こどもと森羅万象

4歳の息子との日々の中で見つけた「こどもと森羅万象」の関係性を、文章で綴ります。児童学…

こどもと森羅万象

4歳の息子との日々の中で見つけた「こどもと森羅万象」の関係性を、文章で綴ります。児童学科に編入し、幼児教育を研究中。

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    「こどもと森羅万象」をテーマにした記事を、マガジンとして纏めています。

記事一覧

#12.「五感」で食べる

こどもと食育。 幸いなことに、4歳になる我が子は、生まれた時からおっぱいはよく飲むし、離乳食も「なめこ」など乙な物も「ウフ」と食べてくれたし、今も嫌いなものは、…

#11.「音楽」の入り口

私自身は、3歳からピアノ教室に通い始めた。これが音楽に触れるきっかけだった。今でも覚えている。保育園の隣のノブコ先生の教室の、グランドピアノに座り「これ弾ける?…

#10.朝の儀式と「ハグ」

朝、息子がトコトコ、ベッドから起きてきたら向かってくるのは、ママのトコ。つまり、朝ゴハン作ってる私の所にやってきてくれる。 そこからは、しばし家事の手を休め、ハ…

#1.オタマジャクシの「変態」

「2021/04/21 19:53」にnoteに初めて投稿した記事を、手違いで削除したので、再掲載します↓↓ ーーーーーーーーーーーー わたしがこどもを出産してから、4年。生きるスピ…

#9.カエルを「孵す還す」

1か月半、家で育ててきたオタマジャクシが、いよいよカエルになり、 もう、お手製のボーロ餌では栄養が足りなくなってきたし、自然環境に触れずに一生を終えてしまうのは…

#8.おんぶからの「景色」

幼稚園がえり。いつもは14時に降園だが、今日は私の仕事の都合で、16時半お迎え。 朝9時半から、かれこれ7時間。遊び込んだり、集団の中で感情を起伏させながら過ごしたり…

#7.「蓄光」とヘッドライト探険

100均で教具になりそうなオモチャは、手芸用品から文具から、ほんとうに色々あるのだけど、「蓄光モノ」もその一つ。 「光る恐竜」…なんて魅力的なんでしょう。 「夜に…

#6.「ヘッドライト」とギーク男子

日々、息子と買い物をする中で、面白そうな教材・教具をウォッチしてる。スーパー、ホームセンター、オモチャ屋、文具屋、民藝店。 その中でも、100均の活用率は高い。巧…

#5.低温コンベクションオーブンと「キャラ弁」

育児と仕事、学業をスムーズにこなすべく、 時短調理器を、我が家に迎えた。 TESCOM「低温コンベクションオーブン」 1台6役の優れモノ。 トースターはもちろん、オーブン…

#4.こどもの視野と「ディスプレイ」

キッチンを模様替えした。可動式棚を新設。ありとあらゆる「メタルラック」をネットサーフィンした挙句、我が家の狭小空間なキッチン(3畳)にマッチしたのは、コレでした…

#3.「無くし物」の対処法

とある公園から、次の目的地へ。自転車のサドルの後ろ、こども乗せにリュックを掛け、颯爽とお目当ての場所に着いたら… 無い。あるはずのリュックが、忽然と姿を消してい…

#2.「鹿威し」の音と水

おたまじゃくし、に息子(4歳)と一緒に、庭園で出会った日。 「ちょっと、水汲んでくる〜」と、たまたま側にいたチビッコなお兄さん(推定6歳)が、茂みの向こうに走り出…

#12.「五感」で食べる

#12.「五感」で食べる

こどもと食育。

幸いなことに、4歳になる我が子は、生まれた時からおっぱいはよく飲むし、離乳食も「なめこ」など乙な物も「ウフ」と食べてくれたし、今も嫌いなものは、トマトとナスビくらいである(赤ちゃんの頃は食べてくれてたのに、食感やエグみを理解できるようになったのかな)。

なので、調理法とかお腹の空き具体とか誘い文句とか、そんな部分では工夫したことないのだけど…とにかく「五感」を通して、食に興味を

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#11.「音楽」の入り口

#11.「音楽」の入り口

私自身は、3歳からピアノ教室に通い始めた。これが音楽に触れるきっかけだった。今でも覚えている。保育園の隣のノブコ先生の教室の、グランドピアノに座り「これ弾ける?」と楽譜を見せられたときの、あの戸惑い。ドレミファソラシドも、音符も習っておらず、まるで他言語の世界にブッ込まれたようだった。もちろん、弾けない。あれはいま思えば、私の初めての「不可能」を知る、体験だった。

ということで、4歳の息子には、

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#10.朝の儀式と「ハグ」

#10.朝の儀式と「ハグ」

朝、息子がトコトコ、ベッドから起きてきたら向かってくるのは、ママのトコ。つまり、朝ゴハン作ってる私の所にやってきてくれる。

そこからは、しばし家事の手を休め、ハグタイム。

ベットやソファ、フワフワとした場所で、まだ夢うつつの状態で、ほっぺをくっつけあったり、ラッコ寝したり、私の服の隙間から手を入れて肌温度を確かめてみたり(オジサンだったら逮捕されるね。こどもの特権!)

