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#アスリート

WEリーグの何が人を惹きつけるのか、女子サッカー新参者が考えてみた

WEリーグの何が人を惹きつけるのか、女子サッカー新参者が考えてみた

1.サッカーという競技の激しさと上手さ観に行けば必ず、WEリーグって凄いと思える。その要素として、第一に感じたのは【激しさ】。初めて生で観た日に一番強く感じた印象がそれでした。女子だからとかいう想像が全く覆る、バッチバチに激しい。熱い。相手が誰であろうと削るし、競り合うし、体を当てる。見ていて(ぅお..!!)とビビった記憶が何回もある。但しお互いリスペクトを持っているため揉めません。

次に【上手

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社会と断絶されるアスリート。社会と繋がるアスリート。

社会と断絶されるアスリート。社会と繋がるアスリート。

先日、学生アスリート向けの講演にて『社会と繋がるアスリートになる方法とは?』というテーマをいただいたので、そもそもアスリートが社会と繋がっている状態/繋がっていない状態って何だろう?という問いを立てて、お伝えする内容を組み立てていきました。

「社会と繋がるアスリート」ってどんな状態?
講演の冒頭、学生アスリートの皆さんに「アスリートが社会と繋がっている状態ってどんな状態?アスリートが社会と繋がっ

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アスリートが試合で勝つことと、毎朝ベッドメイキングをすることは直結している話

アスリートが試合で勝つことと、毎朝ベッドメイキングをすることは直結している話

仕事柄、アスリートの皆さんと会話させていただく機会が多いのですが、「アスリートが競技を通じて培っているのは技術や体力、精神力以外にあるのでは?」と感じる瞬間に多く出会います。

そして他でもない自分自身も、サッカー人生を通じて培われた1番の素養は「心技体」以外の部分にあったことを、現役を引退してから10年経った今実感しています。

一生懸命競技に打ち込んできたスポーツ少年少女は「プロになれる選手」

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中田英寿が描く社会貢献のあり方。「楽しくてカッコ良いものに」

中田英寿が描く社会貢献のあり方。「楽しくてカッコ良いものに」

「スポーツの力」を活用して社会課題に対する関心を高め、社会貢献活動の輪を広げることで社会課題の解決を目指す。

こういった思いのもと、2017年にHEROsは立ち上がりました。今年で5年目を迎えるこのプロジェクトの発起人は、元サッカー日本代表の中田英寿氏です。

なぜ、社会貢献活動を表彰される場や、アスリートが競技外の活動の幅を広げられる場を作ろうと考えたのか。スポーツ選手の価値や可能性、そして“

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オリンピックを終えたアスリートの方へ

オリンピックを終えたアスリートの方へ

オリンピックを終えた選手の皆さんお疲れ様でした。結果が良かった方も思わしくなかった方もいると思いますが、どの選手もここまで努力してきたことは素晴らしいことだと思います。

このようなタイミングでお話しするのは憚られますが、オリンピックに出たりメダルを取っても幸せになるとは限りません。東京五輪の残像という本があります。1964年に東京五輪に出場した選手を追跡取材しているものです。オリンピックの光があ

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日本のスポーツ界を「お金」と「環境」と「人」で成長させる

日本のスポーツ界を「お金」と「環境」と「人」で成長させる

今回のオリンピックで皆さんは何を感じましたか?スポーツの祭典と言っても各競技で思うことは大きく違うと思います。

金メダルを取り、結果を残せた競技、惜しかった競技、世界との壁を痛感した競技、オリンピック種目になれず、メジャー化を決意した競技、様々あると思います。

私もスポーツ現場に近い人たちと仕事をしているので、各競技へ凄まじい想いを持った人と沢山出会います。育成に力を入れよう、トップのレベルを

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広告業界→スタートアップを経て、スポーツのNPOを立ち上げた話。

広告業界→スタートアップを経て、スポーツのNPOを立ち上げた話。

今日の記事は、タイトルの通りご報告noteです!

2019年4月末に電通ライブを退社し、スポーツのスタートアップであるRevive Inc.に入社してからちょうど丸2年。

この度『アスリートと社会を紡ぐ』NPO法人izmを立ち上げました。

NPO法人izmは、プロスポーツ選手を志す少年少女たちや現役アスリートのポテンシャルを引き出し、彼ら彼女らの人生の選択肢を増やすことを目的とした団体です。

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It’s The Earth’s Lung|ベジェリンが58,617本の木をアマゾンに植える理由

It’s The Earth’s Lung|ベジェリンが58,617本の木をアマゾンに植える理由

この『SOCIAL ATHLETE MAGAZINE』では、ピッチ上に留まらず、社会というフィールドで活躍するアスリートの海外記事を和訳する形で、その取組みと思想を紹介していきます。

第一弾は、アーセナル所属のスペイン代表サイドバック・ベジェリン(Hector Bellerin)が取り組むOne Tree Plantedのプロジェクトについてです。

ファッションや社会活動に積極的に取り組むベジ

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「スポーツとエンターテイメントとプロ」についてアントニオ猪木さんのコラムから考えてみた

「スポーツとエンターテイメントとプロ」についてアントニオ猪木さんのコラムから考えてみた

元気ですか!(猪木調)

スポーツと法律、アスリートと著作権に関するインプットを続けるうちに出会った一冊『Q&Aスポーツの法律問題―プロ選手から愛好者までの必修知識』に、アントニオ猪木さんが寄稿したコラム「プロレスはスポーツか?」がある。

2012年に書かれたこのコラムがとても良い内容だったので、自分なりの考察も交えて今の日本スポーツ界及びアスリートへの提言として紹介したいと思います。

コロナ

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「アスリートに伝えたいこと」 元なでしこリーガー、ゆかサルさんインタビュー

「アスリートに伝えたいこと」 元なでしこリーガー、ゆかサルさんインタビュー

今回は「女子サッカー選手の平均年収を1000万円にする」という目標を掲げる、元なでしこリーガーで起業家のゆかサルさんにインタビューしました。
度重なる怪我で、24歳という若さで現役引退を余儀なくされるも、会社員を経て、現役引退2年後の26歳の時に起業するに至ったそうです。
現在は、メンタルコーチ、タレント、サッカー教室、ウェアのデザイン・販売に加え、アスリートのセカンドキャリア及びデュアルキャリア

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アスリートがSNSでファンを増やす方法

五勝出くんたちと「アスリートのためのソーシャルメディア活用術」を出してから、よく現役アスリートの方に「アスリートはどんな発信をしたらいいですか?」「こういう発信をしているんですが、いいと思いますか?」という質問をされるようになった。

基本的にこういうことを聞いてくる方は意識が高く、間違った発信をしている人はほとんどいない。とくに若い選手は発信がとても上手だ。

ただ、最近になって気づいたのだが、

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