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うたかたの日々

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個人的な日記みたいなものです。特にオチもないし、教訓もありません。
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#最近の学び

ポスト・トゥルース

ポスト・トゥルース

先日、いつも興味深い投稿をしてらっしゃる作家の牧野内大史さんのYouTubeチャンネルを見ていて、気にかかる言葉がありました。

因みに、こちらはワクチン関連について言及されていて、その界隈で今話題の内海さんの著書について話されています。

ぼくが気にかかった言葉は、「ポスト・トゥルース」という言葉です。

少し調べてみると、この言葉は2016年のオックスフォード英語辞典の選ぶ今年を象徴する言葉の

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人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。

人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。

太宰治の「右大臣実朝」という作品の中に、

平家ハ、アカルイ。(中略)アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。

という一説があり、吉本隆明さんの著作の中で、吉本さんが好きな言葉だと紹介されていた。

ぼくは吉本隆明さんの名前は知っていましたが、その著書をちゃんと読んだことがありませんでした。

2021年6月の今、一見すると社会は、常にマスク着用が半ば強制的に推奨され

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勝手に他人に期待しない

勝手に他人に期待しない

最近、マインドフルネスと脳科学の関係に興味を持っている。

マインドフルネスとは、瞑想から特定の宗教色を薄めて、ストレスの軽減や集中力の強化などを目的に、欧米社会で再解釈されたものをマインドフルネスと呼ぶのだそうだ。

ぼくはどちらの分野の専門家でもなく、興味を持っていくつかの本を読んでみたり、YouTubeにある誘導瞑想にしたがって瞑想してみたりしているだけなので、正誤に自信はないが、マインドフ

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一度、騙す側に回ってみては?疑うことの意味について

何年か前、とある商売をする為に、いくつかの小さなフリーペーパーやweb媒体にインタビュー記事を載せて貰ったことがある。

すると、何人かの知人から、「載ってるの見たよ!凄いね!」と声をかけられた。
凄いね!と言われれば、ひねくれ者のぼくだって、そりゃあ、悪い気はしない。

インタビューして貰い、別の場所に移動して、またインタビューなんて、忙しくしていたら、まるで芸能人みたいだな、と思って調子に乗っ

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橋の上で、通りすがりのおっさんに「ケセラセラ」と囁かれた。

橋の上で、通りすがりのおっさんに「ケセラセラ」と囁かれた。

人はネガティブなものに飛びついてしまう、らしい。
だから、「〇〇はヤバい」とか、「〇〇はオワタ」とかのブサイクな文言に引き寄せられてしまうのだとか。

ぼくもこのままいくとマズイんじゃないか、という漠然とした不安がある。
でも、果たして本当にそうなのだろうか?

人生の進み方を理詰めで捉えようとする人がいる。全てを計画的に、勤勉に。
その規律、克己心に本当に頭が下がるし、そういう生き方のできる人を

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いつも誰かがうらやましい、そんなあなたへ

いつも誰かがうらやましい、そんなあなたへ

ぼくの中には、どうにも性格のひん曲がった奴がいて、どうしても品行方正な考え方、やり方ばかりしていると、ああもう限界じゃ!となってしまいます。

といっても、盗んだバイクで走り出すわけにもいきませんので、ぼくと似たような、ひん曲がった性格をお持ちと見受けられる方の本を読んで、そうそう、それそれ、わかるわ〜、とひんまがった性格の持ち主はぼくだけじゃないんだなぁ、と孤独を癒やしています。

失礼ながら、

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祈りにも似た行為

祈りにも似た行為

誰しも、なにかうまくいかないなあ、と思う時があると思う。

今あなたがそんな思いを抱えているなら、あなたのお役に立てるかは分からないけれど、少しの時間、このnoteを読んでみて欲しい。

僕はサッカーの記事を読むのが好きだ。
どんな記事が好きかというと、選手達がどう逆境を抜け出したのか、つまり選手達の苦労話が好きなのだ。

サッカーに限らずスポーツの世界は栄光と挫折の比率で考えると、選手達は挫折の

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20年前の自分へ、20年後の自分から②

20年前の自分へ、20年後の自分から②

20年前の愚かしい自分へ、20年後の愚かしい自分から、何か助言することがあるかを考えてみた。

最近、僕は若者に対して腹を立てることが多くなった。
ただただ、反省である。
それこそ衰えの兆しではないか。

自分のことに勝手に夢中になっていれば良いのだよ、自分と。

とはいえ、20年前の自分がこんなことを知っていればと思うこともなくはないので、今日もそれについて考えてみたいと思う。

自分の気持ちの

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20年前の自分へ、20年後の自分から①

20年前の自分へ、20年後の自分から①

新年度を迎えて、「新社会人がやるべきこと〇選」とか、「新社会人が守るべき〇選」というのをYouTubeやSNSで良く見かけるので、試しに僕が新社会人の方々に、これはこうしたほうが良いよ、と伝えられることがあるのかと考えてみたが、なかった。

なので、20年前の愚かしい自分へ、20年後の愚かしい自分から何か助言することがあるかを考えてみた。

最初に断っておきますが、下記はあくまで僕の人生経験、人生

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正義感は厄介な代物

正義感は厄介な代物

少し前に、電車の中でこんな光景に出くわした。

小学校3,4年生くらいの女の子が、車内に乗り込むなり、窓をガーと大胆に開け放った。

それまでも換気のアナウンスに従って、車内の窓は開けられていたのだが、寒さの厳しかったその頃、窓の開き具合は申し訳程度だった。

何故、女の子は寒空の中、電車の窓を大胆に開け放ったのだろうか?

正確には分からないが、恐らく学校なり家なりで、換気を口うるさく言う人物が

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あじのある顔

あじのある顔

右耳の付け根の下辺りに赤くなった傷がある。

文字にすると、なんだかかっこよさげに見えるが何のことはない、顔の輪郭にニキビが出来て、それを髭剃りでやむなく削っているうちに消えない赤い傷になってしまったのだ。

自分だと見え難い箇所なのだが、鏡から少し離れても傷の赤さが目につく。
多分、この傷、もう一生消えないような気がする。

顔に傷が出来て落ち込む度に、僕はある映画の台詞を思い出す。

もう何回

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計り知れないこと

計り知れないこと

ちょっと陰謀論的な話になりますが、今回のコロナ禍を利用して、デジタル管理社会が到来する、という都市伝説がある。

コロナ禍の前から諸々の都市伝説好きとしては、今回のコロナ禍は笑えない事態となってしまった。

ワクチンにも様々な噂があり、ワクチン接種で人を選別するとかなんとか…。

まあ、iPhone片手に家族と散歩しながら火災保険の話をした後に、YouTubeを開いたらサクッと火災保険の広告が出て

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