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仕掛ける側でいる

「仕掛ける側でいる」


私たちは日々、多くの選択をしています。
これらの選択には、意識的な選択と無意識的な選択の2種類があります。


意識的な選択とは、明確な意図を持って「自分はこうする」と決めることです。

自分から「仕掛けている」状態と言えます


一方で、無意識的な選択とは「気づいたらこうしていた」という、
思考が動いていない状態での自動操縦のような選択です。

これには、毎日の習慣やルーティンなどが含まれます。


「仕掛けられている」状態と言えます


自動操縦のメリットと罠


私たちの本能はエネルギーを節約するために無意識的な選択を好むため、
多くの日常活動は自動操縦で行われます。

たとえば、歩くという動作や、
毎朝同じ時間に起きて同じ電車で通勤することなどです。


この自動操縦モードは、日々の生活を簡素化します。
その行動の記憶はほとんど残りません。

自動操縦モードで生きることは省エネになり生存に有利という面があります。


しかし、無意識的な選択は、
他者の意図に沿って行動する可能性があります。

例えば、毎日の通勤やコンビニでの昼食などは、

他者が仕掛けたマーケティング戦略の一環である可能性が高いです。これらの選択は、自分にとって必ずしも最適ではありません。


意識的な選択の重要性


人生を充実させるためには、意識的な選択が重要です。

仕掛ける側に回ることで、自分の選択に意図を持ち、
自分の人生の主導権を握ることができます。


例えば、会社で得たいスキルや知識を明確に意識し、
なぜ自分はその会社にいるのかを意識して勤務すること。


コンビニでの食事も、栄養価や時間の効率を考慮して選ぶことです。

YouTubeを見るにしても、
なんとなくshorts動画をスクロールするのでなく、
目的を持って(楽しむ、情報収集など)見るほうが時間を有効に使えます。

多くの人は、自分の選択が他者に依存していることに気づいていません。

しかし、自分の人生を自分の手で導くためには、意識的な選択が不可欠です。


健康のため、食生活のルールを決め、それを守る事。
運動の習慣を機械的にこなすことなど。

意図して獲得した習慣が、
無意識的な選択が自動操縦になること自体は問題ありませんが、


行きたくない、得られることのない会社でも、
生活のために働くこと。

健康でないと分かっていながら、
食べてしまう飲んでしまう。

これらは他者に仕掛けられている状態です。


自分にとって得のない選択を避けるためには、
意識的である=仕掛ける側でいるべきです。


自分の人生に対して主体的に「仕掛けて」いく意識を持ちましょう。


他者に仕掛けられて生きている時間は、
自分の人生を生きているとは言えません。


あなたの人生はあなたしか生きることができません。
あなたは他人の人生を生きる必要はありません。

他人の人生は、その人が生きればいいのですから。



仕掛ける側でいましょう。
そうすることで、あなたの人生は動き出します。



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