博報堂ブランド・イノベーションデザイン

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    「つるの恩返し」をSDGsでブランディングしてみた。〜倫理観がもたらした、サステナビリティ・ブランド〜

    はじめまして。もしくはお久しぶりです。博報堂ブランド・イノベーションデザイン局(以下BID)のブランディングディレクター高嶋紀男です。 今回は『「かさじぞう」でブランディングしてみた。』に続くシリーズ第二弾です。 このシリーズの趣旨は下記のとおりです。 第二回のゲストはイノベーションプラニングディレクター で弊社SDGsプロジェクトメンバーの小林舞さん。 SDGsの視点で「つるの恩返し」についてのブランディングのアイデアをいただきながら、「ブランディングつるの恩返し」

      • リードユーザー探索における「ダブルキャリア」の重要性 /USER INNOVATION LAB. レポートVol.11

        はじめまして。博報堂ブランド・イノベーションデザインの和泉と申します。 今回の記事では、日本マーケティング学会カンファレンス2022でベストポスター賞を受賞した研究発表「リードユーザー探索における"ダブルキャリア"の重要性 ― 約80名の探索から得た先進類似市場に辿り着くコツ ―」の内容について解説します。 この発表は、博報堂と法政大学西川英彦研究室が共催する産学連携による研究会「ユーザー・イノベーション・ラボ」の活動成果です。(「ユーザー・イノベーション・ラボ」の活動に

        • 「かさじぞう」でブランディングしてみた。

          初めまして。博報堂ブランド・イノベーションデザイン局(以下BID)のブランディングディレクター高嶋紀男です。 私は、たまに学生さんとお話をする機会があるのですが、いつもブランディングについて伝えるのは難しいなあと感じます。 わかりやすく伝えるには例え話だろうと思い、昔話でブランディングを語るというアイデアを思いつきました。 昔話では、正直で働き者だが清貧な主人公が、超常現象によって報われるというストーリーがとても多いように思います。 しかし、現実はそうはいきません。正

          • 未来への兆しやヒントは、ココをチェック! #未来生活者発想をtwitterで発信中

            みなさんは、”未来生活者発想”という言葉を聴いたことがありますか? これは“生活者発想”を用いて40年以上にわたりソリューションを提案してきた博報堂が、未来の生活者意識、生活、社会のあり方を出発点にして、 未来の商品・サービス・事業の芽を創り出そうとする考え方です。 博報堂ブランド・イノベーションデザイン局(以下BID)の公式twitter (https://twitter.com/hakuhodoBD)ではこの未来生活者発想のヒントになるような未来への兆しを#未来生活者発

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          • USER INNOVATION LAB. レポート
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          • D2C Design Studio Talk
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          • ARS ELECTRONICA FESTIVAL2020
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            いちばん大事なのはブランドへの愛だろ!従業員の偏愛を起点に事業変革を起こすには

            みなさん、こんにちは。事業変革、してますか?「事業変革」とひと口に言っても、起点はたくさんあります。この記事では、「従業員のブランドへの思いを引き出すことから、事業変革の可能性が見つけられる」ということをご紹介します。 きっかけは役員の一言だった 2020年4月、コロナで日本中の学校が一斉休校で大騒ぎだったころ、ある大手のフランチャイズチェーン企業の役員の方から一件の相談を受けました。本部と現場との意思疎通が以前ほどスムーズに行かなくなっているがどうしたらいいか、というもの

            【連載】D2C Design Studio Talk vol.8 – MVS(MinimumViable Service)–

            みなさん、こんにちは。博報堂ブランド・イノベーションデザインの岡安穂香です。 Vol.7では、サービスやD2Cブランド開発において重要な「サービス・ドミナント・ロジック」や「プラットフォーム・ドミナント・ロジック」という考え方についてお話しました。 今回は、新規事業開発において必要な「プロトタイピング」の考え方、そしてD2Cブランド開発に有効な「MVS ( Minimum Viable Service )」についてお話をさせていただきます。 D2Cブランド開発では

            【日本マーケティング学会カンファレンス2021ベストポスター賞受賞!】ユーザー参加型新商品開発のはじめ方 /USER INNOVATION LAB. レポートVol10

            NOTEをご覧の皆さま、こんにちは。本日は博報堂ブランド・イノベーションデザインの米満よりお届けします。 いつも本連載を読んでくださり、ありがとうございます。これまでの連載では、ラボの講義内容をご紹介しながら、ユーザー・イノベーションを体系立てて記事にしてきました。少しでも皆さんのご理解に役立っていれば、メンバー一同とてもうれしく思います。 一方で、もしかすると、 「ユーザー・イノベーションの考え方については、なんとなくわかったんだけどなぁ…」 「何から始めたらいいのか、

            「お客様のアイデアから生まれた」という表示があると、買いたくなる /USER INNOVATION LAB. レポートVol9

            こんにちは! 博報堂ブランド・イノベーションデザインの比留川と申します。   2020年に博報堂に入社した2年目で、主に企業の商品開発の支援を担当しております。  突然ですが、「東大生のアイデアから生まれたノート」と聞くと、普通のノートよりもほしくなった経験はありませんか? 今回は、このように「お客様のアイデアから生まれた」ということを明示することで、販売促進につながる効果(研究会では「発案者効果」と呼んでいます)についてお伝えします。 本記事は博報堂と法政大学西

