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Service-Dominant Logic は理解されるのがほんと難しい、という話。
最近出た某一流マーケティング出版社から出てるマーケティング本の中にあった記述より。
このようにマーケティングの研究者の間ですら、Service-Dominant Logic のことを「主体が買い手に移った」という話として捉えている例をよく見かける(マーケティング学会でもこの解釈に基づく発表がよくある)
しかし、Service-Dominant Logic は、”価値が【共創】される”とい
【連載】D2C Design Studio Talk vol.7 –サービス・ドミナント・ロジックとは何か–
みなさん、こんにちは。
博報堂ブランド・イノベーションデザインの児玉誠周です。
Vol.6では、「ナラティブ」の要素として様々な要素を散りばめて、ブランドがユーザーの立場から語ることを重視する必要があるとお話をさせていただきました。
今回は、ユーザーはどのような時に価値を感じるかに焦点を置いている「サービス・ドミナント・ロジック」の考え方、そしてD2C ブランドに活用できる私たちの考え方
企業行動論講義note[10]「充たし方、充たされ方が変わってきた:新しい価値創造の考え方としてのサービスドミナント・ロジック」
みなさん、おはこんばんちは。やまがたです。
前回は、価値創造過程について説明しました。価値創造過程と一口に言っても、企業ごと、事業ごとなど、さまざまな要因によって異なってきます。ただ、いずれにしても「他者の欲望や期待を充たすような効用給付を創出・提供することで対価を獲得し、自らも価値を手に入れる」という点については共通しています。
こう考えるとき、一般的には「どうつくって、どう売るか」という視
サービス・ドミナント・ロジックと知的財産
ムサビの学生生活も2年目を迎えようとしていますが、この一年で特に印象深い学びの一つであるサービス・ドミナント・ロジック(S-Dロジック)と、自分の専門分野である知的財産の関係について、頭の整理をしておきたいと思います。
1. はじめに 意外にマイナーなので初耳という方が少なくないかもしれませんが、2004年に米国のマーケティング学者、Robert F.LushとStephen L.Vergoが
サービス・ドミナント・ロジック
[要旨]
サービス化の進展を背景として、たとえモノとしての商品であっても、その商品が果たすべき機能はサービスにほかならず、サービスこそが商品の効果の源泉であり、商品とサービスを二分する従来の区分は意味をなさないと、2004年頃から主張されるようになっています。このような考え方は、サービス・ドミナント・ロジック(サービスが支配的な理論)と言われています。
[本文]
今回も、大阪ガスエネルギー・