時には、「またフワフワ

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#1.オタマジャクシの「変態」

#1.オタマジャクシの「変態」

「2021/04/21 19:53」にnoteに初めて投稿した記事を、手違いで削除したので、再掲載します↓↓

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わたしがこどもを出産してから、4年。生きるスピードが変わった。視点も変わった。目に入ってくるもの、取捨選択する能力、危険を回避するセンサー。

いろんな能力が自分の中で開花して、嬉しいことばかりなのだけど、その中でも特に喜ばしいのが...

「自然を感じるシーン

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#9.カエルを「孵す還す」

#9.カエルを「孵す還す」

1か月半、家で育ててきたオタマジャクシが、いよいよカエルになり、

もう、お手製のボーロ餌では栄養が足りなくなってきたし、自然環境に触れずに一生を終えてしまうのは気の毒なので、元いた公園の池に、還すことにした。

息子に提案したところ
「いやーーーーー!」と、涙を流しながらお返事。そうだよね、今までずっと可愛がってお世話もしてきたから、愛着あるよね。

「なんでかえすの?」
と聞かれたので、「もう

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#8.おんぶからの「景色」

#8.おんぶからの「景色」

幼稚園がえり。いつもは14時に降園だが、今日は私の仕事の都合で、16時半お迎え。

朝9時半から、かれこれ7時間。遊び込んだり、集団の中で感情を起伏させながら過ごしたりで、さすがにお疲れだったようで、いつもはズンズン自ら歩く帰り道も…

「おんぶして」の一言。

まぁ、今日は一日しっかり頑張ったし、「小さい子の要求は、なるべく満たしてあげなさい」

との、児童精神科医・佐々木正美氏の教えを守るべく

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#7.「蓄光」とヘッドライト探険

#7.「蓄光」とヘッドライト探険

100均で教具になりそうなオモチャは、手芸用品から文具から、ほんとうに色々あるのだけど、「蓄光モノ」もその一つ。

「光る恐竜」…なんて魅力的なんでしょう。

「夜になったら、カーテン閉めて、電気消して、試してみようね!」と誘い文句を伝えたら、返ってきた答えは…

「トイレに行ったら昼間でもできるよ!んで、コレも使うんだ!」

と、昨日使い始めたばかりのヘッドライトを持ち出してきた。たしかに、マン

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#6.「ヘッドライト」とギーク男子

#6.「ヘッドライト」とギーク男子

日々、息子と買い物をする中で、面白そうな教材・教具をウォッチしてる。スーパー、ホームセンター、オモチャ屋、文具屋、民藝店。

その中でも、100均の活用率は高い。巧緻性の上がりそうな小物がいっぱい。

今回は、ヘッドライトと単4電池を手に入れた。「頭に付けて、夜に、オバケ探険に行ったら楽しそうじゃない!?」という誘い文句を投げかけ、息子をその気にさせる。

帰宅してから、組み立て。スイッチONにす

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#5.低温コンベクションオーブンと「キャラ弁」

#5.低温コンベクションオーブンと「キャラ弁」

育児と仕事、学業をスムーズにこなすべく、
時短調理器を、我が家に迎えた。

TESCOM「低温コンベクションオーブン」
1台6役の優れモノ。

トースターはもちろん、オーブン、ノンフライヤー、発酵、フードドライヤー、低温調理、
なんでもお任せあれ。

使ってみての感想は…
「すごーく便利!」

例えば、夜、寝てる間の3時間で「ドライ蓮根や人参」が出来上がってる。

調味料なにも加えてないのに、旨味

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#4.こどもの視野と「ディスプレイ」

#4.こどもの視野と「ディスプレイ」

キッチンを模様替えした。可動式棚を新設。ありとあらゆる「メタルラック」をネットサーフィンした挙句、我が家の狭小空間なキッチン(3畳)にマッチしたのは、コレでした↓↓ 横幅60cm〜103cmまで伸び縮み可能。デッドスペース0のデキルやつ。

パンチングとネットの素材感が、「モノづくりLABO」ぽくて、なかなかイカす。キックオフとして、息子が幼稚園でクラフトしてきた「紙のミトン」を、引っ掛けてディス

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#3.「無くし物」の対処法

#3.「無くし物」の対処法

とある公園から、次の目的地へ。自転車のサドルの後ろ、こども乗せにリュックを掛け、颯爽とお目当ての場所に着いたら…

無い。あるはずのリュックが、忽然と姿を消している。貴重品は肩掛けポーチに入れ身につけていたけど、ポケットWi-Fi、ワイヤレスイヤホン、そしてもう廃版になってしまってるリュック自体、となかなかの喪失ダメージ。

「無くした」「落とした」「盗られた」
咄嗟に3つの言葉が頭に浮かぶ。

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#2.「鹿威し」の音と水

#2.「鹿威し」の音と水

おたまじゃくし、に息子(4歳)と一緒に、庭園で出会った日。

「ちょっと、水汲んでくる〜」と、たまたま側にいたチビッコなお兄さん(推定6歳)が、茂みの向こうに走り出す。

聴こえるは、「カコン…」という、鹿威し(ししおどし)の音。お見合いの席で、静寂漂う中に響く、そう、あの音。

たしかに、水を補給するには、ちょうどいい水の流れかも…と、その機転に感動。そして、他の公園利用者のご迷惑になっていない

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