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2023年5月の記事一覧

人前で話す時に出る”あがり症”を克服した話(前編)

人前で話す時、とても緊張しませんか?

子供の頃から、人前で話す際、なぜか顔が赤くなったり(頻繁だったので先生からりんご病を疑われました)、暑くもないのに異常に顔から背中から汗が出ました。しかも足はなぜだか震えている。
酷いと10人に満たない少人数でも症状が起きました。

それが今では100人以上の前でセミナーをしても、余裕を持って話ができるようになり、足の震えや汗が出るようなこともありません。

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「ペルソナを作らない」から始める「顧客理解」

「ペルソナを作らない」から始める「顧客理解」

はじめにペルソナを作る目的は、よく「顧客の理解」と表現されます。この言葉が間違っているとは思いませんが、抽象度が高い概念ゆえについビジネスの観点が抜けてしまう。その結果、ペルソナを作ることが目的になってしてしまう罠が潜んでいるかもしれません。

マーケティング業界では定期的に話題になるペルソナとは、名前や年齢・性別・居住地や嗜好性などを詳細に描くことで作り出す仮想の顧客像で、マーケティングやブラン

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「意味ある」事業・組織・経営イノベーションの三位一体化 ー「意味のイノベーション」の現在

「意味ある」事業・組織・経営イノベーションの三位一体化 ー「意味のイノベーション」の現在

先週、都内でストックホルム経済大学でリーダーシップ、ハーバードビジネススクールでデザインを教えるロベルト・ベルガンティによるワークショップと講演会を開催しました。ぼくは、この6年間、彼の「意味のイノベーション」のエヴェンジェリストとして活動してきましたが、やはり、全体の状況が変化することで「意味のイノベーション」の位置づけも変わってきました。

昨年8月、「意味のイノベーション」のワークショップを

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この時代には「なくてもいい」が必要なんだと思う

この時代には「なくてもいい」が必要なんだと思う

2020年6月。
デザイナーの友達数名と、あるプロジェクトを始めた。
名前は余日。「あまりび」と書いて「ヨカ」と読む。

週1回、夜オンラインで集まってお酒を飲みながら
「こんなものがあったらいいね」
とか
「くだらないけどあってもいいよね」
みたいな話をして、ちょっと深めて、コンセプトをこしらえて、グラフィックに落としては備忘録のようにTwitterのアカウントに垂れ流す。

便利、効率、生産性

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リズミカルは、エコノミカル。

リズミカルは、エコノミカル。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』に重版がかかった。

息の長い本で、もう刊行から10年以上が経ち、今回で33刷になる。それだけのむかしだから正直、書いたころのことはあまり憶えていない。いい機会なので本日、パソコンに残っていた当時のメモを掘り起こした。

当時のメモに、「リズミカルはエコノミカルに通じる」との文言があった。たぶん、本のなかには入れなかった話だ。自分でもまだうまく言語化しきれてい

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