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治療

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#骨盤

施術メニューについて

施術メニューについて

古今整体室の施術は大きく分けて以下の4つに分類しています。

⚪︎整体治療
⚪︎急性外傷治療
⚪︎疲労回復・リフレッシュメニュー
⚪︎骨盤・骨格調整

「どの施術を受けたら良いでしょうか?」というお問い合わせの声を頂くことがちらほらありますので、改めて施術の内容についてご説明させて頂きます。

⚪︎整体治療

筋肉や関節、骨格といった運動器に起こる痛みや可動域制限などの多種多様な問題に対してマッサ

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関節のゆるみについて

関節のゆるみについて

 関節は骨と骨の繋ぎ目です。その繋ぎ目は関節包や靭帯などの組織で補強されているため、安定した静止状態を保ったり、適正な軌道で動かすことができるようになっています。

 関節包は関節部全体を覆う袋状になっているため、関節内部を関節滑液という水分で満たすことができます。この関節滑液によってスムーズな関節運動が可能となり、また運動や炎症によって生じた熱を素早く吸収することができます。

 靭帯は関節包が

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骨盤の構造と下肢抗力について

骨盤の構造と下肢抗力について

 ヒトの骨盤は左右の寛骨が背骨の土台部分である仙骨を斜め下(外下方)からVの字型に挟み込んで支える作りになっています。これはヒトが直立位の動物だからです。長時間上体荷重を受けるためにそのような作りになっています。(四足獣や類人猿の骨盤は上体荷重をそれほど受けることはありませんからそのようにはなっていません。)

 そして上体荷重をしっかりと受け支えるためには寛骨を斜め上(内上方)に押し上げる力が必

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低気圧と関節痛

低気圧と関節痛

 梅雨時は大気圧が下がり身体が膨張傾向となります。また多湿のため発汗機能が低下し、身体がむくみやすくなったり排熱が上手く出来ないことで至るところに不調が出やすくなります。
 

 特に関節部は関節腔という袋状になっているため気圧の影響を受けやすく、外気圧が下がることで相対的に関節腔は膨張し関節面の密着性が低下します。関節面の密着性が低下すると関節運動時の摩擦係数が高まりスムーズな関節運動が出来なく

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手関節部の腱鞘炎について

手関節部の腱鞘炎について

 妊産期は身体にさまざまな不調が起こりやすいですが、特に多いもののひとつに手関節部の腱鞘炎があります。一般的に親指を動かす筋肉の腱(鞘)部分に炎症が起こります。

 主な原因は妊産期のホルモンの影響による手関節の緩みです。その状態で家事や長時間の抱っこなどの負担が積み重なり発症します。

 ホルモンは種類も豊富でそれぞれに多種多様な効果があり、基本的に血液を介して輸送されるので全身的に作用します。

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関節を締めることの意義、重要性

関節を締めることの意義、重要性

古今整体室の治療では関節を締めることを常に考えています。
一般に「関節の歪み」と表現されるものは、関節の緩みとねじれがその本態です。分かりやすく言うと「はまりが悪くなっている」状態です。
関節の噛み込みや癒着による不具合もありますが、頻度としては緩みによる不具合の方が圧倒的に多いです。

何故関節が緩んでくるかというと、関節にしっかりと荷重や圧力がかけられていないからです。
原因のほとんどは不良姿

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