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2022年10月の記事一覧
クレームで担当を引き継いだ転職希望者は、転職決定させやすい
転職エージェント会社では、クレームによる担当変更は避けられません。
会社としては、再クレームを防ぐために、上長かしっかりしたメンバークラスを後任に据えるのが一般的です。
私はしっかりキャラに見られるのか、マネージャーになる以前や歴の浅い頃から、こういうクレーム引き継ぎが多かったです。
ところが実は私はこのクレーム引き継ぎパターン、けっこう好きだったんですよね。肌感覚ですが、転職決定しやすかっ
期待値のコントロールは、転職エージェントに不可欠なスキル
転職エージェントにとって、転職希望者の期待値をコントロールするスキルは必須です。
・連絡はこれくらいの頻度でくれるだろう。
・求人はこれくらいの頻度で紹介してくれるだろう。
特に言葉にはしなくても、ほとんど無自覚に、転職希望者は、転職エージェントに対してある一定のサービス基準を期待しています。
でもそれって、見込み違いの期待である場合も本当によくあるのです。
転職エージェントからすれば、「そ
内定企業のメリット・デメリットを整理してわかるのは、事実ではなく感情
転職サポートをしていて、複数社の内定獲得に至ったとき。
私は、各社についてのいくつかの情報を項目別に整理して表にまとめることをよくしています。
例えばこんな感じです。
この例だと、A社は待遇は良いけどつまらないのかも。B社は待遇はやや劣るけど発展的な魅力があるかも。というイメージでしょうか。
なお、項目は必ずしもこの限りではなく、転職者当人が転職において重視している項目を扱うようにしています。
転職活動には、夢見て妄想する時期があった方がいい
妄想って楽しいですよね。
こんな仕事あるんだーとか、こんな事業あるんだーとか、今までの経験がこんなふうに発揮できそうだなーとか、今までの経験がこう評価されるのかもなーとか。
それが現実的にどこまで合っているのか、どこまで的外れなのかはともかくとして、そういう夢を見る時期は、転職活動には大事なステップだと思います。
とは言え転職エージェントからみると、「なにを無謀な夢を見ているんだ」と思ってし
転職エージェントが転職希望者からの信頼を早急に得るには、約束を多くするといい
転職希望者は、複数の転職エージェント会社に登録することがザラです。
そのため、転職エージェントはメインで使ってもらえるよう、転職希望者に選んでもらえなければなりません。
では、転職希望者は何をもとに転職エージェントを選ぶのか。
はじめに面談したところ、希望の求人があるか、話しやすいか、など観点がいくつかありますが、私の肌感覚ではやはり「話が通じる人」だという信頼が持てるか、を大きな要素として
理想のキャリアの定義を突き詰めて考えたら、幸せの定義にぶち当たった
4月から毎日note投稿を始めて、もうすぐ半年になります。
今年はずっと育休中で仕事から離れているので、この機会に「理想のキャリアとは何か」の持論を考えてみようと思い、取り組んできました。
少しずつ考えが固まってきて、現在に至ります。
【要約】
キャリアの良し悪しは、ただ自分が満足できるかどうかで決まる。
自分が何に満足するのかは、色々と試して体感してみないことにはわからない。そうやって、自分
転職エージェント、相性が良い属性の転職者だけを担当するわけにはいかない問題
以前、転職エージェントのマネージャーをしていました。
節目で、どんな転職決定があったのか、メンバーごとに振り返るのですが、けっこう個人差があって面白いです。
極端な例ですが、「20代で初めて転職をする人」のサポートが得意(つまり転職決定が多い)人もいれば、「50〜60代の高年収層」のサポートが得意な人もいます。
実はこれってなかなか奥の深い話で、50〜60代のサポートが得意なキャリアアドバイ
転職エージェントの私が経歴詐称に気付くとき
転職エージェントをしていると、ときどき経歴を偽っている人を見つけることがあります。
偽っているのは、具体的には経験社数です。
本当は6社経験なのに5社に偽ったりしていて、在籍していたはずの事実をなかったことにしちゃっています。
こういうことをする人は、経験社数が多い傾向にあって、体感では5社以上のことがほとんどです。
また、5年〜10数年前の在籍企業のことをなしにしていることが多い気がします
候補日時に明日が含まれるときの面接日時調整は、企業からクレームにつながりやすい
面接日時の調整は、転職エージェントの仕事のかなり大事な部分で、転職希望者は知らないような細かなノウハウが詰まってます。
例えば、10月1日15時。書類選考が通過になり、企業から「明日2日の18時〜、または明後日3日の14時〜、で都合を確認してください」と言われたとします。
多くの場合は、3日〜1週間後頃に面接が設定されるのですが、書類合格の連絡から翌日に面接になるなんてケースもないわけではあり
転職者も企業もだまし合いの面接ほど無意味なものはない
転職希望者の中には、職務経歴書や面接において、いかに背伸びして、実態以上に自分を魅力的に見せるかのノウハウを求めてくる人がいます。
そして、どうも話を聞いていると、仕事の実績も過去の転職理由も、聞く限りあまり活躍してこなかった様子です。
別にそれ自体は当たり前の話です。世の中には活躍してる人もいれば、そうでない人もいます。
ただ、活躍していないのに、実態以上に自分を大きく見せたいというのは、
「本当の退職理由がメンタル不調だということは隠した方がいい?」の相談に対して伝えていること
メンタル不調が原因で退職に至った人の転職サポートをすることもあります。
そこで、ほぼ必ず相談されるのはコレです。
「本当の退職理由がメンタルが原因だということは、言わない方が良いでしょうか?」
個人の事情も知らずに、一概には言えないので、私はかなり慎重にコメントするようにしています。まずは一般論を伝えています。
メンタル不調というのは企業から敬遠されてしまう傾向がやはりまだまだ根強くあります
「あそこの会社の求人、ずっと募集中だから応募したくない」と言う人が知らない企業の採用姿勢
ずっと募集中の求人というのが世の中にはあります。
転職希望者Aさんに言わせれば、「すぐ辞めてしまうからまた募集しているんだろう」と感じてしまうそうです。そんな危険な会社には応募をしたくないとのことでした。
ただ転職エージェントの私からすると、べつにそんなことはありません。ずっと募集中だからヤバい会社だと思ってしまう人もいるだなんて、とても驚きでした。
でもAさんは、「実際のところどうなんです