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社会人になって約2か月

社会人になって約2か月

東京に住み始めて約3か月、働き始めて約2か月が経った。少しずつ自分の中でリズムが形成されていって、慣れと同時に疲れも出始めている。

覚えることは多いし、やっと教わったことが自力でできるようになってきて自分で考えて工夫して業務をする余裕が出てきたと思ったら、また新しいことを学ぶ。やりがいはあるけれど、家に帰ると職場で気を張っている分、どっと疲れる。

同期について

同じ課に配属された同期の中で少

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映画館と私

映画館と私

「映画にまつわる思い出」と見ると、私の中では勝手に「映画『館』にまつわる思い出」に変換されてしまう気がする。私は3年間映画館でアルバイトをしていて、つい先週最終日を迎えたのだ。

私の地元は最寄りの映画館まで電車で50分ほどかかる場所にあり、めったに行くことはなかった。でも父が週末になるといつもテレビで録画した映画を観ていて、それを横でなんとなく観ていたので映画は身近な存在だった。

大学進学を機

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24卒の私の大学生活を振り返る

24卒の私の大学生活を振り返る

1年生全く縁のない土地で一人暮らしを始め、大学ってどんな場所なんだろうと不安と期待でいっぱいだった中、オンライン授業が決まる。誰にも相談せず不安なまま履修登録をした。

フランス語と英語の授業は顔出しのzoomだったため、何人かの顔と名前は覚えた。でも私の方は覚えてもあちらはどうか分からないので距離は縮まらない。

後期になると、一部対面授業が始まる。しかしそれは冬休みまでの3か月間のみ。微妙にz

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就活をして女であることがハンデだと気づいた話

就活をして女であることがハンデだと気づいた話

就活をしていたとき、社会で働くには女という属性はそれだけでハンデになるんだな、とやっと気づいた。今日キャバクラのスカウトをされて不快な気持ちになったときにこの感情を思い出した。以下はまだ社会を知らない小娘の戯言です。

私はそこまでがつがつとした就活をしていたわけではなくて、「それなりに」ぐらいの感じでやっていたから、もっとちゃんとやっていた人はこのことについてどう感じたかは分からない。

私は当

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友達の愚痴

友達の愚痴

noteを書くにあたって、本当は嬉しかったことや心が温まった話などを書いてみたいのだが、そういうことは本当にささやかなことで、いちいち書くほどのことではないのかもしれないと思ってしまい、結局愚痴みたいなことを書くことが多くなってしまう。今回もその一つ。もやもやしたことって、自分の中でまだ整理がついてないことが多いから、言語化のために長々と書けてしまうのだと思う。

まず内容を手短に言うと、久しぶり

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デパコスデビューにおすすめのコスメ教えてください!

デパコスデビューにおすすめのコスメ教えてください!

彼氏がクリスマスプレゼントにデパコスを買ってくれることになった。私はずっとデパコスに憧れていたのだけれど、「こんな私が...」という気持ちもあり、買えていないと話したことがきっかけだった。

(記事の画像は資生堂のコスメカウンターで単色アイシャドウ、オーラデュウ プリズム イルミネーター ピコを買った時の写真。2,000円くらいだったから私の中ではデパコスノーカンということで)

でもどこの何を選

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優しさとは

優しさとは

最近、優しいってなんだろうと考える。

きっかけは高瀬隼子の本を立て続けに3冊読んだこと。そこに出てくる男性は、優しいのか、ただ利己的なだけなのかよく分からない。優しさと利己的ってすごく離れているもののように見えて、実は近いものなのかしら。

本を読んでいて思ったのは「きみはぼくがいないと生きていけないだろう?」みたいな気持ちで相手に優しくするのって、果たして優しいのだろうか、ということ。それって

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落ち込んだ時にする事

落ち込んだ時にする事

たまに、どうしようもなく気分が落ち込むことがある。明確な原因はない。あっても些細なことなのだと思う。何も楽しく思えないし、将来には不安しかないし、自分は何をやってもだめだと暗い気持ちになる。

そうなった時、何もしたくない、このまま沈み続けるしかないという気持ちと同時に、うまく自分の機嫌をどうにかして取らなくちゃ、という気持ちも出てくる。ここ最近の目標は、彼氏に頼らず、自分で自分の機嫌を取ること。

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自分にも彼氏がいるのに、バイト中や街で1人でいる時に仲睦まじいカップルを見るとケッという気持ちになってしまうのはなんでなんだろう。器の小さい人間で嫌になる。

結婚と子供について

結婚と子供について

現在、結婚願望はない。私はたまたま異性愛者で彼氏もいるけど、彼氏も私も結婚したいとは考えていない。

理由は、私たちにとって結婚が具体的なイメージを伴って浮かび上がってこないからだ。よく分からないものに対して、したいという気にはならない。これは私たちが幼いということなのか。

少しずつ同級生が結婚をしだして、なかには子供がいる人もいる。本当にすごいなと思う。私は子供が好きだけど、欲しいとは思わない

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ボーヴォワール『第二の性』難しい!シェフェール『なぜフィクションか?』を読んだ時も思ったけどフランス人の文章ってどうしてこう、まどろっこしいの

推しとは

推しとは

私には推しがいない。高校時代、同級生にそう言うと「え!?じゃあ何のために生きてるの!」と言われた。言葉が強すぎる。

私にも好きなアーティストや俳優、キャラクターはいるけれど、彼らをずっと追ったり、愛でたりすることはない。この俳優が好きだけど、捻くれてる役が好きだからこのドラマは観ない、みたいな感じ。熱狂的になることがない。

推しって何なんだろう。好きをも包含する感情なのか。私は、推しという言葉

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どこからが浮気?浮気って何?

どこからが浮気?浮気って何?

少し前に、彼氏と雑談のひとつとして「どこからが浮気か」について話した。交際3年目にする話題としては遅い気もするが。

彼氏「どこからが浮気だと思う?」

私「それは私が主体?あなたが主体の時?」

彼氏「じゃあとりあえずおれの場合で」

私「うーーん、私に知られずに、私との関係がマイナスになるような変化をきたさなかったら、何をしてもそれは私にとっては浮気は存在しないことになるから、バレたら浮気だね

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容姿について

容姿について

悩みというほど深刻なものではないが、私の中で呪いのようにへばりついて取れない言葉がある。

それは小学生のとき、クラスメイトの男子に言われた「頭良いのに顔普通とかw」という言葉だ。

その言葉を受けるまで、私は自分の容姿が特に可愛いとか可愛くないとかは考えておらず、気にすることもなかった。でも、あの言葉は「頭が良い=可愛いのが当たり前、私はその当たり前に入らない、普通ってことは可愛くない」と幼い私

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