            ユーザーが共創に参加する動機を探る/USER INNOVATION LAB. レポートVol8

            本記事は博報堂と法政大学西川英彦研究室の共同で立ち上げましたユーザー・イノベーションの研究会「USER INNOVATION LAB.」の活動をレポートする連載になります。 (「ユーザー・イノベーション」「USER INNOVATION LAB.」の詳細は下記をご覧ください) こんにちは! 過去記事を読んでくださっている方はご無沙汰しております!  博報堂ブランド・イノベーションデザインの今井と申します。 2018年に博報堂に入社以来、企業のブランド戦略立案や事業開発

            アルスフェス2021の見どころ・持続可能な未来に、新しい問いを・

            2014年からアルスエレクトロニカと「アートシンキング」を日本社会に実装する目的で協働している、博報堂アートシンキング・プロジェクト。そのメンバーが、今年開催される「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2021」のポイントを短期集中でお伝えします。 最終回である第4回では、「STARTS Prize」の今年の受賞作品から投げかけられる、様々な課題や問題意識について解説します。 ※アルスエレクトロニカは、オーストリア・リンツ市を拠点とする世界的な文化・芸術機関です。博報堂は、ア

            アルスフェス2021の見どころ・新しい世界を見つめる視点-イノベーションに向けた3つの補助線から・

            2014年からアルスエレクトロニカと「アートシンキング」を日本社会に実装する目的で協働する、博報堂アートシンキング・プロジェクト。そのメンバーが、間もなく開催される「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2021」のポイントを短期集中でお伝えしていきます。 第3回はPrix Ars Electronica(プリ・アルスエレクトロニカ)の今年の受賞作品から、アートが社会に問いかける意義について解説します。 ※アルスエレクトロニカは、オーストリア・リンツ市を拠点とする世界的な文化・

            アルスフェス2021の見どころ・地続きの自然へ・

            2014年からアルスエレクトロニカと「アートシンキング」を日本社会に実装する目的で協働する、博報堂アートシンキング・プロジェクト。そのメンバーが、間もなく開催される「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2021」のポイントを短期集中でお伝えしていきます。  第2回は、Prix Ars Electronica(プリ・アルスエレクトロニカ)の今年の受賞作品(「AI&ライフアート」部門)について詳しく紹介します。  ※アルスエレクトロニカは、オーストリア・リンツ市を拠点とする世界

            「A New Digital Deal-デジタル世界はどう機能しうるのか?」アルスエレクトロニカフェスティバル2021で我々が考えるべきこと

            2014年からアルスエレクトロニカと「アートシンキング」を日本社会に実装する目的で協働している、博報堂アートシンキング・プロジェクト。そのプロジェクトメンバーが、間もなく開催される「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2021」についてのポイントを連載でお伝えしていきます。第一回目は、博報堂ブランド・イノベーションデザインの田中れなが、今年のフェスティバルテーマをご紹介します。 Ars Electronica Festival2021 「A New Digital Deal

            【実例から学ぶ】アイデア投稿サイト運営の成功のポイント/USER INNOVATION LAB. レポートVol7

            本記事は博報堂と法政大学西川英彦研究室の共同で立ち上げましたユーザー・イノベーションの研究会「USER INNOVATION LAB.」の活動をレポートする連載です。 (「ユーザー・イノベーション」「USER INNOVATION LAB.」の詳細は下記をご覧ください) こんにちは! 博報堂ブランド・イノベーションデザインの比留川と申します。  2020年に博報堂に入社した2年目で、主に企業の商品開発の支援を担当しております。 今回のテーマは、ユーザーからアイデ

            【連載】D2C Design Studio Talk vol.7 –サービス・ドミナント・ロジックとは何か–

            みなさん、こんにちは。  博報堂ブランド・イノベーションデザインの児玉誠周です。 Vol.6では、「ナラティブ」の要素として様々な要素を散りばめて、ブランドがユーザーの立場から語ることを重視する必要があるとお話をさせていただきました。  今回は、ユーザーはどのような時に価値を感じるかに焦点を置いている「サービス・ドミナント・ロジック」の考え方、そしてD2C ブランドに活用できる私たちの考え方「プラットフォーム・ドミナント・ロジック」についてお話をさせていただきます。

            生活者イノベーターを大解剖!共創を成功させるヒントを探る/USER INNOVATION LAB. レポートVol6

            本記事は博報堂と法政大学西川英彦研究室の共同で立ち上げましたユーザー・イノベーションの研究会「USER INNOVATION LAB.」の活動をレポートする連載です。  (「ユーザー・イノベーション」「USER INNOVATION LAB.」の詳細は下記をご覧ください。) こんにちは!  博報堂ブランド・イノベーションデザインの比留川と申します。  2020年に博報堂に入社した2年目で、主に企業の商品開発の支援を担当しております。 今回のテーマは、生活者イノベー