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IMF財政局長から学ぶ世界情勢と物価高対策:日本経済新聞 No.20

経済について理解を深めることは
世の中の動向を読み解くこと
💖


はじめに


この投稿は

私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀


インフレ対策と価格抑制で懸念される副作用について


現在の世界情勢の乱れから
生じている経済のインパクトは

私たちの想像以上かもしれない

ロシアとウクライナとの戦争が
トリガーになって、さまざまな問題が
間接的に明らかになり

その影響が徐々に実態経済に
数字となって表れていることが
最近の動向であると考えられる

今回の内容としては

IMF財務部長が述べている見解を
理解して、情報整理をしていきたいと
思っている次第である💗

国際通貨基金でお仕事をされている方の
お話に間違いはないだろうと信じて…

今回の投稿作成にあたって
参考にした記事は、以下である📰

国際通貨基金(IMF)は先進国が相次ぎ導入するガソリンや食品の価格抑制策に警鐘を鳴らした。価格上昇によって需要がおさえられる市場原理がうまく働かず、さらなる国際価格の上昇を呼ぶ副作用があるという。財政局長を務めるビトール・ガスパール氏に聞いた。
 ――先進国のインフレに対する政策対応はどうあるべきでしょうか。
 「最大の関心時はエネルギーや食料価格の高騰から弱い家計と企業を守ることだ。そのためには対象を絞った一時的なスキームが必要になる。理想的には現金給付の形態が望ましい。社会的セーフティーネットが発達し、情報システムの整った先進国であれば対象を絞ることができる」
 「価格の抑制策は特定の状況で正当化されるかもしれないが、この場合は政策介入が一時的であることが非常に重要だ。国際的な価格から永続的に乖離(かいり)するようなことがあってはならない」
 ――日本はガソリン価格の抑制策を導入しています。
 「私たちの考えは、この問題に取り組む最良の方法が脆弱な家計に的を絞った一時的な支援であるということだ。日本の制度の詳細を知らないので判断はできないが、日本を外から見ていて最も印象的なのは、ほかの国と同様にエネルギーや食料価格が上昇しているにもかかわらず、全体の物価上昇率が非常に低いということだ」
 ――インフレは特に新興国経済にとって逆風になります。
 「低所得国の家計では家計支出に占める食品の比率が30~60%と高く、その価格は非常に重要だ。ロシアのウクライナ侵攻は小麦など主食の国際価格に影響を及ぼした。しかも低所得国は財政的に大きな制約を受けている」
 「世界的なサイクルが金融緩和から金融引き締めへと移行するなかで高い債務水準という新興国の脆弱性が増幅される。我々の評価によれば、所得の低い途上国の60%が債務危機か、または債務危機の高いリスクにさらされている」
 ――新興国の債務問題に取り組む20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議は機能低下が懸念されています。
 「債務だけでなく、気候変動や開発支援など国際協調が必要な分野は数多くある。食料とエネルギーの安全保障、貧困と飢餓の撲滅、パンデミック(世界的大流行)対策など、世界はグローバルな協力を必要としている。G20が世界的な協調行動が行われる最も重要な場の一つであることに変わりはない。世界全体にとって極めて重要なことは、まず戦争を止め、平和を取り戻すことだ」
(ワシントン=高見浩輔)

2022/04/28 日本経済新聞 朝刊 5ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか?

財政局長を務めるビトール・ガスパール氏の
見解について、整理していきたいと考えている


まず、先進国のインフレ対策についてであるが

エネルギーや食料価格の高騰から相対的に
弱い立場にある家計と企業を守ること

最大の関心事であると述べている🌟

また、これを実現するための
政策としては、応急処置のように
対象を限定した政策が必要としている

理想的には現金給付の形態が望ましいようだ💰

社会的セーフティーネットが発達し
情報システムの整った先進国であれば
対象を絞ることができるため
実現できる確率は相対的に高くなるだろう💖

経済において、長期と短期を分けることは
とても大切なことである

価格の抑制策といった短期的な政策は
特定の状況で正当化されるかもしれない


すなわち、政策介入が一時的であることが
非常に重要であるということは
市場の原理によって説明される

しかし、長期的においては
政策の非効率によって生まれた
市場のゆがみや死荷重的損失が蓄積して
また新たな懸念材料になりかねないからである


また、今回の論点は
世界経済レベルであるので

国際的な価格から永続的に乖離するような
ことがあってはならない
ということが懸念事項であるという見解を
心得ておくことが望ましいだろう

私が一番関心をもった内容であるが

日本はガソリン価格の抑制策を導入している
ということに対する見解として

この問題に取り組む最良の方法が
脆弱な家計に的を絞った一時的な支援である
言及されていることを理解した

そして、何よりこのフレーズがすべてであり

日本を外から見ていて
最も印象的なのは、ほかの国と同様に
エネルギーや食料価格が上昇しているにもかかわらず全体の物価上昇率が非常に低い
ということである

この文章が、いまの日本経済の現状を
説明していることに他ならない

まだ盤石な経済体制や
安定した物価調整ができていない可能性の高い
新興国にとったら、このような影響は
より大きく顕著に受けてしまうかもしれない

そのような国に対する支援や協力体制も
こんにちにおけるグローバル経済において
大切なことであると考えている💛

まとめとして、世界は
グローバルな協力を必要としている

食料とエネルギーの安全保障
貧困と飢餓の撲滅、パンデミック対策などを
中心として、さまざまな問題に直面している

G20は、世界的な協調行動が行われる
最も重要な場の一つであることに変わりはない
これら国家がうまく連結して
現状改善のためにしっかり機能するためにも


まず戦争を止め、平和と秩序を
取り戻すことが先決かもしれない👍

最後までご高覧ありがとうございます!


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が


ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!


お気軽にコメント、いいね「スキ」💖

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今後とも何卒よろしくお願いいたします!



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