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就活は何から始めたらいいのか、わからない人へ

就活解禁まであと3週間弱、
やらなきゃと思っていても、動けない人いますよね。
多分、何から始めたらいいのかわからない人たち、もしくは分かっているけど逃げてる人の2択じゃないでしょうか。
(5月すぎるといろんな企業を一通り受けたのに内定貰えず、ESの結果も全て出てどうにもいかなくなって就活やめたくなる人もいますが、今はそんなことないでしょう。)

そんな何から手をつけたらいいのかわからない人たちを導くため、道を提案します。
何かアクションしないと始まらないので、とりあえず従ってみるのも一つの手です。
軌道に乗れば自己流で頑張ってみてください。

①自己分析
別の記事でも書いていますが、これは大事です。
自分をアピール分かりやすくアピールするため、やりたいことをはっきりさせるためには重要です。
さらに言えば、自己分析をしっかりやった人の言うことには芯があります。芯のある人間は面接官や働く我々にとってかなり魅力的に映ります。
うわべだけの志望動機や付け焼き刃の夢なんかよりも、
自らの生き様から生まれた自分の長所や夢は説得力がある。
さらに、不意の切り替えし質問も自己分析をしっかりしていればブレがない一貫した内容で答えることができる。
続けていると話している内容に自信が湧き、言葉も強くなる。
自らが目指す道がはっきりとわかることでその後の行動も変わってくるだろう。
これについては別の記事をいろいろ参考にしてね。

②業界・企業研究
これをやらなければ就職活動はまともにできない。
自分の学問とかかわるのはどんな業界か、どんなことをしているのか。
これが分からなければ受ける会社も決められないし、志望動機も書けない。
とりあえず入社しても、「こんなはずじゃなかった」「業界一位っていうから入ったのにすぐに追い抜かれて仕事がなくなった」「内定してから会社が潰れて内定が取り消された」「内定後に企業の品質偽装が発覚した」とかいろいろ起きることになる。
自分が就活をしていた頃、旅行会社のてるみくらぶが倒産し100人超の内定取り消しがあった。
自分からしたらあれはちゃんと業界と会社動向を調べていたら避けられていたこと。
また当時は企業の不正(特に製造業)や隠ぺいが次々に明らかになってきたころでもあった。
自分はメーカーをメインに就活をしていたので、この辺りは特に気にして就活をしていた。


「自己分析がある程度進んでいることを前提とした」具体的なアクションとしては、、
(1)働いてみたい業界にはどんな企業があるのか(とりあえず大手でもいいから)調べてみる。
まずは、会社の名前とどんなことをしているのかざっくり調べる。
それには業界地図とか就職四季報を活用するといいだろう。
今の時期床の本屋にも生協にも売っているはず。
就職四季報には総合版(主に大企業メイン)、優良中堅企業版(中小企業)、女子版の3種類がある。
一つ勘違いしてはいけないのは、就職四季報や、会社四季報*に掲載されているのは上場企業だけ!ということ。
大企業でも上場していない企業はたくさんあります。理系が受けそうな会社なら、サントリー、富士ゼロックス、住友電装…CMや駅の広告など皆さん知っている名前だろう。
旅行大手JTBや不動産・都市ディベロッパーの森ビルなども上場していないので、四季報だけがすべてではないことも頭に入れておこう。
*会社四季報:就職四季報とは別でビジネス視点で書かれているのでこっちの情報もかなり重要。

