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Kenji ー佐原賢治ー
2021年7月14日 18:56
7/14(水)の日本経済新聞から、『「普段着の日本語」学ぼう 哲学者が説く 論理力の鍛え方』。 SNSなどのソーシャルメディアを通じ、背景や前後の文脈が分からないままに断片的な言葉が流通し、広がっていくことで、言葉と言葉をつないで理解、議論する論理能力が低下していくことを危惧しています。 そうした断片的な言葉は「共感」か「反発」のいずれかしか生み出しません。「共感」は人間が持つ大事な能力の
2021年7月6日 06:57
本田哲也氏著『ナラティブカンパニー 〜企業を変革する「物語」の力』。筆者は、昨今耳にすることが多くなってきた「ナラティブ(Narrative)」という言葉を「物語的な共創構造」と定義しています。本書は、より多様化し、社会意識が高まった消費者から選ばれる企業には消費者や株主、従業員が共感する「こういう社会だったらいいよね」という理想があり、人はその理想に自分の物語を重ね合わせ、その企業の商品
2021年1月10日 13:28
米山茂美著『リ・イノベーション ー視点転換の経営』(日本経済新聞社) 新しい製品やサービス、事業システムの開発を通して、新たな社会的・経済的価値を創造する「イノベーション」に対して、本書のテーマである「リ・イノベーション」は、既に存在する知識・資源を改めて捉え直し、そこに新たな価値や意味を見出すことを指します。 画像の鮮明さや操作性に競争軸があった家庭用ゲーム機に、「家
2021年1月2日 08:12
トヨタが掲げる新たなミッションは『幸せの量産』。(PRESIDENT ONLINEから)同社が昨年発売したFCV(燃料電池車)「MIRAI」は究極のエコカーと呼ばれていますが、価格が高く、水素ステーションの設置が進んでいないことから国内での販売は0.02%にとどまっています。これに対しトヨタは中核システムである燃料電池システムをトラックやバス、重機のメーカーに外販することで、 量産化を実現し
2020年11月20日 20:03
「テスラはエネルギーマネジメントで生まれた余剰電力を消費者同士で売り買いする社会を見据えている。エアコンを単なるハードとしては見ていない」(記事より) 新規ビジネスだけでなく、既存のビジネスにおいても戦略や方針を打ち出す時にはこういった"世界観"が不可欠です。 それは「Purpose(パーパス)」にも通じ、共に未来を目指す"仲間"の共感、共鳴を得る上で重要なのです。