台だと試験片を一度カットしないと試験片の高さがあり、SEMの中に入れることができませんでした。試験片の数が30個になると切断自体に時間がかかります。

2 切断砥石の消耗が激しく、交換の手間と時

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