(2)企業研究の深掘りをする
業界や企業の名前を調べていると先輩が就職した会社や、CMで見たことのある会社など気になる会社が出てくるはず。
次はその会社がどのようなものを売っている、生産しているのか調べて、その市場はどのくらいの規模で、どのくらいのポジションにいるのか調べよう。
また、どの企業にも必ず、「競合企業」がいるはず。受けてみたい会社の競合企業を調べるということは、受けたい会社がその競合よりも何が自分に合っているのかアピールできることにつながる。
また競合を深く調べていくと、自然と業界について幅広く詳しくなることができる。
なぜなら、最初に調べ始まるのは皆さんおそらく大企業(ネームバリュー的にも、身近でとっつきやすいから)だから、作っている製品は一つではないはず。
たとえば、「サントリー」。ぱっと思いつくだけでもビール事業、水、健康食品などの事業を抱えている。
ビールならアサヒやキリン、サッポロなどがある。
水なら飲料水以外にも視野を広げて、インフラを担う地方の自治体やフィルターなどを作る水処理機器企業、工場などで使用する水を作ったり処理したりする施設を作るエンジニアリング企業、商社も視野に入る。
健康食品ならば、食品系だけでなく、ヘルスケア事業や医療機器の企業、医薬品事業、ドラックストアなどの小売り業、化粧品を作る会社なども関わっている。
一つの会社を調べ始めるだけでもかなりいろいろな業界や、市場をしらべていくことになる。こうやって業界に対して広い知識をつけられると就活をする上でかなり強い。でもしっかり調べていくと正直キリがない。
だから、その会社が作っているナンバーワン、もしくはトップシェアレベルのジャンルについて調べてみよう。
自分は、
・それぞれの会社がどのように住み分けているのか。
・それぞれの会社で売りにしている技術はなにか。
・事業の柱はその製品群以外にもあるのか。
・海外展開は?シェアは?これからの事業展開は?
などなどに目をつけていた。
これらは今後の企業の存続や、将来性を計るために見ておくべき最低限のことだと思うので、よく確認しよう。
説明会とかで人事に質問してみるといい。
よく聞かれることだし、競合と切磋琢磨して伸びようとしている会社ならいい答えが得られるかもしれない。
逆に苦しんでいたり、市場が縮小傾向にある製品群がメインの会社が今後どのように打開していくのかは聞く価値がある。
企業の動向がわかったり、ほかの会社がどのように同じ問題に取り組んでいるのかが見えてくるからだ。
製造業ならば「海外売り上げ比率」は分かりやすい。
日本国内市場は高齢化や少子化でどうしても市場は縮小傾向にある。
会社の利益を伸ばすには外に出ていくしかない。(そうではないことも多いけど)
同じ分野の企業(A社とB社)で売上額や利益率ではAが上でも海外での売上比率がBのほうが上だったとき、今後伸びていくのはBかもしれない。
ではAはどのように伸ばしていくのだろうか、海外に出ていくとして、どこの地域だろうか、現地に工場をつくるのか、買収するのか、委託製造するのか、その事業の今後の伸びはどのくらいを見積もっているのだろうか。
B社は国内の事業を今後厚くしていくのだろうか、今後の海外への投資はどの程度なのだろうか、海外事業のリスクはどのようにけあしていくのだろうか。などA社、B社考え方や方向性に着目すると共感できるところや思っていたことと違うと思うところが見つかるかもしれない。

(3)企業説明会やインターンシップに行こう
前項でも述べたが、調べなければいけないことはたくさんあるが、自力で調べなくていい方法がある。
説明会で人事や、先輩社員に質問することである。
説明会は基本的に会社のことや業界について教えてくれる。まあこれは会社案内やHPをみたらわかる。
一番大事なのは生の声で企業としてどのように考えているのかということ。
業界や、その会社で分からないことがあったらどんなことでも聞いてみるといい。ここで変な質問をしても落とされることなんてないので心配しなくていい。
そんなことで落とすような会社だとしたら器が小さいし、自ら疑問を生み出す社員がいると困る会社(ブラック)ということだろうから、落ちて正解である。
質問するということは社会に出てからもかなり大事なスキルになる。
疑問を持って仕事をするのとそうでないのでは、仕事の懐の深さに差が出る。
懐の深い仕事ができる先輩は1年目の自分から見ても頼られているし、一目置かれている。
面接をするときにも最後に必ず「何か質問はありますか?」といわれることが多いので、気になることは必ず聞こう。ただ、面接まで進んでから説明会で言ったようなことを聞くと印象が悪いので、質問のチョイスもかなり重要。

③世の中の動向を知れ
今時新聞以外にも世の中の動向を知る方法はいくらでもある。
ニュースアプリしかり、twitterしかり、就活サイトもそうだし、就活を終えた先輩でもいいだろう。
世の中のホットな話題に対して、自分なりの考えを持っていることがだいじなのだが、それはなぜかというと、企業から「自主性」を求められているから。
世の中の課題に対して解決策は一つではない。
あなたがその問題をどうとらえているのか、どうしたらいいと思うのか、どういう世の中になってほしいのか、そのために自分ができることはなにか、そして企業としてできることは何か、このくらい考えてほしい。
前にも言ったが、自分の考えをはっきり持っているひとはかなり魅力的に映る。上の世代は自分の考えよりも上司の言うことに従っておけと言われた世代。
多様性が叫ばれている昨今は自分の考えを表現できない者は存在感が足りない。(ギラギラしておけばいいと思ってるのは勘違いだからな?)
どんな考えを持っていてもいたとしても、その根拠や理論がしっかりしていれば採用担当者の目に留まるはずだ。

とりあえず、2月中は頑張ってもこのくらいしかできないだろう。というかこれをやりまくるほかない。
きょうは

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