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「構想力(教養)」を磨くヒント(本の紹介)

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ビジョンや構想を描くために役立つ本を紹介します。単なるノウハウ本ではない、「深い思考と洞察」を得るための教養書・ビジネス書を中心に取り上げます。(逆に、オススメの本があればコメン…
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多様性をインプットする、今年の10冊2023版

多様性をインプットする、今年の10冊2023版

今年、考え方や価値観はどれだけ進化した?(去年のTOP10はこちら)

今年のTOP1010位『現代経済学の直観的思考』

読みやすさ  ★★☆☆☆
衝撃の大きさ ★★★★★
活用しやすさ ★★☆☆☆

9位『会話の科学 − あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか』

読みやすさ  ★★★★☆
衝撃の大きさ ★★★☆☆
活用しやすさ ★★☆☆☆

8位『伸びる会社は「これ」をやらない!」

読みや

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(本の紹介)悲観論に惑わされないために

(本の紹介)悲観論に惑わされないために

お金の本と見せかけて、心理学の本!?今回取り上げるのは、書籍全体としては「お金との向き合い方」がテーマの一冊。でも実際に読んでみると、お金のノウハウよりも「メンタル・マインド」について書かれている方がメインです。特に、データやエビデンスを用いて「事実から判断しよう」と提案してくれているところが素晴らしかったです。

ここでは「悲観論の誘惑」をご紹介本の中から、一部を抜粋してご紹介します。

まずは

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仕事や人生を前に進める、『今年の10冊 - 2022』

仕事や人生を前に進める、『今年の10冊 - 2022』

記録に残さない経験は、ただの自己満足いろんな方が研究や実践を本に残してくれたおかげで、今年も素晴らしい書籍に出会えました。記録に残し、本にしてもらえなければ、世界中の素晴らしい人の研究や実践を知ることはないので本当にありがたいですね。著者はもちろん、翻訳者も流通者も、ありがとうございます。

ためになった多くの本の中から、今年特に影響を受けた本を厳選してTOP10を作ってみました。(※作品の優劣で

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異性とのコミュニケーションに役立つ名著8選

異性とのコミュニケーションに役立つ名著8選

勉強を教えない塾でよく参照される本を、テーマ別にお届けするnote。

◆ 自分の頭で考える人のための「判断材料」をご提案
◆ ジャンルは「ビジネス・教養・人間関係・自己管理」
◆ ロングセラーになりやすい「緊急じゃない重要な本」を読もう

ということで今回のテーマは「異性とのコミュニケーション」です!

「社会に出てから思った、学校で教えてほしかったことは?」

と社会人に尋ねると、回答パターン

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新たな変化を求める時に読みたい7冊

新たな変化を求める時に読みたい7冊

「そろそろ次のステージへ進みたい」なんて思う時って、ありませんか?
進学や就職、起業や結婚に限らず、人生にはさまざまな「節目」があって、そういう時に人は新しいことを学ぼうとします。

ただ、現代には情報がありすぎて、考えてもよくわからない時があります。
「何から手をつければいい?」
「結局何がしたいんだろう?」
「これに何の意味があるの?」

 そんな時に動き出すきっかけとして、読書はオススメです

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まちの楽しいルール:「物語」で考える

まちの楽しいルール:「物語」で考える

「これから」を考える人たちが集う町、加美原町。
ここの住人たちは、深い「思考と対話」が好きだ。
お互いの発想を広げ合おうと、今日も町は賑わう。

◆ この町の人たちは、「物語」が好きだ物語と人生には、実は深い関係がある。人生における大切なことを、イメージしやすいようにわかりやすく表したものが、「物語」だ。

住人たちはそのことをわかっているから、物語を大切にする。ただの娯楽で終わらせず、「物語に秘

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図書館のお便り『パワー・クエスチョン』

図書館のお便り『パワー・クエスチョン』

「これから」を考える人たちが集う町、加美原町。
ここの住人たちは、深い「思考と対話」が好きだ。
お互いの発想を広げ合おうと、今日も町は賑わう。

この町では、本は読むものではなく、「使うもの」加美原町の図書館を初めて訪れた人は、少し戸惑う。
なぜなら、ここはとても賑やかだからだ。
この町では、図書館は静かにする場所ではなく、対話をする場所なのだ。

アウトプット、言語化、表現。
「わかりやすく話す

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まちの生き物図鑑:タスクフロッグ

まちの生き物図鑑:タスクフロッグ

……人々の想像が創り出した町、加美原町。
この町の住人は発想を広げることが好きだ。
今日も「これから」を考える一日が始まる。

◆ この町には、さまざまな生き物がいる。彼らは、人の考えや気持ちを映し出す。
人々の思考と対話が、生き物を育てるのだ。
「これから」を考える人の考えや気持ちをエサに、
生き物たちは元気に活動を始める。

今日は、「タスク処理」を映し出した生き物がひょっこり顔を出した。

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【図書館の勉強会】 ピクサー流 創造するちから(小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法)

【図書館の勉強会】 ピクサー流 創造するちから(小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法)

……人々の願望が創り出した町、加美原町。
この町の住人は発想を広げることが好きだ。
今日も「これから」を考える一日が始まる。

◆ この町の「図書館」では、勉強会が開催される本は読むものではなく、使うもの。
それがこの町の共通認識だ。
初めて訪れた人は少し戸惑う。
図書館は、本を静かに読む場所じゃない。
活発な対話や勉強会をするための場所だ。

アウトプット、言語化、表現。
この町では「わかりやす

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図書館のお便り『いつも時間がないあなたに』

図書館のお便り『いつも時間がないあなたに』

……人々の想像が創り出した町、加美原町。
この町の住人は発想を広げることが好きだ。
今日も「これから」を考える一日が始まる。

◆ 加美原町には、「図書館」がある本は読むものではなく、使うもの。
それがこの町の暗黙のルール。
初めて訪れた人は少し戸惑う。
静かにするどころか、よく対話がおこなわれているのだ。

アウトプット、言語化、表現。
この町では「わかりやすく話すこと」が評価される。
今日も一

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オススメ本『13歳からのアート思考』

オススメ本『13歳からのアート思考』

(ある日、お父さんは雫に言った……)
「深く考えたり話したりするには、何より『言葉』が必要だ。
 言葉を手に入れる冒険には、お金もリスクもかからない。
 1日たった5分でいい。言葉の冒険に出かけなさい。」
そして不敵に笑いながら手渡したのは、「アート」の本だった。
「美術って、正直ニガテ……」と雫が口走るより先に、
お父さんはベラベラと語り始めた。(これだから経営者は……)
 
 例えば、音楽を聴

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