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【冬至】節目ごとの意図

冬至


本日12月22日は「冬至」で、
一年の中で最も昼の短い日です。

冬至を境に、太陽が昇っている時間が増えていくので、
太陽のエネルギーが増していくと考えている方も多いようです。

これが私たちの生活にどんな影響を与えるのか、
私はあまり知覚できないのですが、

変化のきっかけとして利用することはできそうなので、

冬至をきっかけに人生を充実させる方法について考察してみます。

節目


さて、冬至に関わらず、

正月、節分、春分、夏至、秋分、大晦日など、
一年の中で節目となる日はいくつかあります。

また、入学、成人、入社、結婚、勤続○○年、結婚○○年、還暦、退職など、
一生においても節目があります。

この節目は、歳であったり、社会的な役割の変化だったりします。

これらの節目を重要視するか、しないかは、
個人差が大きいものですが、

事実として、
私たちは節目のある文化の中で生活しています。

これらの節目を意識することは、
人生を好転させていくうえで有用なので紹介します。

意図


では、節目に私たちは何をすべきなのでしょうか?

結論:「○○として生きる」と宣言することです。


例えば、
大学に入学するとき、

「学部での専門知識を最大限得て、教養を高める。
時間の使い方を考えて、充実した大学生活を送る。」

と宣言すると、
それに準じた生活を送るようになります。

反対に、意図なく大学生活を始めると、
その場その場で、周りに流されて、
何を得られたのかわからないままに卒業、あるいは卒業できない。
といった状況になる危険性があります。

両者の違いは何かというと、
これから送る生活に対して、

自分の在り方(○○として)を明確にしたかどうか。です。

在り方を明確にすると、
それに合わせた行動をとりますし、
必要な情報が集まってきます。

たとえば、最大限教養を高めると意図したら、
授業に出るのは当たり前ですし、
それ以外の情報収集もするでしょう。

バイトとパチンコの往復という生活にはならないはずです。

それは努力ではなく、
入学時の意図と異なる行動をとることが気持ち悪いからです。

本能的に人間は、一貫していることを望みます。

宣言が、「勉強熱心な大学生」だとしたら、
そのために役に立たない行動は本能的に受け付けないのです。

もちろん、たまにはそういった経験もあるかもしれませんし、
普段しないことをすることによる気付きもあることでしょう。

しかし、のめり込むことはありません。
入学時に意図した自分のイメージと異なるからです。

それが意図の力です。

節目ごとの意図


ここまでで、

私たちは節目がある文化の中で生きていること。

意図する方向に人生が進んでいくこと。

を述べてきました。


おそらく、

(冬至などの)節目ごとに、「○○として生きる」という宣言をする

ことの有用性が分かったかと思います。


節目がない場合、
現状維持を漫然と繰り返す日々が続く可能性が高い
です。

自分の生活や一つ一つの行動に関して、
無意識的に処理することが増え、
意図せずに動けるようになっていくからです。

私たちは本能的に省エネを選択しますから、
日々の出来事に対して、無思考無感情になっていきます。

次第に、
始めたときの気持ちや、何のためにやっている。
という理由を忘れ、
ロボットのように生活をこなすようになってしまいます。


あらゆる節目は、
自分について考えるきっかけになります。

今の自分の在り方はどうか?
これからどうありたいか?

こういったことは何かきっかけがないと考えるという発想に至りません。

考えなくても、毎日同じように現状を維持するだけなら何の問題もないからです。

ですが、
私たちは人生に変化や向上、成長を求めます。

そのためには、

今の在り方を評価することと。
これからの指針を立て直すこと。

が重要になります。

そのために節目を意識することが役に立つのです。

12月22日が特別な日になるのかは自分次第です。

ここから、日が伸びるにつれて、
自分の人生が向上していく、
「より自分らしく生きる」
と宣言し、そのきっかけになるのなら、
あなたにとって12月22日は特別な日です。

その考えで行くと、毎日が特別な日でもいいのです。

さらに言えば、
起きたとき、歯を磨くとき、家を出るときなど、
一日の中での行動を節目にして、
自分の在り方を意図することも有効です。

「前向きな自分が、今から家を出ます。
今日はどんな良いことを見つけられるか?」

といった具合でしょうか。
こうした細かい節目ごとの意図を繰り返すと、
望んでいない方向に流されることがなくなります。

意図が多ければ多いほどにです。

一日にしろ一年にしろ、

私たちの生きる社会には、
様々な節目が用意されているので、
そのたびに自分の在り方について考えてみるのはいかがでしょうか?

さて、冬至を境に、
これから、どんな自分でいましょうか?

参考


エスターヒックス著『願えば、かなう エイブラハムの教え』


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https://item.rakuten.co.jp/book/14559189/


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